この間の日曜日は文学フリマとゲームマーケットが重なってしまって大変でしたね。と言っても、このふたつが重複して困っているクラスタは、ほんの少数だった様子ですが。
買ったり貰ったりしたもの
ゲームマーケットで買ったもの。
新作『Vorpals』『R』『Pregame of Majority2』。
旧作『RRR』『ゆっくりあん』『King's Plate』『ヒットマンガ学園』。
なんだかもっと買ったような気がしていたのですが、そんなこともなかったです。途中から空間と懐が心配になって、買おうと思っていた『ブレインフリッパー+』『ル・パティシエ』『ばかるてっと!』『萬印堂の宝物』は見送ってしまいました。後、買おうと思っていたけれど、売り切れていたのが『7つの島』と『まどかマギカカードゲーム』。
文学フリマで貰ったもの。
『絶対移動中 Vol.9 オタクライフ』『シンクロニクル 壱號』『みすてる3.0』『一年生には荷が重い』『まっすぐ帰れ』『ユメナマコ』『デス・パレード』『指輪』。
文学フリマで買ったもの。
『明け方の密航者』『Imaginary Interview』。
というわけで、文学フリマは会場にいなかったり、いてもブース内に引きこもっていて、まったく出歩くことをしませんでした。唯一、sdtさんの作品とことひとさんのコピー誌だけは、価値が高いなと感じたので買いに行きました。
ハートオブクラウン
ドミニオンと同じくデッキ構築型のゲーム。
主な違いは3点。1点目はお姫様を擁立し、その直轄領に得点カードを送り込み、一定以上に溜まったら戴冠式を宣言し、その後、ターンが1周した後に、追いついたプレイヤがいなければ勝利。追いつかれたら、一騎打ち。ちなみに直轄領にはカードのキープも可能。2点目はサプライが限られていること。山札を作った後、上から順番にめくっていき、異なる8種類のカードだけが、購入可能なカードとしてサプライに配置される。3点目はアクションの概念。カードに矢印が記載されており、その方向にカードを続けて置くことができる。つまり+1アクションや+2アクションという風に数字でカウントするのではなく、視覚的に理解できるシステムになっていること。
面白かったです。
直轄領システムにより「いかに手札を圧縮するか」そして「どのカードをキープするか」によって、よりデッキを構築するという、デッキ構築型カードゲーム本来の面白さに焦点が当てられているように思いました。
また、アクションの概念も、ゲームデザインという観点からすると、従来のドミニオンライクなゲームと一線を画す、センスを感じました。
他にも何種類ものカードがあるので、後、2回か3回はプレイしたいですね。
Pregame of Majority2
2人対戦のドラフトゲーム。
共通の手札をドラフトしつつ、場に自分のカードを出していって、より多く同じ色を揃えることができたプレイヤが勝利というシンプルなゲーム。
ルールは極めてシンプルなのだけれど、ストックという、いつでも手札と全交換できる伏せ札が、多様な戦略を生み出します。どのタイミングで全交換すれば、相手にダメージを与えることができるか? シンプルながら、中々に奥深い、良いゲームでした。
こんなに面白いのであれば『Majority2』も買えばよかったと後悔。
R
お互い同じ編成の8枚のカードを「いっせーのせっ♪」で出し、より高い数字を出した方が勝利するカードゲーム。
一瞬で説明可能なシンプルでありながら、それぞれのカードが複雑に絡みあう特殊効果を持っているが故に、実際にプレイすると、ものすごい読み合いが発生します。写真は1回戦が無効となり、2回戦が無効となり、3回戦に勝利すれば、一気に3回分勝利したことになる場面で、最強の王子を出したところ、ペンキさんに、王子にだけ勝てる姫のカードを出され、秋山が負けたところ。
これは抜群に分かりやすく、誰でも即座に楽しむことができ、ワンプレイの時間が短いという、究極のゲームなので、次回からボドゲオフに持参しようと思います。超傑作です。
RRR
『R』が面白かったので『RRR』もプレイしてみました。
こちらは、タイルの効果が複雑すぎて、ちょっと慣れるのに時間が掛かりますね。一度、模様の味方を覚えたら、さくさくプレイできるのかもしれませんが、どうしてもルールを見ながら熟考してしまいます。
タイルをひとつ置くことによって、戦局が劇的に変化してしまうのも長考の原因ですね。同じ方と連続して4、5回やって鍛えたい感じです。
ヒットマンガ学園
空白の吹出しに思い思いの科白を入れて遊ぶカルタ。
最初に説明を聞いたときは、良いパーティゲームだなあと感じたけれど、実際にプレイしてみると、そうでもないかも? という感じ。奇をてらうと誰にもカードを取って貰えなく、切ない想いをするし、逆に当たり前すぎると「なんだよー」という感じになりますし、加減が難しいです。人数が多ければ盛り上がるのかも。