雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

『狂人の部屋』

 面白かったー。久しぶりに骨のある本格ミステリを読んでしまった! という気分です。堪能堪能。感想はこちら

もう、最後のツイスト博士による解決が凄まじいのだ。パタパタと音を立てるように謎が、難攻不落の謎が何でもないことのように倒れていくのだ。そして開かれる新世界。思わず立ち上がってしまったぐらいだ。最後の数行の、身の毛もよだつような怪奇幻想も素晴らしかった。

 以下、感想リンク。やはりシリーズ最高傑作と名高い作品であるだけに、高く評価している方が多かったように思います。

本書のミソはもちろん、作中で起こったすべての謎に対して、実にすっきりした解決を見せているところである。本格だから当たり前のことではあるが、とにかく痒いところに手が届く謎解きというか、これにはカーというよりクイーンを連想するほどであった。伏線も恐ろしいほどきっちりと張られており見事の一語。特に予言の謎についてはやられました。

http://chapcolo.blog97.fc2.com/blog-entry-1081.html

丁寧にちりばめられた伏線もキッチリ収まり、また、あえて解決されなかった謎も、いい味付けになっている。
完成度なら、現時点で翻訳されたアルテの中でも№1だと思う。

http://blogs.yahoo.co.jp/iizuka3803/49500431.html

本作にももちろん動機はあるが、おいらのこだわりから言えば
もう少し書き込んで欲しかったなあという感が残る。

http://plaza.rakuten.co.jp/228cents/diary/200707040000/

複数のロマンスが展開されたりといろいろな趣向たっぷりです。
この人とこの人がカップルと思って読み進んでいくと、あら、今度はこの人と?という感じなのでちょっと人間関係が入り組んでいます。

http://www.casebook.jp/mt/archives/000617.html

いやー、面白かった。グイグイ引きこまれるような感じで一気読み。邦訳されているアルテ作品のなかでは間違いなくベストでしょう。

http://blog.livedoor.jp/akiduki_kouta/archives/51026561.html