雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

第60回ラ管連ボードゲーム部レポート

 リッパーさんが月一で開催しているゲーム会に今月も参加しました。
 今回はリッパーさんがアニサマ……だったかな。アニソン系のライブの準備で忙しく、告知が遅れたこともあり、参加者はやや少なめ……でも、ほのぼのした空気で、良い感じでした。あれくらいの人数は落ち着きがあって良いですね。
 と言うわけで、以下、遊んだゲームの感想など。

ロストシティ


 クニツィアの2人用ゲーム。最近、iPhone版がリリースされ、ずっと遊んでいたのですが、対人でも遊びたいなあと思ってリッパーさんにお願いして持参頂きました。
 コモリさんと3戦、いわしさんと4戦しました。iPhoneでやると現時点でのお互いの点数や山札の残数が耐えず表示されているのですが、リアルでやると当たり前ですが数えなくてはならないので、わりと細部が疎かになるなあ、と。
 シンプルなルールに、シンプルなコンポーネント、でもジレンマたっぷり。ゲーム会にあると、人数調整のときに安定する、良いゲームですね。

トランプトリックゲーム


 最近、気に入ってよく遊んでいるトリックテイキング。
 1ラウンド目と2ラウンド目は適度に稼いで、3ラウンド目に伏せて、4ラウンド目に炸裂というのが定石でしょうか。今度は拡張のルールを入れて遊んでみたいですね。

ディクシット(ドミニオン版)


 Twitterでまなめさんが「ドミニオンのランダマイザを使ってディクシット〜」というようなことを仰られていたので、うさみさんにお願いして、全セットのランダマイザを持参頂き、遊んでみました。
『ディクシット』というのは、親がテーマを決めて正解のカードを1枚出すと同時に、子は自分の手札からテーマに沿うカードを出して、すべてのカードが出揃ったら、子は親のカードを当てるというゲームです。子が全員、親のカードを当てたり、逆に誰も当てられなかったら親以外が得点したり、他のプレイヤが子のカードを親のカードだと思ったら、子が得点できたり、というところが捻りとして加えられています。
 と言うわけで『ドミニオン』のカードを使って『ディクシット』を遊んでみたわけですが、まあまあ、面白いかなー、という感じでした。
 ハイライトとしては……、
・うさみさんのお題「心」は秀逸でしたね。春月さんが「泥棒」に入れて正解していて「何故……?」と思ったら。「泥棒は大変なものを盗んで行きました。それは、あなたの心です」「ああっ、なるほど!」
・yskさんのお題「謁見」は分り易すぎました。カードが出てくる前から「いや、玉座の間だろう、どう考えても。宮廷の可能性もあるけど」と思っていたら、案の定、玉座の間で全員正解。分り易すぎるお題を出したら負けですね。
・他に良かったお題としては「密談」と「これもどうだい」でしょうか。なんか企んでそうな絵柄や、なんか売ってそうな絵柄は意外に多いので、確実に行けますね。
 と言うわけで、2周か3周くらいやって20点獲得して勝利。希望者がいれば、また、うさみさんにランダマイザだけ持参頂いて遊びましょう。

パトリツィア


 シャハトの塔を建てるボードゲーム『パトリツィア』。
 久々に遊びましたが、カードが余ってるうちは、ダウンタイムがほぼゼロで突っ走り、カードが少なくなってから、俄然、長考し始める起伏の激しいゲームでした。
 けっこう無作為に遊んでしまったら案の定、惨敗。中盤からしっかりカウンティングしていたらしい春月さんが、見事に場を制した感じでした。

ハートオブクラウン(第2拡張「北限の魔女」入り)


 デッキ構築の中では五本の指に入る面白さだけれど、圧倒的に苦手なゲーム。
 今回は必死で食らいついていって、なんとか勝利点20点を直轄領に送り込んで戴冠式を挙げてサドンデスに入れましたが、帝都と王冠の両方を獲得したいわしさんに完敗。
 ほぼハトクラを20時間くらい一人回しした直後は、まあまあ強かったのですが、感覚を忘れると、また勝てなくなります。苦手……。

キングダムビルダー(拡張「遊牧民」入り)


 ビルダーカードは3人家族、隠者、大工で5人プレイ。
 初手で馬を抑え、毎ターン、コマを3つ並べて2点を確保しながら、隠者と大工のボーナスを狙いましたが、城への道を、ことごとくえむいさんに遮られ、45点2位。
 1日1回は遊びたいですね。

セレンゲティ


 オビ湾さんのブログを見て、前々から遊びたいと思っていた競りゲー。yskさんが持参されていたので、天さんと3人で。
 インストを受けて「へ、変態や……!」と叫びました。
 ゲームは計15ラウンド。山札からめくられたカードを、手持ちのチップを使って競り落とします。競り落としたカードに含まれる数字でのビットは出来なくなり、他のプレイヤが競り落としたカードに含まれる数字でビットした場合は使ったチップがそのプレイヤの手元に行きます。
 あまり競り落とすとビットできる数字が少なくなって不利なのかなあと思っていたら、前半からかっ飛ばしていた天さんの手元にチップが集まる仕組みが作られていて、天さんの快勝。
 うーん、これはリベンジしたい。

カサノバ


 ダイスを用いたギャンブル系のゲーム。もう少しルールを複雑にすれば、ブラフの要素が加わって面白くなりそうだけれど、あまり複雑にするより、これくらいのシンプルな感じの方がいいのかも。
 ダイスの出目もあってランダム性の高いゲームだけれど、息抜きにはちょうどいいし、絵柄も好き。

髑髏と薔薇

 特に写真は撮りませんでしたが、でゅろんさんがやったことないというので『髑髏と薔薇』。のんびりまったりやっていたら、ガチで挑んでいたyskさんにきれいに負けました。

ブラックビエナ


 人狼の前にもう少し遊びましょうということで、yskさん持参の『ブラックビエナ』。
『クルー』と同様、3枚のカードをゲームから除外し、他のプレイヤに対して操作を仕掛けながら、除外された3枚を推理するゲーム。メモの取り方に失敗し、4人とも推理を失敗し終了という残念な結果に終わりましたが、次は万全を期して再戦に挑みたい所存。
 ゲーム中、様子を見に来たリッパーさんが「えっ!」と驚きの声をあげていて、なにかと思ったら、どうやら1万円以上のプレミヤ価格がついているゲームだったそうです。yskさん所有のゲームはレア度が高すぎるぜー

人狼

 最後は12人くらいで人狼。編成は狼狼吸狂占見獣王狩天村村だったかな。
 カードは占われた黒の出る狩人ことライカンで、自分の潔白を知っているプリンスは愛咲さんでした。
 フルオープンを提案したところ、占いわしさん、ハンターうさみさん、キューピット澤村さん、プリンス愛咲さんが確定し、村人が4人、見習い占い師が4人という感じでした。楽勝感漂う中、見吊村占という方向性で、プリンス愛咲さんが何故か秋山を占い先に指定するという奇策。即回避COすべき場面でしたが、無念の時間切れ。
 自称見習い占い師でゅろんさんを吊って、占い師いわしさんを護衛してGJ、ライカン秋山が占われて黒出し。
 2日目の吊り先が分水嶺でしたね。見習いローラーを敢行するか、いわしさん死後の見習い占い師の結果を見定めるために村ローラーに切り替えるかという場面で、ひよって村ローラーに走ってしまいました。何度、考えなおしても見習いローラー断行でした……。
 この日はヴァンパイア春月さんを吊って、ヴァンパイアに襲われていた村人くじらさんが倒れ、占い師いわしさんが襲撃死。
 3日目は村人麻由さんを吊って、見習い占い師天さん護衛でGJでした。
 4日目は秋山視点で天さん真が確定したので、天さんが黒出ししたことひとさんと、天さんに黒出ししているえむいさんを吊って「第三部完!」と思っていたら──、
「COします。ことひとさん狼です、私も狼です。澤村さん、うさみさん、一緒に秋山さんを吊りませんか」
……。
…………。
………………はあああああ!?(内心大絶叫)
 恋狼えむいさんによる華麗なるCOと、残酷なるパワープレイに敗れ村人全滅、恋人&狼陣営の大勝利でした*1。ちゃんちゃん。
 うむ。
……うむ。
 反省点の多い人狼でした。
 見習いローラーを敢行せず、村ローラーに切り替えてしまったこと。キューピット澤村さんの主張を抑えきれなかったこと。この2つが最大のミスだったかなあ。やはり敵陣営の子飼いは駄目だ……澤村さんによって愛咲さんが攪乱されたことと、最後、PPに持ち込まれてしまった。吊り手が足りなかったという言い訳はあるけれど、ぐはあ……。

おわりに

 相変わらず人狼に対する思いが強すぎる秋山でした。
 ええと。
 人狼以外に関して言うと、少人数でまったり遊べて良かったことと、誰とも野崎まど『2』の感想を交換できず残念だったこと。ミスボドでは『2』の話がしたいよ!!

*1:ラ管連ルールでは、恋人はあくまで生存が勝利条件で、村人陣営 or 人狼陣営と勝利を共有することができます。