雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第39回「調布のあな」レポート

 調布で開催されているアットホームなゲーム会として名高い、調布のあな、に参加してきました。
 主催のかんちょーさんとは、イワイシさんが主催した、POQ送別ゲーム会で『ツォルキン』をインストいただいたのがファースト出会いです。フルボッコにされました。まあ、その後『ボラボラ』で逆転できたからいいんですけどね……。
 その後、ミスボドにお越しいただいたり、年末はご自宅に招いていただいたり色々あって、今回は東京出張のタイミングと、開催のタイミングが一致したので、参加することができました。
 当初は、朝から参加予定でしたが、前日接待で、大量に飲んでしまい一時間遅刻と相成りました……。


 調布のあなの会場は、調布駅から徒歩数分という立地で、やや分かりにくいことを除けば、アクセスしやすい場所ですね。会場も明るく、清潔感がありました。
 中央にゲーム置き場を配し、コの字型で卓を作るという感じで、ゲーム置き場に立っていれば会場全体が一望できるという編成が良いですね。
 どの卓にも、カラフルなテーブルシートがあって、ゲームを遊びやすい環境が整えられていました。
 入ってすぐの受付にはベルが設置されていて、受付にかんちょーさんがいなければ呼び出すという仕組みでした。見ていたところ、かんちょーさんは時間の8割くらいをインストに費やされていたので、受付は、ほぼ無人で、度々、ベルが稼働していました。10回くらい……?
「いいね!」と思ったのは、名札。参加回数が書かれているので、調布のあなというゲーム会に、どのくらい慣れ親しんでいるのかが一目で分かります。


 ゲームマーケット大阪の直後という開催タイミングでしたが、かんちょーさんの趣味もあってか、ゲーム置き場に並んでいたのはドイツゲームが多かったですね。
 遊ばれているゲームも同様で『ロシア鉄道』『王と枢機卿』『五本のきゅうり』『ニムト』あたりが人気でした。
 女性の参加者も多かったですし、小学生以下のお子さんも3人ほど。男性の参加者も、皆さん清潔感があって、素敵な時間が過ごせました。

ロシア鉄道



(インスト:40分、プレイ時間1時間40分)
 まつたけさんが遊んでみたいと仰られていた『ロシア鉄道』を、かんちょーさんインストでプレイさせていただきました。
 リトルエッセン新作、でしたっけ。『コンコルディア』『炭鉱讃歌』『雲南』今年は面白い作品が多いですね。
 清く正しいワーカープレイスメントといった作品で、拡大再生産やワーカー増員といった流行りの要素は、ひと通り抑えられています。大別すると線路を伸ばすのか、それとも技術を伸ばすのか。もう少し区分けすると、どの線路を伸ばすのか、どの工場を建てるのか。分かりやすい表現をすれば、勝ち筋が複数ある、です。
 けっこうルートがあって、目的カードや、獲得した自分だけが使えるアクションとの組み合わせによって、爆発的に点数が増える一方、噛み合わないときは、惨憺たる結果になります。そういった意味で、ある程度、先を見越したりアクションの強弱を見分けるゲーマーとしての経験値が求められるのと、罠を回避する注意力が求められます。特に、罠を回避、という考え方は『テラミスティカ』に近しいところがありますね。
 ランダム要素は、最初の順番決めと、自分だけが使えるアクションだけで、後はアブストラクトというのも最近の流行りっぽいですね。要素が多く、インストに時間を要しますが、一度、理解すれば、やることは限られていて単純なので、プレイ時間が2時間を越えることはないかなあという印象です。
(秋山327点、まつたけさん325点、ペリーさん313点、かくてさん159点)

ピックス


 久々に遊びました。
 せっかくなので、普段、遊んだことのない方と遊びつつ、インスト要員として卓を立てたいなあと思っていたら、右京さんが「これ遊びたいんですが、遊んだことなくて、インストできる方いらっしゃいませんか!」と声を挙げていたので、飛びつきました。
 こういう風に言ってくださると、風来のインスト要員としては助かりますね。

えんかい


(インストを含むプレイ時間:20分)
『ピックス』を終えた後、りきくん、はるくんたち小学生が『アグリコラ』を遊んでいたので、観戦していたのですが、兵庫からいらっしゃっていたあきたけさんに「遊びましょう」と誘われたので遊びました。
 少し話が逸れますが、この間、Raelさん、河原さん、しゅだっちさんにも「遊びませんか」と誘われていましたが、なんとなくでのらりくらり交わしてしまっていました。いつでも遊べるから、今日、ここでなくともいいかなあという思いが脳裏にあったのですが、考えてみれば東京在住の皆さんと名古屋在住の秋山では、ぜんぜん「いつでも遊べる」とは言いがたい状況でした。まったく気が付いていませんでした……。
 閑話休題
『えんかい』面白かったですねえ。
 伏せられた12枚のカードを、ヒントトークンを使いながら確認して、順番通りになるよう並び替えるという、記憶力を求められる協力ゲームなのですが「カードではなくコースター」「トークンがコルク」「合言葉しか口に出せない」「フレーバーとして干支が使われている」などの要素が、上手いこと絡み合って、非常に楽しい「ゲーム」に昇華されていました。
 難易度も高く、2回挑戦しましたが、どちらも失敗。
 これは、挑戦し続けて、いつかクリアしたいですね。
(挑戦者:あきたけさん、kanaさん、まちこさん、Raruさん、さむすさん、秋山)

鼻のゲーム


(プレイ時間:40分)
 そろそろ帰ろうかなと思っていたのですが、確かasukiさんとryoさんに「これが遊びたいのですが」と言われて、遊ぶことにしました『鼻のゲーム』。
 名画の鼻を切り出したタイルをテーブル上に並べて陣取りするというゲームで、最初のタイルを配るところだけランダムで、後は手札完全公開なのでアブストラクトです。
 ゲームとしては、どうなのかなという疑問はありますが、視認性が悪く、並ぶと気持ち悪いコンポーネントが、非常に好みです。中盤、上手い具合に立ち回ったryoさんが優勢でしたが、秋山の最後の一手がキングメーカーになってしまい、まちこさん逆転勝利でした。
(まちこさん22点、kanaさん17点、asukiさん14点、ryoさん&秋山13点)

終わりに


 と言うわけで、初調布のあな、でした。
 夜は某氏と食事をしようと思っていたので、だいたい17時くらいにお暇しました。アフターも楽しそうでしたが、またの機会ですね。
 ちなみに写真は、ミスボドにも何度も参加してくださっている方から、いただいたプレゼントです。嬉しい。3Dプリンタで出力したそうです。