雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

平山夢明『他人事』

他人事(ひとごと)

他人事(ひとごと)

 キッチュ極まりない掌編集でした、平山夢明『他人事』。吐き気を催すほどの力作群。以下、感想抜粋。全文はこちら

 恐怖に慄く人間の表情を、ここまで言葉で表現できる作家はいないだろう。「たったひとくちで……」などはタイトルを目にしただけで落ちが予想できてしまうような、ワンアイデアの作品だが、それでも読ませに読ませてくれるのだ。読者を惹きつけて止まない、暗黒のパワーが渦巻いているように感じられた。

 以下、この本を読んだ他のひとの感想。

 今回の短編集はより不条理性が強まり、ゆえに読んだ者の頭脳に長く強烈に焼き付くことだろう。

http://d.hatena.ne.jp/pnu/20071029/p1

 無意味で理不尽な暴力に彩られた14の話が入った短編集。
 生きている人間の足を金挽鋸で切断し、子宮を鋏で切るなど、グロテスクな描写がかなりある。

http://d.hatena.ne.jp/chiyodaku/20071030

 小説を読む醍醐味、“今ここにないもの”を受け取ることが存分にできる。

http://d.hatena.ne.jp/architect/20071031/p2

 さすが、とうなるしかない、そんな1冊であった。

http://d.hatena.ne.jp/mike-cat/20071112

 平山夢明の最新短編集は相変わらずブッチギリの胸糞悪さで最低で最高だ。

http://d.hatena.ne.jp/analjustice/20071121