雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

第十五回ゆるドミニオン会レポート

 @shinzakiさん主催の、ブラフで☆を何個出ているかを当てるゲームの会、略してゆるドミに参加してきました。当日はドミニオンのセットが11式しかなかったらしく、スイスドローは44人しか参加できないとのことで、先着順になると告知がありました。
 ドミニオンは好きなゲームですが、正直、ガチ勢相手に何戦もできるほどに愛があるわけではないので、隅っこで他のボドゲを遊んでいようかなと思っていたら、もう一室、確保されているとのことでスイスドロー開始と同時に、別室に移動して、なんかもう「え、ドミニオン? ブラフ? くるりんパニック? どこでやってるんですか?」という普段のテンションでボドゲを遊びましたとさ。

カタンの開拓者たち


 @rezy_さんとハトクラを北限入りで遊ぼうと思っていたら、人数が増えてきたので、離脱してカタン卓を立てることに。もう、カタンとか何年前に遊んだことやら、さっぱり思い出せません。細かいルールを確認してからプレイ開始。
 写真をご覧頂ければ分かる通り、今回は終盤の要となる鉄鉱石がけっこう絞られているので、港を確保して他の資源を鉄鉱石に変換する方針でプレイしようと考えました。
 そうして作ったのが写真の左半分にある青の勢力、草原を囲むように家や都市を立て、羊をせっせと海に流しては麦や鉄鉱石を手に入れる体制を確保しました。しかし、中盤、赤が5の鉄鉱石を、がっつり抑え、家をどんどん都市に進化させていくスピードを抑えることができず負け。
 一度で満足したので、他の卓に移ってしまいましたが、その後、もう一回、カタンが遊ばれ、その後、騎士の拡張を入れた騎士カタンが遊ばれていた様子です。

カレイド


 カタンを終えて、ふらふらしていたら近くの卓で、@peranekoさんが『カレイドス』を立てていました。マスターが適当な頭文字をひとつ決めて、全プレイヤは制限時間内に絵の中から、その頭文字で始まる絵を見つけるゲーム。
「皆さん、この真中に座っている堂々たる佇まいの女性。この方、どう見ても『ねーちゃん』でしょう!」と適当なことを言いながら、プレイヤの過半数の同意を得られれば得点になるというゲーム。上手いひとは、3回やって20点近くを弾きだしていましたが、秋山はちょっと苦手な部類でした。苦手、ですけれど、好き、かな。良いパーティゲームです。

カルカソンヌ


 定番タイルゲーム『カルカソンヌ』を4人プレイ。
 運が良かったのか、けっこう多くの建物を完成させることができ、ミープルを上手い具合に使い回すことが出来ました。
 しかし『カタン』と『カルカソンヌ』を一日に遊ぶと、だいぶドイツゲームを遊んだ気分になりますね。どちらも、ほとんど拡張を遊んだことがないので、今後は、もっと拡張を遊びたいです。

マンション・オブ・マッドネス


 前々から遊んでみたいと思いつつ、長時間であることが災いしてチャンスを逃し続けていた『マンション・オブ・マッドネス』を@A24_mitsugishiさんGMで遊ぶことができました。
 プレイヤは探索者となって、他の探索者と協力しながら建物の中を探索し、隠されたクリア条件を満たすことができれば勝利というTRPG色の強いボードゲームでした。わりと『惨劇RoopeR』と比較されることが多いゲームですが、確かにGMがひとり必要であることや、ボードや勝利条件の組み合わせを変更すれば、いくらでもシナリオが作れること、勝利条件が隠されていることなどが類似点でしょうか。
 今回は、探索者たちの古い友人が、ダンウィッチの郊外に引っ越したところで事件に遭い、探索者たちに救いを求めて手紙を送ったという感じで始まります。「何故、ダンウィッチに引っ越したしww」と突っ込みどころ満載ですが、作中人物にダンウィッチが危険エリアであることは分かりませんしね……。
 ゲーム内容を説明すると、同じシナリオが遊べなくなってしまうので割愛するとして、残念ながらGM相手に敗北してしまいました。後、2手くらいあれば勝てていたのですが、予想外に、その2手が重く、とても辿り着けませんでした。
 ゲーム全体の総括としては、リプレイビリティの高さでしょうか。シナリオを用意しなければならない手間はありますが、マップを置き換えれば、毎回、異なるプレイ感を楽しめるので、たとえば敵がほとんど登場しない、謎解きだけのシナリオも作れるような気がします。また立つ機会があれば、次も遊びたいですね!

ハムスター大相撲


『マンション・オブ・マッドネス』で疲れたからバカゲーやろうぜ! と言うわけで、誰かが持ちだしたのが、これ『ハムスター大相撲』。
 足に磁石がついていて、ボードの下から磁石のついた棒を突っ込んで操作します。そして、他のプレイヤの操るハムスターを転ばせたら勝利という極めてシンプルなゲーム。
 ただ、このゲームが、他の凡俗なゲームと一線を画している理由──、それは口からちゃんこが食えることです!!
 写真を見れば、ハムスターの口が空いてることが分かるでしょうか。そして、写真奥に白いチップがあるのが見えるでしょうか。そう、この白いチップを、ちゃんこに見立てて食べさせることが出来るのです!
 ちゃんこチップは非常に軽量ですが、いっぱい食べさせせれば重みを増して転びにくくなります。と言っても、転ぶときには転びますが。
 まあ、良いバカゲーでした。もっと、ちゃんこ食わせろー!

その他

 写真は撮りませんでしたが『トランプトリックゲーム』『ゾンビリーバボー』、そして誰かが持ち込んだWiiで『ボンバーマン1994』を遊びました。『ボンバーマン』とか、もう20年近くのゲームとは思えないほど面白かったです。ヨッシーみたいのに乗れるし、病気を感染できるし。考えてみれば最後にやった『ボンバーマン』はファミコンだったので、進化しているわけです。

おわりに

 二次会には参加せず、そそくさと離脱しました。
 結局、ゆるドミなのにドミニオンもブラフもやりませんでしたが、『マンション・オブ・マッドネス』が予想外に面白かったので大満足。次回もスイスドローの裏で、ドミニオン以外のボドゲを遊ぶ勢として参加しようかしら。