雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

8月の読書メーター

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1988ページ

曲矢さんのエア彼氏 (ガガガ文庫)曲矢さんのエア彼氏 (ガガガ文庫)
電子文庫パブリiPhoneアプリで読んだ。『樹海人魚』の続きが出ないなあと思っていたら、まさかの新シリーズ。慌てて読み始めてみたら、安心の、中村九郎クォリティ=読みにくいこと、この上なし! いつも通りの詩的な空想と、詩的な文章を楽しもうと思ったら、現実的な仕掛けがあって、思わずそのギャップに驚いた次第。しかし、曲矢さんの下の名前がサンノだなんて、桜庭一樹と肩を張れるレベルのネーミングセンス。さすが我らが中村九郎
読了日:08月05日 著者:中村 九郎
神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)
稚拙な文章、完成度の低い終末観。これが大賞なのかと思いながら、読み進めて行って、終盤の怒涛の超展開で度肝を抜かれた。その後、あとがきに「なにか、奇跡のようなものが書きたかったんです」とあって、なるほどと理解。確かに、この作品は「奇跡」を書くためにあり、そのために色々なものを犠牲にしている。その姿勢はありなのかもしれないと思わないでもない。しかし2巻を手に取ることはないだろうな。
読了日:08月09日 著者:入江 君人
「株のしくみ」がよくわかる本―株価の読み方・銘柄選びからネット取引の基本まで (PHP文庫)「株のしくみ」がよくわかる本―株価の読み方・銘柄選びからネット取引の基本まで (PHP文庫)
入門者向け用語辞典のような。しかし、この手の本は、複数読まないと駄目だろうなと思った。きっと、この著者の根幹には「いずれ高くなるであろう株を、安い今のうちに買っておいて、数年後に10%か20%くらい利益が出ればOK」を鉄則と考えている気配が見受けられた。
読了日:08月09日 著者:西野 武彦
うちのメイドは不定形うちのメイドは不定形
自らを「私たち」と呼ぶ、クトゥルーせかいの登場人物が、メイドになって青少年の元に登場するという、言ってしまえばそれだけの話。小ネタの濫用が、やや鼻についたけれど、全体的に小奇麗にまとまっていたかな。びっくりしたのは、イラストの量。一般的なライトノベルの2倍か3倍くらいは挿絵があったような気がする。
読了日:08月16日 著者:静川 龍宗
「ミニ株投資」の基本がわかる本 2、3万円からできる「かしこい買い方・売り方」 (PHP文庫)「ミニ株投資」の基本がわかる本 2、3万円からできる「かしこい買い方・売り方」 (PHP文庫)
同じ著者の『「株のしくみ」がよくわかる本』を読んだので、続けざまに読んだのだけれど、失敗だった。実際にミニ株について説いている部分は、だいぶ少なく、全体的には株に向かい合う姿勢について、「株のしくみ」〜と、ほぼ同等の内容だった。
読了日:08月21日 著者:西野 武彦
境界線上のホライゾン〈3 上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)境界線上のホライゾン〈3 上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
だいぶこのせかいと登場人物に馴染んできたような気がする。1巻や2巻の登場人物を、ときどき挿入してくれるのも、記憶をリフレッシュする効果があって素晴らしい。まあ、そんなことより687ページから689ページだ。基本的にはOSAKAが、川上稔作品ではいちばん好きな秋山にとって、この言葉の乱打による戦闘描写は、久々にゾクゾクした。「──結べ、蜻蛉切」『御了解──』
読了日:08月31日 著者:川上 稔

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