雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

FB Online更新

 ファミ通文庫のオンライン雑誌FB Onlineの10月号が公開されました。

いちばん面白かったのは

「夏のトレジャーハントキャンペーン」と称して以前に行われたらしい、ファミ通文庫の刊行物に登場するキャラクタの人気投票の結果発表は良かったですね。ただ単に人気キャラクタが分かると言うより、ライトノベルが比較的キャラクタに依存した小説だということを考慮すると、上位に入ってきているキャラクタを擁するシリーズこそが人気だったり売れていると考えることができるように思います。
 以下、一覧化してみました*1

順位 キャラクタ名 登場作品名
1 乱崎凶華 狂乱家族日記
2 木下秀吉 バカとテストと召喚獣
3 タナロット まじしゃんず・あかでみい
4 天野遠子 “文学少女”シリーズ
5 エーネウス まじしゃんず・あかでみい
6 神庭美冬 学校の階段
7 吉井明久 バカとテストと召喚獣
8 ガーゴイル 吉永さん家のガーゴイル
9 乱崎月香 狂乱家族日記
10 プチ凶華 狂乱家族日記

狂乱家族日記』と『まじしゃんず・あかでみい』の強さもさることながら『バカとテストと召喚獣』は注目に値すると思います。日日日のように目立ったかたちでデビューしたり、榊一郎のようなベテランでもなく、井上堅二は今年の2月にデビューしたばかりの新人ですからね。そう言えば、2007年上半期ライトノベルサイト杯でもシリーズ部門において1位でしたし。いま、ファミ通文庫で最も注目に値する作家かもしれません……とか言うと、熟練のライトノベル読みには「とっくに注目してんだよ!」と言われそうです。

ところで今月の刊行物に

吉永さん家のガーゴイル 13』と『学校の階段 7』があります。どちらも人気投票において10位内にキャラクタがいます。それなりに人気のシリーズと言えるでしょう。
 しかし今月の『FB Online』の特集はうえの2作ではなく『鋼鉄の白兎騎士団』と『キミキス』です。どちらも人気投票の10位内に入っていません。そう言えば、先月に特集が組まれた『私のKnightになってよネ!』も人気投票内では見かけません。

以上を考慮すると、

 もしかしすると今現在は人気がないけれど、これから人気が出そうだったり、編集部がプッシュしたいシリーズが特集に選ばれるのかもしれません。
 これってふつうの雑誌では出来ないことですよね。ザ・スニーカーが涼宮ハルヒを何度も表紙に起用していたり、ふつうはやはり人気のあるシリーズを表紙や巻頭、特集に持ってくるような気がします。
 いやー、やっぱりいいですね。オンライン雑誌。
 秋山真琴は『FB Online』を応援しています。

*1:怒られたら消します。