雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

第18回「文学フリマ」レポート

 こんにちは、雲上回廊の秋山真琴です。
 文学フリマでした。
 前回に引き続き文学フリマ本気勢のひとりとして参加しました。前回も本気だったのですが、イベントに本気で出るということを色々と忘れていて、なんだか全力を出し切ることができませんでした。その点、今回は遺憾なく全力発揮出来たのではないでしょうか。

ブースの雰囲気


 前回に引き続き、パイプで組み立てた三段式のタワー、名づけて雲上閣を設置しました。非公式ガイドの高村暦さんには「ランドマークとして活用しました」と言われましたし、他の方にも「秋山さんの居所を聞かれたときに、あの塔があるところを言われて、すぐに分かりました」と、実に目立ったそうです。他サークルを見回してみても、立体で展示しているところは少ないので面白かったのではないでしょうか。
 肝心の頒布品ですが、点数があまりに多いことから、在庫は、ほとんどブース上に置けませんでした。なので、基本的には見本だけを前面に出しておいて、売る本は、都度、出していくというスタイルで運営しました。「持って来た本は、ブース上に積み上げるのがジャスティス!」という方もいらっしゃるでしょうが、今回は、この方式で進めてみました。在庫管理や補充が面倒ではありましたが、悪くない仕組みだと思います。
 売り子はもにょさんと言村律広さん、そして途中は、添田健一さんや蒼桐大紀さんに手伝っていただきました。あれ、伊藤なむあひさんは……?
 普段はお昼前後にブースを離れ、買い物をして戻ってくるのですが、今回は、なんとなく気が向いてお昼過ぎまでブースにいました。色んな方と会えたり会えなかったりしました。三糸さんは細くなっていたので、もっと食べるべきですね。あらま草さんは、SFセミナーからの文フリという、超カッコイイ流れでした(あれ、CON$さんは……?)。槍沢さん、お元気そうでした。うータンさんとはタイミングが合わず、会えませんでした。近所ですけれど、最後に会ったのは、多分、2011年の冬コミですね。森皿さんとも、小豆洗いさんとも、ハラさんとも、ずみさんとも長らく会っていません。その内、どこかで会えるでしょう。でるたさんとは、遠くで目が合いましたね。ソウブンドウの方々は、店番をしながら代わる代わる来てくださいました。志保龍彦さんにもお会いしたかったですね。艦これ……ではなくて、SFの話がしたかったです。みすてーさんと古川さんは、わざわざコミティアから、宵町めめさんと佐竹さんはコミティアが終わった後、お見えになりました。佐竹さんはモジノオトで会ったときは、遠藤コスでしたが、この日は髪を巻き巻きにしていて、イケボでした。ミスボド勢からは、前回に引き続きogawaさんが、そして、なんと双六小僧さんもお越しいただけました。とても嬉しいです。鳥久保さんは、ますます美人に、写さんは、ますますイケメンになっていました。m2さんは、何度か足を運んでいただけましたが、その度に会話できず申し訳ありませんでした。タカスギシンタロさんや峯岸さん、水池くんや幽明くんをはじめ、超短編勢も足を止めていただけました。氷砂糖さんの『p-kingdom』は人気でしたね、後、みんな佐多椋さんの『超短編集I』の装幀を見て、これはすごいと言って、そして無料配布のフリーペーパーを見て、そっと本をブースに戻していったのでした。他にも、いっぱいいっぱいのひとに来ていただいて、なんと90人の方に本を求めていただけました。ありがとうございまーす!

合体配置について

 前回は、Quantum EDiter、絶対移動中、眠る犬小屋の4サークルでしたが、今回は白昼社、恋人と時限爆弾、眠る犬小屋の4サークルで申し込みました。
 雲上回廊のイチオシは『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』でしたので、その参加作家と並びたいという想いでした。白昼社の泉由良さんと、恋人と時限爆弾の鳴原あきらさんには幻コレポップを差し上げたので、当日は3ブースにわたり、幻コレの表紙が広がっていました。
 次回も幻コレメンバーで合体配置で挑みたいですね。

チラシ



 500枚刷りました
 表は幻コレのチラシ、裏は雲上回廊のお品書きにしました。この方法ですと、列に並んで待っている間にも、頒布している本を確認することが出来ますし、とりあえずチラシだけ受け取っておいて、財布と相談しつつ、後から戻ってくることも出来ます。我ながら良いアイデアだったように思います。
 また、カラフルだったこともあり、道の真ん中くらいでも「なんだろう?」と近づいてきて受け取ってくださる方が多く、嬉しかったです。
 残ったのは100枚くらいです。400枚でも良かったかもしれませんね。

紙袋

 今回、いちばん人気で、いちばん話題を呼んだのではないでしょうか。
 いつも「思いの外、本を買ってしまったけれど、鞄が小さくて困っている」という方がいらっしゃるなあと思っていたので、今回は紙袋を50枚ほど用意しました。さらに、その紙袋をお渡しする際に、片側にビニールテープで、チラシの表面を貼らせていただきました。要は広告塔なのですが、皆さん快く受け取っていただき、持ち歩いていただきました。
 夕方頃、2階を歩いていたら「その紙袋、みんな持ってますけれど、どこで貰いました?」と声を掛けられて心の中でガッツポーズでした。
 これは次回以降もやっていこうと思います。
 残ったのは3枚くらいです。次回も50枚で問題ないでしょう。

釣り銭

 前回は1名から「秋山さん、釣り銭お願いします……!」とお声掛けいただきましたが、今回は実績0でした。千円札50枚は問題ありませんが、百円玉150枚は、さすがに重いので次回からは止めにします。
 気持ち、多く持って行って、近しいひとに頼まれたら応じるくらいでしょうか。

ボードゲーム部の活動


 いくつかボードゲームを持って来ていたのですが、ブース上に、ほんとうに余裕がなく、実際に遊ぶことができたのは『詠み人知らず』だけでした。
 ブースを訪れてくださった方に、さっとルールを説明し、1人1文字ずつ書き加えていただき、句を完成へと導きましたが。
 とは言え、なかなか知らない方には、声を掛けにくいこともあり、最終的に2句しか完成しませんでした。尚、遊んでいただけた方には、ミスボド缶バッジを差し上げたのですが、これがけっこう好評で、絶対移動中缶バッジと一緒につけてくださる方がいらっしゃいました。

頒布状況


 今回はiPad即売レジというアプリを用いて販売管理しました。
 せっかくなので、その集計結果を、少しだけ紹介します。
 グラフは青色の線が、本を求めに来てくださった訪問人数、赤色の線がお求めいただいた冊数、そして緑色の線が販売額となります。この図を見ていただくと、いくつかのことが分かります。
訪問者のピークは13時台。
15時台の訪問者は求める冊数が少ない。
16時台は駆け込んでまとめ書いする訪問者が多い。
 こんなところでしょうか。
 尚、具体的な頒布冊数は下記の通りです。

『幻視コレクション 思い焦がれる追憶の行方』46部
『てきとーの(す)べるせかい』10部
『異界再訪の扉と十三の不思議』35部
『裸の女の肖像』14部
『ゆる本 Vol.19』5部
『幻視コレクション 失われた一葉の架空』4部
『世界再生の書物と一つの楽園』8部
──以上122冊

 上記の他、委託として計30冊ほどがあって全体では160弱ですが、委託本の内訳は勝手に公開すべきものではないでしょうから、伏せておきます。
【追記】グラフの見方ですが、訪問人数と冊数は左の軸をご覧ください。販売額に関しては、委託本の売れ行きが逆算できかねないので削除しました。

買ったり貰ったりしたもの



 多すぎたので写真を撮影しました。
 金額にすると2万円弱です。

通販や今後の展開について。

『幻視コレクション 思い焦がれる追憶の行方』と『異界再生の扉と十三の不思議』を20部ずつ、『てきとーの(す)べるせかい』と『裸の女の肖像』を10部ずつ、密林社さんにお願いしました。
 近日中にAmazonで取り扱いが始まるかと思います。
 電子書籍化につきましては、BCCKSを検討しています。今しばらくお待ちください。

打ち上げ

 事務局主催の打ち上げに参加しました。
 70名を越える参加者だったとのこと、素晴らしい。
 色々と大変だったかと思いますが事務局が開催するのは、大きな意味を持つと思いますので、m2さんには、是非、引き続きがんばっていただければと思う次第です
 尚、移動するときに、周囲の方に、そっと声を掛けるなど陰ながらお手伝い差し上げましたが、渋澤怜さんがいらっしゃれば、もう少し円滑だったなと思ったことを付け加えておきましょう。


 打ち上げその物は、とても気楽でしたね。
 多くの方々と、自由闊達にして縦横無尽なる議論を交わせたように思います。秋山は子どもが大好きなので、譲さんのお子さんの隣に座って、わりとどうでもいいことを喋ったり聞いたりしていましたね。後、唐橋史さんに突発インタビューを試みたりしていました。友野さんとは、久々に会いましたね。伊織さんと唐橋さんのご友人で、和服の美女とBLの話はし忘れました。白熱灯とLED電球について熱く語る予定でしたが。山本清風さんと非公式ガイドの行商をしましたが、清風さんの怪しさ半端ないですね。ホルモン。その頃、鳴原あきらさんは、せっせと幻コレの営業活動に勤しんでおられました。古川さんの飲みは、相変わらずグイグイ来る感じで最高でした。文学とはめんどくさいものであるが故に、文学を志すものの酒もまためんどくさいものなんですが、古川さんは、まさに、それを体現しているんですよね。後『mouse』は傑作。絶対移動中勢とも、いっぱい話をしました。伊藤鳥子さん、伊藤なむあひさん、けんけんさん、業平心さん、くりまるさん、なかの真実さん。後は、あんこさん、恣意セシルさん、みすてーさん、平原さん、浮草堂美奈さん……の他にも、色んなひとと、色んな話を、いっぱいいっぱいしたような気がしますが、もしかしたら、しなかったかもしれません。そして、にゃんしーさんはイケメン。
……と、色々ありましたが、真髄は、隣室で過ごした十数分でしょうね。未来を真剣に考えているひとによる、極めて純度の高い、火花が散るような一瞬でした。

三次会〜四次会

 その場にいた、顔の知っているひとに声を掛けて、品川でよく使っていた、いつものお店に行きました。人数は二十名ほどでしょうか。
 伊織さんやよあけの愉快な仲間たちと人狼をやりました。1戦目はミスボド三次会でよくやるエアワンナイト人狼、これは秋山オリジナルです。2戦目は、その場でコンポーネントを作ってワンナイト人狼。どちらも中盤に面白い展開があって、中々に盛り上がりました。人狼は最初に遊んだときのGMによって、けっこう評価が激変する傾向にありますが、今回は成功をおさめられたみたいで良かったです。その後は、佐藤さんと泉由良さんと非公式ガイドのこれからについて語り合ったり、上住断靱さんと編集や出版について語り合ったりしました。
 四次会には青砥十さんも駆けつけられました。

次回の予定

 さて、次回について。
 9月の文学フリマ大坂に出展予定です。新刊は『幻視コレクション 第3弾』『反理想郷にさよならを(仮題)』の2冊を考えています。
 11月の文学フリマにも出展予定です。新刊は『山吹色外典』『ゆるコレ 第2弾』の2冊を考えています。

終わりに

 終わりません。
 これから、文学フリマで買ったり貰ったりした本を、せっせと読んで、せっせと感想を書くので、まだまだ、これからです。