なんとなく時間が出来てしまったので、船堀まで出掛けて久々に参加させて頂きました。
第0回、第12回に続く3回目です。だいたい10回の間隔くらいで参加していることになります。お昼過ぎに部屋に入って、ふらふらしながら色々と遊ぶことが出来ました。
イル・ベッキオ
15世紀のフィレンツェを中心に、イタリア中に権威を振るっていたメディチ家を失墜させるというテーマのゲーム。インスト含めて2時間くらいだったかな。手番の選択肢は豊富だけれど、方向性が決まったら邁進するだけなので、シンキングタイムは少なめ。「前手番のプレイヤがこれをしなければ、最善手のこれが出来る。これをされたら、次善手のこれをしよう」と頭の中で考えておけるので、ダウンタイムも少なく、慣れているプレイヤであれば、さくさく進む印象。
勝ち筋が多様にあるので、早い段階で方向性を定めて邁進するのが得策かしら？ 序盤は特殊タイルを集めてコンボを組んで中盤から追い上げようと思っていたら、ワーカー駒は少ないし、お金は少ないし、非常に苦しかったです。なんとか最後のエクストラアクションでボーナスポイントの条件を満たすことが出来て辛勝。
最近のゲームだと『ランカスター』『トロワ』あたりが好きなひとは楽しく遊べそうです。
OWACON
BakaFireさんの新作ワーカープレイスメント『OWACON』を遊びました。
自宅ゲーム会でインストだけ1回、うさみさん宅ゲーム会で1回遊んだので、製品版は都合3回目です。インストしたうえで、プレイ開始。
うさみさんちで遊んだときは、完全なる情報強者になったものの手番が圧倒的に足りず敗北。今回は、ある程度、決め打って邁進してみたけれど、欲張ったらリッパーさんに刺されて死亡。でも欲張ってなくとも2位だったので、やっぱり見極めが肝心だなあ、と。
オールド・タウン
シュテファン・リーデルが2004年に発売したボードゲーム。その後、データが無料配布されたので、現在はプリントアウトして自作すれば無料で遊べるのだが、さたもとさんが限定200部の新装版を購入されたので、遊ばせてもらいました。
傑作でした。
ゲーム開始当初は、ゴーストタウンと化し、建物の残骸しか残っていないボード上に、4人のプレイヤ＝かつての住人が集まり「たしか墓地の周りに教会があったよね？」「学校の窓からはバッファローが見えたはず」と手掛かりカードをプレイしながら、じょじょにオールドタウンの町並みを再現していくのです。そして、ゲーム終了時には、元の町並みがボード上に現れているという素晴らしさ。
題材の良さ、コンポーネントの良さ*1、ゲームの良さ。すべて最高レベルでした。これは良いゲーム……！
ジャスト4ファン カラーズ
変則四目並べ。
Yucata.deで10回くらい遊んでいましたが、実物を見るのは初めて。箱が巨大で驚きました。プレイ感もゲームの規模も、アミーゴの小箱サイズなのに『ディクシット』や『ドミニオン』と同じサイズでした。な、何故……？
ゲームそのものは、まあ、楽しかったです。リアルでやると、凄まじい速度でゲームが展開するので、つい見落としが発生しがちですよね。
カテリーナの陰謀（古代ローマの新しいゲームより）
最近、激烈に面白いと思っている『ブラックウィーン』より面白いという話を聞いて、是非、遊びたいと思っていた一作。クニツィアの各種ゲームが14種類も入った『古代ローマの新しいゲーム』に含まれる1作です。コンポーネント的には、他のもので代用できますが、せっかくなのでと思っていました。
と言うわけで、ようやく遊ぶ機会に恵まれました。
うん、激烈に面白かったですね。
1回目は標準ルールでやって、初期手札に恵まれたこともあり、真っ先に全カードを特定することが出来ました。が、まさかの足し算ミスによって敗北。大爆笑。その後、全員が1回ずつ挑戦したものの、全員、外して終了という残念エンド。
2回目はカードを手渡しするという変則ルールを加えてプレイ。全然、違うゲームになっていて驚きました。こちらの方が、より面白いと言っていた方もいらっしゃいましたね。今回も真っ先に、5色の内、4色が特定できたので、2択だし勝負を掛けてみようかなと思ったら、見事に外しました。後、もう1手番あれば特定できていたので、我慢しても良かったのですが、勝負に抗えなかったのです……。
おわりに
前々から遊びたいと思っていた『イル・ベッキオ』と『カテリーナの陰謀』、予想外に面白かった『オールド・タウン』、素晴らしいゲームに3作も出会うことが出来た、素晴らしい一日でした。
若干、遠いのが難点ですが、今後も機会を見つけて参加したいですね。
*1:これは200部の限定版だからですが。
