雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

2009年8月17日 - 2009年8月23日の読書メーター

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1311ページ

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

思ったことが、すぐ、口に出てしまう、元気いっぱい小学生・千早。彼女が転校生、綿谷新にかるたに誘われたときから始まる小学生かるたストーリィ。何よりも、登場人物の小学生っぷりが大変よい。小学校特有の閉塞感・焦燥感が漂う中、子どもたちだけが、それに気づかず元気いっぱい全力全開なのだ。主人公が子どもという点において、なんとなく『3月のライオン』や『しおんの王』を連想。これも、巻が進むたびに、千早が頭角を現して、天才小学生とか言われるのかも。
読了日:08月18日 著者:末次 由紀
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063192393

ちはやふる (2) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (2) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (2) (Be・Loveコミックス)

って、ええええ!!!?? 天才小学生かるた漫画と思いきや、卒業しちゃったよ! それどころか、中学生編はすっ飛ばして、一気に高校生編! かるた業界はよく知らないけれど、もしかしたら小学生や中学生で強いのは、さすがに例がなくて、現実感が薄いから、高校生にさせたのかも。しかし、高校生になっても、千早は元気いっぱいで安心した。
読了日:08月18日 著者:末次 由紀
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063192458

ちはやふる (3) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (3) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (3) (Be・Loveコミックス)

敗北、苦悩、迷走、挫折。そして、その後に来る突破、成長。しかし、その為の布石とは言え、100ページの衝撃は大きかった。かるたに限らず、勝負や試合は、ときにひとに様々なものを失わせることを要求させる。千早は、あのシーンを乗り越えることが、仲間のちからで出来たけれど、もし出来なかったら、きっと彼女は、かるたと共に新と太一を失い、独りになってしまっていたのではないだろうかと思った。後、終盤の、肉まん君の独白も切実。「ああ、師匠。もっと、練習してればよかったよ。勝ちたいよ」には思わず涙が滲んだ。乗り越えろ、肉まん。
読了日:08月18日 著者:末次 由紀
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063192520

ちはやふる (4) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (4) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (4) (Be・Loveコミックス)

全国大会編、明かされる新の過去、綿谷名人の死、そしてクイーンの顔見せ。今回の見所は、誰が何と言おうと綿谷名人の、孫に対する溢れんばかりの愛。特に発作で病院に運び込まれた後の展開は、涙がボロボロ出た。孫を見守る静かな笑みの、なんと穏やかなることよ。終盤付近、吉岡先生なる人物が新のかるたをして「綿谷先生にまた会える」と称した場面にも、また涙。「じいちゃん、おれ。かるたが好きや」俺はお前が好きだーっ!
読了日:08月18日 著者:末次 由紀
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063192598

ちはやふる 5 (Be・Loveコミックス)

ちはやふる(5) (BE LOVE KC)

ちはやふる(5) (BE LOVE KC)

クイーンとの一騎打ち編。やはり、この漫画は、敗北して、それを乗り越える漫画だ。考えてみれば、千早は、新に負けたところから、かるたを始めた。真島も負けたし、かなちゃんも、肉まん君も、机君も敗北を知って、眼前に立ちふさがる大きな壁をよじ登るようにして強くなっていっている。B級の決勝戦もそうだった。しかし、真島太一よ、と思う。君は、泣いていいのだ。全力を懸けていないから泣かないという矜持こそが、己を強くするのだと君は分かっているけれども、それは泣いちゃいけない理由にはならない。泣いて、涙をこぼして、そして強くなれ!
読了日:08月18日 著者:末次 由紀
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063192660

月光条例 5

月光条例 5 (少年サンデーコミックス)

月光条例 5 (少年サンデーコミックス)

げっこう、エンゲキブ、ハチカヅキに続くメインキャラであるトショイインと長靴を履いた猫の猫・イデア、ついに登場。勿論、意図的に描いているのだろうけれども、イデアがあまりに嫌なキャラで、読んでいて「うーん?」と何度も首を傾げてしまった。今までの藤田和日郎作品では、悪役すらもいいキャラだったのに、どうしたのだろうか。そのうち、いいキャラに化けるのだろうと期待を抱くことにする。猫だけに。
読了日:08月18日 著者:藤田 和日郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4091220185

バクマン。 4 (ジャンプコミックス)

バクマン。 4 (ジャンプコミックス)

バクマン。 4 (ジャンプコミックス)

サイコーとシュージンのコンビ解消。そして金未来杯。読んでいる最中は全体的に面白かったような気がするが、振り返ってみると一度も思わず泣いてしまうことも、拳を握ってしまうほど緊張することもなかった。そういうことを考えると、人間の根本的な部分や感情に訴える面白さではなく、冷静に、計算され尽くした、自己を客観的に観続けられる面白さなのかもしれない。そういうことを考えると、もう読むのを止めてもいいかもしれない。
読了日:08月19日 著者:大場 つぐみ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4088747194

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

獅子王戦挑戦者決定トーナメント編。3巻になって、いきなり大人の棋士が出てきたような気がする。今までは零君の天才性が発揮されうるような勝負しか描かれていなかったけれど、大人の大きくて重い一撃に、零君が軽く吹っ飛ばされるのを見て「やっぱり、大人はこうじゃなきゃな!」と感涙。後、先生の「一人じゃどうにもならなくなったら、誰かに頼れ。──でないと、実は、誰も、お前にも、頼れないんだ」は名言。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4592145135