雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

941『クリスマス上等。』

クリスマス上等。 (MF文庫J)

クリスマス上等。 (MF文庫J)

「まさかな……?」と思いつつ読み進めていって、終盤でまさにその通りの真相で逆に驚いた。どうしてこの作品が、ミステリ系やSF系サイトで話題を呼んでいないのだろうか。ライトノベル系サイトにおいてドタバタ感やボーイ・ミーツ・ガール感が評価されていたので、てっきり最近よくあるライトノベルかと思ったら、そんなことは全然なかった。いや、実際、作品の九割はサバイバルしていたり、バトルしていたり、ドキドキしていたり、そんなのばっかりなのだが、残りの一割はまぎれもなく、あーあーあー、言えない、ネタバレになってしまう。
 果たして作者が意識して、この結末にしたのかとても気になる。狙っていたのだとしたら、今後『涼宮ハルヒの憂鬱』や『ガンパレードマーチ』と同種の展開を辿るのではないだろうかと空想してしまう。私、気になります。