雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第287回秋葉原水曜日の会レポート

 今週も参加させて頂きました。
 なんとなくの印象ですが、自分でプレイしたいゲームを持ってきて積極的に卓を立てる方と、ふらふらして何処かに混ぜてもらう方の二極化現象が発生しているのかなあ、と。不慣れ秋山は当然、後者……と言うか、前回までは、ふらふらする間もなく、さくさく卓が立つので何処かに混ぜて貰えたのですが、今回はわりと、ふらふらしていたような気がします。
 なんか暇そうにしているひとの存在が許せないので、自らゲームを持参し、卓を立てたいなあと思う一方、並み居る歴戦の強豪が集う中、自分のような新参がしゃしゃり出るのもおこがましいような気もします。もう少し潜伏して、機会を窺いつつCOすることにします。

ベリシネベリシ

 トランプを用いたロシア発の変形ダウト、或いはごきぶりポーカー。6人で初プレイ。
 ボドゲ系の集まりなのにトランプ! 逆に新鮮だ! と聞きながらインストを拝聴。ゲームの目的は手札をゼロにすること。手番に出来ることは「ダウト」を宣言することか、前のプレイヤが宣言したのと同じ数字*1を宣言しながら、手札から1枚から3枚の間でカードをプレイすること。時計回りでプレイしていきます。
 正直者が勝つと聞いたので、なるべく正直にプレイすべきなのかと思いましたが、違いましたね。これは、むしろ誰かひとりを標的に定め*2、そのひとにダウトを宣言させたり、或いはダウトと宣言させられたりするように仕向けることです。なので、場にカードを溜めるため、ジャックが2巡することも充分にありえます*3。言わば、1対1対1のゲームではなく、1対多のゲーム。最も勝ちに近い、そして標的になっているプレイヤは、いかに多を欺くか。それが主眼になっているように感じました。
 面白かったですけれど、ふつうのダウトと同じく、若干、冗長ですね。勝ち抜けた後は、残っているプレイヤの手札を覗き込み、色々と考えながら見ているのが楽しいでしょうね。秋山は運よく2番目か3番目くらいに上がることが出来ました。

ウントチュース


 絶版の憂き目に遭っていたドイツのカードゲームが、水曜会プロデュースの元、日本語版で復活したもの。箱にある水曜会のロゴマークが、かっこう良かったです。初プレイ。
 や、これは面白かったです。全員同時に手札からカードを1枚プレイして、最下位のひとが、場に出ているいちばん安い得点カードを獲得。最後の1枚だけは、いちばん数の多いひとが勝利と言う、2位のひとがいちばん悲しい目にあうゲーム。インストを受けたときは「うん?」という感じでしたが、1ラウンドで、すぐに理解しました。
 デザインからプレイ感まで、すべてが面白いと感じましたが、いちばん素敵なのは、得点カードを入手したときに「チュース!」と宣言することですね。ドイツ語で「バイバイ」という意味らしいですが、なんとなく日本人的には「あざーす!」みたいな印象です。マイナス点を引き受けてくれたプレイヤには、感謝の意を込めながら「チュース!」と見送り、2位を僅差で破り高い得点カードを入手できたときは、いやっほうと思いながら「チュース!」と受け取る。チュースマジ万能、チュース超ヤバイ。
 どうやら在庫は10部程度らしく、再販の予定も特にはない様子です。残部僅少と聞くと、むしょうに欲しくなってしまうふしぎ、です。

サギ師


 クニツィア版カードブラフ、2回目のプレイ。
 前回はあまりに手探り感が酷くて、曖昧模糊としたプレイ感でしたが、今回は充実していましたね。確か、標準偏差は2.8だから7人プレイなら、期待値は20くらいかなーと思いながら、プレイしていたら、タナカマさんが5や6と言った数字を「埋めます」と言いながら、交換していくのを見て、内心、膝を打ちました。なるほど、この交換ルールは、今ひとつ不可解だったけれど、こうやって予測値を操作するのか! と、秋山も、タナカマさんを真似て、高い数字を捨ててみたりしました。
 後は、まあ、一緒にプレイする相手ですかね。会話を楽しみながらプレイすれば、どんなゲームでも面白く感じるものですね。良かったです。

終わりに

 今日はカードゲームのみでしたね『ベリシネベリシ』は1回、それ以外は2回ずつプレイしました。
 手軽に何度もプレイできるカードゲームは、秋山の好むところですが、やはり1回くらいはボードゲームをやりたいなあ、とも。来週は有休を取って、お昼過ぎから参戦してみようかしらと計画中。

*1:自分がスタートプレイヤの場合は好きな数字

*2:基本的には最も勝ち抜けに近い、手札の少ないひとを狙うのだと思います。

*3:もちろん、使っているカードはトランプですから、ひとつの数字は4枚しかありません。