雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第286回秋葉原水曜日の会レポート

 先週、参加させて頂きました秋葉原水曜会がたいへん楽しかったので、今週も参加させて頂きました。

クロウ


 昨年、カナダのValley Gamesというメーカからリリースされ、国内では先月、ホビージャパンより和訳ルールつきで発売された新作。初プレイ。
 ゲームの目的は、自分の置いた宝石トークンに鴉を集め、集まった鴉に応じて入手できる得点を得ること。手番に出来ることは、山札からタイルをめくり、それを配置し、宝石トークンをいずれかのタイルの上に置くことだけ。ゲーム開始時に1人1枚だけ配布されるゴミタイルや、ゲーム中に入手可能なスペシャトークンを手番中1回だけ使用することも可能ですが、基本的にはタイルを配置し、宝石を置く、これを繰り返すだけのゲームです。プレイヤが一通り、手番を終えたら1ラウンドが終了し、得点処理を行います。
 プレイ時間は1時間半から2時間程度ですかね。実に、かつかつとしたゲームでした。
 鴉の行動パターンは、論理的に導き出せるので、後は、いかに効率的かつ確実に得点を稼いでいくかです。ただ、完全にアブストラクトと言うわけではなく、引いたタイルによって戦い方も変わってくるので、運の要素も少なくありません。
 直前のプレイヤが引いたタイルや置く場所によって、自分の戦い方が変わってくるので、「他のプレイヤの手番中に考えておく」と言うのが、なかなか出来ないのです。そういった意味では、最近プレイしたゲームの中では『チャイナムーン』が近いですかね。あれも、かつかつしかったです。
 箱にはプレイ時間45分とありましたが、ざっくり2倍は掛かりました。多分、後半になるにつれ、長考してしまうからですね。前半は場に放たれている鴉の数が少ないので、思考を絞ることが出来るのですが、ゲームが進むにつれ、鴉がどんどん増えてゆき、様々な効果を持ったタイルが、相互作用を始めるので、検討項目が増えてしまうのですよね。当然、鴉が多いほど、得られる点も増えていくので、ちょっとのミスが大差を生んでしまい、1位や2位のプレイヤを抑えつつ、自分が這い上がるにはどうしたらいいのか、熟考してしまいます。
 結果は、下記の通り。秋山は3位の赤色トークンです。前半は上手く切り回せた気がするのですが、後半にミスを繰り返して、引き離されてしまいました。ゴミタイルやスペシャトークンは温存しておいて、終盤の、ここぞと言う場面で使用した方が良いですね。

象のトランペット


 子ども向けゲームメーカで有名なHABA社から超特大の箱で出ているらしい絶版物。初プレイ。
 や、これは、激烈に面白かったです。
 ゆるやかに回転する椰子の木に向かって、吹き戻しを吹いて、枝を絡め取って自陣タイルの上に置くのですが、普段、使用すること皆無の筋肉を使いましたね。もう、完全に必死でした。最初のラウンドでは、まったくやり方が分からず苦戦しましたが、2回目である程度、コツを掴み、3回目には、まあまあ掬い上げることが出来るようになったかなあ、と。
 しかし、相当、肺活量を要求するゲームですね、これは。きっと、あんまりやりすぎると過呼吸で倒れかねないですね。最高に楽しかったですけれど、1日に1回か、せめて2回くらいしか挑む自信がありません。

おわりに

 検索しても中々、感想を見つけられない新作をプレイするのって、なんだか新鮮ですね。なんとなく興が乗ったので、ルールもかんたんに記載してみました『クロウ』。もう1回、プレイしたい気はしますが、ちょっと時間が掛かるのが難点ですね……。
 後『象のトランペット』が激烈に面白かったのですが、HABA社の他のゲームも、こんなに面白いんですかね? 私、気になります。