雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

第43回ラ管連ボードゲーム部レポート

 毎月恒例、リッパーさん主催の、ラ管連ボドゲオフに参加して参りました。
 普段は旅行用の鞄にボドゲを積みこんでの参戦なのですが、今回は夕方から雨という予報があったので、荷物は少なめにしました。

LINQ


 到着したらLINQ卓がインストを行っているところだったので、混ぜて頂きました。
 前回に引き続き2回目のプレイでしたが、やはり最高に面白いですね、これは。計4ラウンド、プレイして、最初の2回が?、後の2回がレトスさんとペアでした。?は難しいですね、どのようにキーワードを言えば、他を騙せるのか見いだせず、結局、どちらも1人しか騙せませんでした。上手く決まれば大量得点を得られる役柄のはずですが、難しいものです。
 しかし、このゲーム、固有名詞が入るとしんどいですね。お題「バナナ」に対して「ふたりエッチ」は秀逸だと思いましたが、知らないアニメのネタを振られると、まったく対応できません。そんな状況下でレトスさんのヒント「ゼリーマンズレポート」から「人間」を、「トリコ」から「スープ」を見抜いた秋山を、誰か褒めてほしいです。

バティーク


 これは面白かった! です。
 上から木の板を落としていって、はみ出たら、その板をゲームから除外して、もう一度、最初から。これを繰り返していって、最初に「パス」したひとが負けなのですが、難易度が実に絶妙でした。
 最初はアクションゲーだと思いました。狙ったところに上手く板を落とせるかどうかだと。しかし、実際に1回プレイして、思いの外、アブストラクトであることに気が付きました。なにしろ、お互い、持っている板は一緒なのです。それが、ゲームが進むごとに、どんどん板がゲームから除外していって少なくなっていきます。自分の手元にある板は? 相手が持っている板は? どのように構築すれば、相手にパスをさせられるのか?? そんなことを考えながらプレイし始めると俄然、盛り上がりました。
 計3回やって、1回目の愛咲さんと2回目のsleepdogさんには圧勝しましたが、逆に3回目のsleepdogさんには惨敗しました。うーむ。

ベン・トー カードゲーム


 トンボさんの作られたカードゲーム試作版。
 ノイ系のゲームなのですが、運の要素が強く、キャラゲー感が強かったです。せっかく『ベン・トー』を題材とするなら、もっとカードの種類を増やして、派手さと豪快さを増やして「うはwなにこの運ゲーwwwマジキチwww」と言われるくらい、はっちゃけてもいい気がするのですの。

妖精奇譚


 安定の信頼の妖精奇譚。
 さくっと遊べて、時間調整に最適でありながら、それなりに面白いという秀作。なんだか迷走したなあと思っていたら、どうやら愛咲さんにカードを止められまくっていた様子で、虎視眈々と自分のプレイを続けた澤村さんが勝利。ドラフト系は、他人の邪魔を始めると負けますよね。

オートモービル


「本来は2時間掛かるこのゲームを1時間でやってみますか?」と、さくさくプレイを推奨し、シンキングタイム5秒で挑戦しました。途中、数回程度、悩む場面も見られましたが、1時間強くらいで終了できたのではないかと。
 前回は4人でプレイして「これが秋山の全力全開っ! その身に刻め! ギャラクティカロードローラーだッ!!!」とばかりに自動車を生産しまくっては、損失コマを増やしまくって惨敗したので、今回は、慎まかに戦おうと、損失マーカーを出さずにプレイしたところ、4500ドルくらいだったかな。今までいちばんの好成績ではありましたが、澤村さんの5500ドルには圧倒的に届かず、むむむ難しい。やっぱり、苦手かもしれません、このゲーム。

トンギアキ


 たまにはこのバカゲーで遊んでやるかと、久々に持ち出しました。
 前回プレイしたときは、全員が「コマを回収して、新たな島からスタートできる」というルールを忘れていて、わりとバカバカしく盛り上がったのですが、今回は、最初にきっちりインストした結果、得点を確保するために自分だけの島を作っては、国王の島化を進めていって、なんとなく箱庭プレイになってしまった感。
 まあ、しかし、最後には「酷い難易度だった」と、ほんわか笑えたので、やはり、これくらいがこのゲームの楽しみ方なんだろうなあ、と。

お邪魔者


 もしかしたら半年ぶりかもしれません。
 このゲームの鉄則は、やはり早い段階で陣営を明らかにすることですね。お邪魔者が複数いるのであれば、口頭で「はい占い師CO! 平和さんは黒です!」なんて言いながら、さくっと邪魔するカードを置いたりして、少なくともひとりは現れないと、結束して戦うことが出来ません。
 一度、アピールしたら、後は、ひたすら「なんで皆、攻撃するんですか! 僕は村人ですよ! いいカード持ってるんですから!」と白アピール。連携して戦わないと勝てない点で、人狼に似ている気がします。楽しいゲームですが、ある程度、人数がいないと楽しくならないのが難点ですけれど。
『お邪魔者』は、近々『2』も出るらしいですし、楽しみですね。

王への請願


 ダイスを何度も振りながら、ゾロ目をいっぱい出して王に請願を申し出ることを目的としたダイスゲーム。
 前々から興味があったので、持参頂いたかびぼうずさんにお願いして、プレイしました。
 いやー、面白かった! ですね!!
 複数のダイスを振って、ひとつだけ確定させて、残りを振り直すことができるのですが、ゲームが進むにつれて、振れるダイスが増えたり、出た目を操作できたりするのですが、運と実力とが、ちょうどいいバランスで実に燃えました。
 先月『スモールワールド』をやったときは、ダイス運が最悪で、まったく援軍が来なかったのですが、今回は、振る度にゾロ目が出て、絶好調でした。対して、かびぼうずさんは、何度、振りなおしてもゾロ目が出るどころか裏目に出たりして、憐れ感が漂っていました。「人間力が低いんですよー」と仰られていましたが、それって、つまり友達が多いってことですよね! 友達を作ると、人間力が下がるの法則。
 機会があればまたプレイしたいですね。次は勝ちたい!

ワイン商


『トンギアキ』に続き、久々に稼働させてあげるかシリーズ第2弾。競りゲー。
 このゲームの面白いところは、2位狙いで、降りつつも入札できるところですかね。場に出ているカードを落札する気にはなれないけれど、落札しようとしているひとのカードが欲しいから2位になりたい! みたいなひとが複数いたときに、瞬間的に発動する2位狙い戦が燃えます。
 勝負は、きれいに自分の色を揃えた葵さんが圧勝。秋山は確か2位か3位でした。まあ、時々、取り出して遊ぶ分にはシンプルで良いゲームですね。

ダビデゴリアテ


 ちょっと時間が余ったので、ちょっとトリックでもテイクしますかと、ダビデゴリアテです。
 このゲーム、多人数に対応しているのと、持ち運びやすいので、わりとプレイする機会があるのですが、中々、勝てませんね。今回も「ふははは、初心者狩りしてやるぜ!」と内心で息巻いていたのですが、開始10秒くらいで、詰みました。難しいぜー。

現代藝術


 クニツィア先生の名作『モダンアート』の中国語版。中国語で記載されたルールブックを必死に解読してインストしたら、実は箱の下に日本語マニュアルが隠れていたというトラップ。
 面子に左右されるゲームだなあというのを、再認識した次第。最初の1ターンは、実に静かに、淡々とゲームが進み「このゲームってこんなだったかしら?」と思ったのだけれど、ゲームに慣れ始めたのか、徐々に煽りと不安感から、ついつい竸ってしまうひとが現れ始め、盛り上がりました。
 どちらかと言うと、様々な可能性を示唆しながら、売って設けるタイプなので、公開競りがいちばん好きですが、最終ラウンド以外は、かびぼうずさん以外、誰も損することなく進んでしまい、最終的に淡々と買ったひとが勝利した感じ。もう少し、上手くなりたいですね。

パンダだらけ


 今月も、ことひとさんが楽しんでいました。

人狼 ラ管連Ver.

 写真を撮り忘れましたが、葵がライカンであることを知っているプリンスで、INNさんと腐女子カップルでした。
 初日投票の結果、平和さんとかねぴーさんが占COして、3日目くらいには、かねぴーさんが早々に吊られ、魔法少女であったことが明かされ、魔女化爆発に平和さんが巻き込まれ、翌朝、ペンキさん*1が占COすると同時に、葵さんに黒出しし、葵さんがライカンCOし、それを支援するために秋山がプリンスCO。
 かねぴーさんを吊ってしまったところから、だいぶセオリーを逸脱していて、果たして狼が何匹残っているかも分からず、プリーストが早々に退場した為、吸血鬼は1晩に2人、噛み殺せるようになっていて、もうgdgdな展開だなあと思っていたら、確定白や暫定白が過半数を越えていて「灰ローラーでいいんじゃね?」と吸血鬼INNさんを吊って、村人勝利
 秋山の反省点としては、かねぴーさんを吊らせてしまったことと、葵さんのライカンCOに応じてしまったことですかね。かねぴーさんは確かに騙りが多いですが「KP撲滅!」というメタ的な理由で、かねぴーさんの吊りを容認してしまうのは、絶対にNO。今回は狼陣営が弱く、狂人が2人とも仕事しなかったから、村人勝利でしたが、やはり、かねぴーさんは泳がせておいた方がどの陣営に属していたとしても安定。
 また、プリンスCOも良くなかったですね。あの時点で狼の残数が不明瞭だったので、自分の白度を上げるのは、それだけ死期を早めることに近づけることになりますし、仮にCOするとしても「えっ? 確かに秋山はプリンスですけれど、秋山の知るライカンは葵さんじゃないですよ? はい、まだ生存しています。言った方がいいですか? じゃあ、せーので指差すので、ライカンは挙手してください。せーのっ♪」で、INNさんを指差すべきでした。
 今回も反省点多めです。
 次回はストレート勝ちしたいなあ。

おわりに

 うっかりレポートを書き忘れていたので、全体的に記憶が曖昧です。
 次回のボドゲオフに持参しようと思っているのは『カルカソンヌ』『あやつり人形』『王妃のネックレス』『レッドノベンバーを救え』『セルティカ』『モンド』あたりを予定。荷物に余裕があれば『チャイナムーン』『キングアーサー』も持参して、稼働させてあげましょうかね。『バイソン』もやりたいけれど、時間があるかどうか……。

*1:だったかな……?