雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

882『食卓にビールを3』

 いやあ、面白かったなあ。
 脱力系日常SFのシリーズ三作目。ファンタジアバトルロイヤルに掲載された二編に書き下ろし六編を加えた連作短編。このシリーズの一作目を読んだときは、何処がSFなのか、何が面白いのかあまり分からなかったが、つまり、この何処までも続くゆるーやかで、おだーやかで、ここちよーいテンションを楽しむ作品なのだと気づいた。それに各所に散りばめられている小ネタらしきものは、きっとSFファンなら分かるものなのだろう。こういう小説が書きたい!