雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

debris『黒い煙と青い空』をプレイしました

 シャープな筆致でありながら、透明感のある文章を書かれる森皿さん冬コミ新作『黒い煙と青い空』をプレイしましたので、ひとつ感想でも。
 サイトにもタイトル以外、何も情報が記載されてないので、真っ白な気持ちで読んだのですが、いやあ、面白かったです。ざっくりと言うと、龍という存在が現実と幻想の中間にいて、その龍からもたらされたちからを用いて人型ロボットが活躍する、ライト・ファンタジィです。主人公が龍を崇める国の少年兵で、強力な帝国に攻め込まれているという図から『皇国の守護者』を思い出しましたが、主人公が若いこともあってもう少し青い感じです。どちらかと言うと、性格を考えると『スカイ・クロラ』に近いかもしれませんね。
 プレイ時間は計っていませんが30分程度、かな。中編を読む気持ちで読めました。
 けっこういいところで終わっているので、このまま終わりでもいいかなと思う一方、彼らのその後を知りたいな、とも。続いてくれると嬉しいなと思いながら、森皿さんのいつも策略にはまっているような気もします。終わっていない続き物がいっぱい!

1月3日追記

 ずっと考え続けていて、ふと気づきました。
 頭のなかで映像化しやすい文章なのです。あるいは、場景を思い浮かべやすいと言えばいいのか。漫画作品や映像作品を連想したのは、そのためかもしれません。