雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

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ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

 上手い。絵も上手ければ話の作りも上手い。悪意の排された、ほのぼのとしたギャグが全体的に多く、ワンパターンな落ちや投げっぱなしにして読者が萌えるがままに任せる作品が驚くほどに少ない。堪能した。登場人物の大半が嘘を吐けない、というのも素晴らしいと思った。
 ところで、読んでいて著者本人にお会いしたことがあるかもしれないと気付いた。記憶を探ってみると「うめという名前でイラストを描く仕事をしています」と挨拶されたし、お会いした状況を鑑みるに、やはり本人だったかもしれない。と、ここまで思い出して衝撃を受けた。やはり漫画は作家の人柄や人格で描かれるものなのかもしれない。