雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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かんちょーさん宅ゲーム会_2013_1230

 調布のあなの主催者にして、ミスボドにも度々、お越しいただいているかんちょーさんのお宅にお邪魔しました。前日は多くの方が遊びに来られていたそうですが、この日はakiさんとイワイシさんに秋山を入れて4人だけということで、のんびりまったり遊びました。
 なんと言っても圧巻だったのは、ボドゲ置き場を兼ねる書斎ですね。かんちょーさんは、ブログに写真をアップロードされているので、ある程度、想像していましたが、実際に目の当たりにすると感動的です。

シムサラホップ


(インスト:6分、プレイ時間:10分)
 akiさんインストによる、子ども向けアクションゲーム。
 これは……うーむ……なるほど……。
 見た目のワクワク感に反し、やっていることは、棒でプラスチック板を叩いて、タイルをひっくり返しているだけというのが、にんともかんとも。悪くないのですが、悪くないだけという。子どもと遊ぶ分には良いかもしれませんね。

王と枢機卿


(インスト:15分、プレイ時間:40分)
 初プレイ。
 シャハトの傑作3人ゲームにして、かんちょーさんが大好きなゲーム。
 なるほど、これは確かに面白いですし、3人が適正というのも納得です。
 得点計算の後に、かんちょーさんが「akiさんも秋山さんも、セオリー通りに動かないから困った」と嘆いていたのが印象的でした。確かに振り返ってみれば秋山もakiさんも、ずいぶんと隙の多い、脇の締まってないプレイでした。道を長くすることばかり考えて、枢機卿を置かなかったり、無駄に修道院を置いてしまったりしました。ですが、セオリーを忠実に守り、間隙を突き続けたかんちょーさんは、しかし結果的には点数が低く、改めて、ボードゲームというのは人間と遊ぶものであるなと感じました。
(akiさん65点、秋山60点、かんちょーさん46)

羊と狼のピースフルワールド

 ここでイワイシさんがいらっしゃったので、4人で遊びました。
 写真は撮り忘れました。
 けっこう面白いと思うのですが、イワイシさんも、かんちょーさんも首を傾げていました。

エッベス


 最近、お気に入りの変態トリックテイキング。
 遊ぶのは2回目ですが、相変わらず地味・もやもや・終盤になると挽回不可能というボードゲームにおける駄目な要素が三拍子、揃っていますが、いやはや、面白かったです。良いゲームですねえ。
(イワイシさん7点、かんちょーさん&秋山3点、akiさん1点)

炭鉱讃歌


(インスト:25分、プレイ時間:1時間20分)
 け、傑作や……。
 最初から13駒もワーカーを使えるうえに食料供給しなくて構わないという安心感に加え、先にアクションを取られても、数に物を言わせ、自分も同じアクションを取ることができるという万能感が素敵です。お金を貰って、トロッコを買って、お仕事を請け負って、採掘して、出荷して勝利点を貰うという道筋が明確です。エレベータを強化して効率を上げる、みたいな余計な拡大再生産がないので、最初から勝利点のことだけを考えれば良いし、好みと好みを掛け算したような、大傑作でした。
 もう一度、言います。
 大傑作でした。
 と言うわけで、1時間超えのゲームという観点では『炭鉱讃歌』が2013年ベストに決定しました(秋山の中で)。誘われたら絶対に断りません、何度でも遊びます。
(秋山124点、かんちょーさん113点、イワイシさん101点、akiさん93点)

アウグストゥス


(インスト:10分、プレイ時間:20分)
 最後は「今年、話題になったゲームを遊んでみたい」という想いから『アウグストゥス』をリクエスト。
 なるほど、確かにビンゴですね。その瞬間は面白いけれど、あんまり後に残る感じはないですね。もう少し、うーん、個々のプレイヤに隠された目標カードが配られたりしたら面白いかもしれませんが……うーん……。
(akiさん67点、かんちょーさん56点、イワイシさん54点、秋山36点)

おわりに

 と言うわけで、2013年最後のゲーム会は、かんちょーさん宅でした。
 お招きいただきありがとうございました。また遊びましょう。