雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

かとりまさる『しおんの王』読了記録

1巻

しおんの王(1) (アフタヌーンKC)

しおんの王(1) (アフタヌーンKC)

 この本を読むために別のネカフェに入りました。
ハチワンダイバー』が迫力で押し切るバトル成長物だとしたら、こちらは静かな熱気で盛り上げるタイプですね。5巻までしか置いてなかったので、読み終えたら帰宅して寝ます。

2巻

しおんの王(2) (アフタヌーンKC)

しおんの王(2) (アフタヌーンKC)

 紫音かわいいよ紫音。いやいや、とても面白いです。これはこれでいいですね。1巻にはけっこうあった対局CHECKというコラム的なものが激減していたのがやや残念。

3巻

しおんの王(3) (アフタヌーンKC)

しおんの王(3) (アフタヌーンKC)

ハチワンダイバー』の少年漫画的ノリの対局も悪くないですが、こういう対局の方が好きかもしれません。
 いかなる場面においてもいかなる瞬間においても、おれがいちばん最高に最強に格好いい。そう思って指す限り負けないだろうなと思う一方、その自信を得るのに必要な代償を思うと気が滅入りますね。1巻のときに比べて、絵も上手くなっているように思います。読み手に将棋を好きにさせる、とてもいい漫画ですね、これ。

4巻

しおんの王(4) (アフタヌーンKC)

しおんの王(4) (アフタヌーンKC)

 気がついたら読み終えていました。感想はありません。

5巻

しおんの王(5) (アフタヌーンKC)

しおんの王(5) (アフタヌーンKC)

 面白かったです。色々な漫画を触れた今日一日の終わりに相応しい、熱気の篭もった作品でした。
 強い作品が好きです。強いキャラクタが描かれている作品が好きです。彼らは人生の優先順位を明確に定めていて、自らを厳しく律しています。と言うか、優先順位がしっかりしていて、譲れないものを持っているがゆえに強いのだと思います。『ハチワンダイバー』では負けて涙を流して、そこから這い上がっては、また落ち、そしてまた上るという作品だったように思います。『しおんの王』については、まだまだ挫折の猶予がありますね。紫音は、まだまだ強くなれると思います。続きが楽しみです。