雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第2回「ミスボドぷち」レポート


 土曜日は、ミスボドぷちでした。
 主催者でしたが、ふつうにゲームも遊んだので、その感想などを、ちょこちょこと。

ハゲタカのえじき


 この版で遊ぶのは初めてです。
 自宅にあるのは、箱が大きいので、出来れば買い換えたいのですよね。
 なんか、遊ぶの久々だなあと思っていたら、最後に遊んだのは2011年4月でした。約2年ぶり。イワイシさんが「適当にシャッフルして、端からプレイしても勝てる」と言っていたので、試そうかなと思いましたが、さすがに怒られると思って、そこそこに考えたり考えなかったりしました。

ギャラクシートラッカー



(インスト:30分、プレイ時間:120分)
 銀河を駆け抜けるトラック野郎となって、僕の考えた最強の宇宙船を真っ二つにしたり、宇宙の藻屑となったりするゲームです。最後にプレイしたのは2011年2月なので、ざっくり2年ぶりでしたが、第1拡張と第2拡張を贅沢に入れて、豪快にプレイしました。
 基本セットでは第1レースから第3レースまでの、全3回ですが、拡張を入れると第4レースまで遊べます。ただ、時間が掛かりすぎるので、今回は第3回で協議終了しました。
 さすがに遊ぶのが2年ぶりなので、最初は勘所を忘れており、出発前に、ボロボロと部品が崩れ落ちていく事案が発生しました。また、拡張には兇悪なカードが多く、第1レースと第2レースは、誰ひとりとしてゴールできず「これは、いつリタイアするかを考えるゲームでは?」と議論が交わされたりしました。
 ただ、最後の第3レースでは、兇悪なカードが運よく沈んだり、また慣れたプレイヤたちが完成度の高い銀河トラックを作ったこともあり、4人ともゴールすることができました。
 久々にプレイしましたが、やっぱり面白いですね。制限時間内に宇宙船を作るのも楽しいですが、激しい航海の中で、どんどん損傷していくのも楽しいです。
(秋山28点、シャロペロ王子24点、Pecoponさん-7点、むらたさん-17点)

星の王子さま ボードゲーム



(インスト:7分、プレイ時間:30分)
 世界的に人気のある小説『星の王子さま』を題材としたタイルゲーム。デザイナーは『7Wonders』『花火』『タケノコ』『東海道』などで有名なボザ。
 一風変わった、指名制のオープンドラフトと、隠蔽されてない加点条件のため、なんだかしのぎを削りあうような、ドロドロとしたゲームでした。ポイントは手を広げることと、他プレイヤに狙われないことと、スタートプレイヤになることでしょうか。序盤は敢えて「お仕事」を放棄して、さきさんに3点タイルを回して、スタートプレイヤにしてくださいアピール。それが功を奏したのか、終盤は高得点タイルを着実に確保することができ、一気に駆け抜けることができたように思います。
 さっくり終わりますし、誘われたらまた遊びたいゲームですね。
(秋山50点、さきさん40点、シャロペロ王子37点、Pecoponさん35点、chocoxinaさん20点)

ガントレット・オブ・フール



(インスト:10分、プレイ時間:15分)
星の王子さま』が終わった段階で「ガントレットやってみたいでーす!」とアピールしたら、chocoxinaさんが持ち主だったらしく、そのまま遊ばせて貰いました。
ガントレット・オブ・フール』は、『ドミニオン』『キングダムビルダー』で名を馳せているヴァッカリーノによる競りとダイスのショートゲーム。武器を持ち、自らの能力に自惚れた冒険者たちを競って入手する前半と、その冒険者たちを操作して現れるモンスターを倒していく後半とにゲームが分かれています。最終的に冒険者は、全員、死ぬことになり、死んだところで獲得した金貨=勝利点を比較します。
 テーマが最高に好みで、楽しみにしていたのですが、苦手とするダイスゲームで、にんともかんとも……。
 少し、考えてみたいと思います。
 良いところから。
 まず、リプレイアビリティから。『ドミニオン』『キングダムビルダー』と同様に『ガントレット・オブ・フール』も繰り返し遊んでみたい欲を刺激されます。冒険者と武器の種類は豊富で、その組み合わせまで考えると、かなり色々なパターンがあります。それらに、どう自惚れトークンを載せるかによって強くなったり弱くなったりしますし、さらに1回のプレイが15分なので、連続して4回くらいやってもいいと思います。それくらいの強度は、あると感じました。
 プレイ時間も魅力のひとつでしょう。15分で終わるゲームの中では、そこそこの密度を持っているように思います。冒険が始まってからは消化試合の感が否めませんが、前半の競りの部分は、けっこう考えどころが多く、他プレイヤの相場感を見極めるのも含めて、よく出来ていると思います。
 悪いところ、その1は後半の箱庭感ですね。山札から現れるモンスターを倒せるかどうかなので、一度、冒険が始まったら、もう他人の手元を一切、見る必要がありません。他人がどのような選択をくだそうが、自分の冒険にまったく関わらないので、インタラクション性が完全に皆無です。
 その2はダイス運ですね。冒険者の能力や武器の特殊能力を使うことによって、勝利点を伸ばすことは出来ますが、それらの回数は決まっており、基本的には、ダイス運に恵まれたプレイヤが勝利します。もっと、ハッキリ言うと、前半の競りで、話術と交渉術と調整能力を駆使して、強い冒険者をあまり自惚れさせずに獲得したプレイヤが、それほど強くない冒険者を、かなり自惚れさせて獲得したプレイヤに対して「ダイス目が悪かった」という理由だけで、負けることがあります。
 色々と書いてしまいましたが、今のところ、ノット・フォー・ミーかなあ、と。でも、まだ1回しか遊んでないので、後3回くらいは遊んでもいいかなと思っています。
(シャロペロ王子14点、秋山11点、シンディーさん7点、Hopperjpさん7点、chokoxinaさん6点、ゆうさん5点)

ルーム25


(プレイ時間:25分)
 ごん太さんが『レーベンヘルツ』を遊んでいたので、その場でルールを読んで卓を立ててみました。
 いくつかのルールがありましたが、せっかくなので全員が一致団結して、脱出することを目的とする協力ゲームで遊びました。
 前半は上手いこと効率的に探索できて、ルーム25を早期に発見できたのですが、全員がゴール地点に向かうのに苦労しました。残念ながら、リッパーさんが途中で爆死し、2名くらいが辿りつけず脱出失敗。後で復習したところ、最適解が見つかりましたが、これを相談せずに共有するのは難しいですね。
 今度はチーム戦もしくは、全員が敵のパターンで遊んでみたいですね。
(結果:失敗)

中座



 別件対応のため、ここで中座しました。
 写真は会場から大森駅に向かう最中に見つけた桜スポットと、東京テレポート駅の近くに立っていたガンダムです。

フォルム・ロアヌム


(プレイ時間:30分)
 某所でお酒を飲んでから、会場に戻りました。
 少々、疲労度が高く、難解なゲームを立てたり、インストを受ける元気がなかったので、ヴォルフガング・クラマーによる1988年の作品『フォルム・ロアヌム』を立てました。今まで2人プレイしかしたことがなかったですが、3人以上で遊ぶときは連携が求められるのですね。るういさんの独走を許し、他の3人で足を引っ張り合ってしまったように思います。
(るうい42点、秋山17点、Pecoponさん9点、シャロペロ王子6点)

バックギャモン


(プレイ時間:20分)
 最後はシンディーさんと『バックギャモン』で遊びました。
 使ったのはドロッセルマイヤーズさんの、受注生産品です。持ち運びしやすく、遊びやすいように随所に工夫が凝らされており、所有欲を刺激するアイテムです。終盤、非常に苦しかったですが、ダイス目に恵まれたこともあり、なんとか経験者の面目を保つことができました。
(秋山勝ち、シンディーさん負け)

終わりに

 終了後、まちこさんと合流して、駅前の飲み屋で打ち上げ。軽く飲んでから「紙もペンもいらないゲームをやりましょうか」ということで古今南北を2回に、ワタシワーを1回、遊びました。
 次回のミスボドぷちは再来週、4月6日です。
 場所は今回同様、エセナおおた(最寄りはJR大森駅)。