雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第285回秋葉原水曜日の会レポート

 ボドゲがしたいよう、したいんじゃよう、と呟いていたら「水曜日だし、水曜日の会があるよ」と教えて頂き、単身、乗り込んで参りました。通称、秋葉原水曜会。
 仕事をさくっと終わらせて18時半に会場入り、20時半まで2時間だけプレイ。

ボーナンザ テレボーン


 ボーナンザの拡張版。とは名ばかり、と言ってしまっても差し支えないでしょう。ボーナンザのカードを使用した、まったく異なるゲームでした。初プレイ。
 ボーナンザと言えば、手札が並び替えられないことと、他のプレイヤとの交渉が肝のゲームですが、驚くべきことに、手札は並び替え自由ですし、交渉は、そもそも不可でした。その代わり、畑ごと強制交換できたり、3つの畑に散らばった作物を1つ畑にまとめたり、不自由で窮屈な*1ボーナンザとは比較にならないほど、自由自在で変幻自在でした*2
 ルールを聞いた時点で、長考し始めると際限なく考えられるなあと思ったので、なるべく長考せず、さくさくプレイを心がけました。恐らく戦略としては、強制交換を許さない畑を育てるプレイと、どんどん回して小銭を稼ぐプレイの2種類があるのかな。前者は他人とプレイしている感に欠けるように思われたので、後者のスタイルを採ったのですが、いやはや難しいものですね。機会があれば、また挑戦したいですが、ちょっと重いですから躊躇しそうでもあります。

バス・シュティッヒ


 このゲームがあれば、他のトリック・テイキングは不要。と称えられるほどに完成度が高いらしいカードゲームだそうです。初プレイ。
 これは実に面白かったです。正直、最初の2ラウンドは、まったく理解できず、翻弄される一方だったのですが、こてんぱんにやられてから一筋の光明が差し込むように、さっと理解できました。いやあ、これは奥深いですよ。最初に『あやつり人形』をプレイして「おおおおお、これは面白いぞ! まったく勝ち筋が見えない!」と喝采を挙げたことを思い出しました。
 帰路、このゲームについて、ずっと考えていたのですが、運と記憶と実力が、ちょうど良い按排にアブストラクトで、かつかつしいんですよねえ。必勝法もあるにはあるのですが、実践するには、かなりの集中力を要しますし「全員が最適解に基づいて行動する」という前提が必要です。つまり、今回の秋山のように「トリック・テイキングってなんだったかしら」みたいなプレイヤが、ひとりでもいると、もう場は混沌とし始めるわけです*3。秋山のプレイが適度な乱数になって、他の方々に驚きと快感を与えられれば良かったのですが。

おわりに

 バス・シュティッヒを終えて、インストして下さった方と、このゲームは面白いですねと話をしていたら、主催のタナカマさんに「どうでした?」とお声を掛けて頂きました。アウェー感満載だったので、お気遣いにとても感激しました。即座に、次回も参加させて下さいとお話し、そのまま会場を後にしました。
 楽しい時間でした。

*1:褒め言葉……と言うことに、しておいてください。

*2:おっと、自在が被ってしまった。

*3:多分、ですが。