雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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雲上回廊から第2回「文学フリマ大阪」のお知らせ(その2)

 こんにちは、雲上回廊の秋山真琴です。
 9月14日(日)堺市産業振興センターにて開催される文学系即売会文学フリマ大阪に出展します。ブース番号はG-13、サークル名は雲上回廊です。
 開催まで残すところ10日ほど。だいたい頒布内容も確定してきたので、改めてお知らせしますね。このエントリは、お知らせ(その1)の内容を完全に含むので、こちらを見ていただければ(その1)をご覧いただく必要はありません。

お品書き


 ブースで頒布する本を、分かりやすくまとめてみました。
 今回はNatural makerの真乃晴花さんと合体配置なので、お品書きも2サークル分としました。このお品書きを300部ほど刷ってしまったので、当日は是非、貰ってください。
 と言うわけで、新刊も既刊も委託もよろしくお願いします。お釣りは充分に用意しましたので、大きいお金でも、秋山は大丈夫です!

目次

【新刊】幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉
【新刊】反理想郷にさよならを
【新刊】ゆる本 Vol.20
【既刊】幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方
【既刊】てきとーの(す)べるせかい
【既刊】異界再訪の扉と十三の不思議
【既刊】裸の女の肖像
【既刊】幻視コレクション 失われた一葉の架空
【既刊】世界再生の書物と一つの楽園
【既刊】ゆる本 バックナンバー
【委託】卒塔婆カーニバル 100夜語り
【委託】殺人ビーンズへの反撃
【委託】鋼の国の火星兵(マルス
【委託】古き良きDungeon Hackを
【委託】超短編集I
【委託】彼の名はA 番外総集編
【委託】南米三部作
【委託】Untitled vol2
【その他】委託、売り子


 長いので、折りたたみますね。

【新刊】幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉


書名:『幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉』
情報:A6(文庫本)196ページ、50部持ち込み予定、800円
キャッチフレーズ:面白い物語を集めました
紹介:面白い物語を集めることに全力を尽くし、面白い物語を求めている読者の期待に応える、間違いのない一冊を作る。ただ、それだけを考えて作りました。ミステリ、SF、ファンタジー、幻想、怪奇の書き下ろし短編を集めたアンソロジィです。赤井都、業平心、仁司方、深瀬駿による4作品を収録しています。幻コレ、と覚えてくださいね。
特別サイトにて著者紹介や各作品の冒頭部分を公開中。是非、ご覧ください。

【新刊】反理想郷にさよならを


書名:『反理想郷にさよならを』
情報:A6(文庫本)224ページ、40部持ち込み予定、1000円
キャッチフレーズ:こんな世界から逃げ出してしまいたい? ようこそ、この本があなたの帰る場所です
紹介:『絶対移動中』や『オマケ・ノベル』に寄稿した秋山真琴による短編小説の中から14編を一冊にまとめた短編集です。タイトル通り、ディストピアをテーマとしたSF作品が多めで、後は奇妙な味の幻想小説や倒錯的なミステリなどを収録しました。
紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。

【新刊】ゆる本 Vol.20


書名:『ゆる本 Vol.20』
情報:A5(オンデマンド)44ページ、15部持ち込み予定、200円
キャッチフレーズ:気負わず、力まず、ゆるく生きるよ
紹介:創作文芸界で最もゆるいことで知られる同人アンソロジィです。今回のテーマは「架空のゲームのノベライズ」で、氷砂糖、添嶋譲、青波零也、蒼ノ下雷太郎、秋山真琴による5作品を収録しています。チラシには300円と書きましたが、印刷費を安く抑えることができたので200円にします。

【既刊】幻視コレクション 失われた一葉の架空


書名:『幻視コレクション 失われた一葉の架空』
情報:A6(文庫本)188ページ、800円
キャッチフレーズ:面白い物語を集めました
紹介:はるかかなた、佐多椋、吉永動機、言村律広、高村暦による5作品を収録しています。
特別サイトにて著者紹介や各作品の冒頭部分を公開中。是非、ご覧ください。

【既刊】幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方


書名:『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』
情報:A6(文庫本)200ページ、70部、800円
キャッチフレーズ:面白い物語を集めました
紹介:水池亘、鳴原あきら渡邊利道、泉由良による4作品を収録しています。
特別サイトにて著者紹介や各作品の冒頭部分を公開中。是非、ご覧ください。

【既刊】てきとーの(す)べるせかい


書名:『てきとーの(す)べるせかい』
情報:A6(文庫本)204ページ、30部、800円
キャッチフレーズ:すこしふしぎで、かなり変な小説、一冊にまとめちゃいました
紹介:『ゆる本』に掲載された言村律広による作品をまとめた連作短編集。実験小説が好きなひとと、肩の力を抜いて小説を読みたいひとにオススメな一冊です。巻末には責任編集の秋山真琴による力の入った解説があります。なんだか、ゆるいんだか、ゆるくないんだか分からなくなってきました。
紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。

【既刊】世界再生の書物と一つの楽園


書名:『世界再生の書物と一つの楽園』
情報:A6(カバー付き文庫本)220ページ、14部、1000円
キャッチフレーズ:遠未来学園異能SFファンタジー
紹介:「西暦3300年、物的資源問題を解決した人類は、自らの量子化を済ませており、優雅で怠惰な、種としての余生を過ごすのみとなっていた」という設定の長編小説です。現時点における秋山真琴の代表作と言って差し支えないでしょう。宵町めめさんによる挿絵が3ページあります。プラスチック製の栞もおまけされています。
紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。

【既刊】異界再訪の扉と十三の不思議


書名:『異界再訪の扉と十三の不思議』
情報:A6(文庫本)72ページ、100部、300円
キャッチフレーズ:「分かりやすく言うと、恐怖×進化」 「え?」
紹介:秋山真琴の代表作『世界再生の書物と一つの楽園』の後日談にして、独立した短編を二編収録した作品。価格も抑えられていて、雲上回廊入門にはぴったり?
紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。

【既刊】裸の女の肖像


書名:『裸の女の肖像』
情報:A6(文庫本)108ページ、40部、500円
キャッチフレーズ:禁忌を犯す百編の二百文字小説
紹介:僅か二百文字からなる小説が、一ページに一編ずつ、計百編、掲載されています。女性に付与された多様な役割をテーマとした作品で、悪趣味かつ露悪的な作品が多いです。
紹介ページも公開中。是非、ご覧ください。

【既刊】ゆる本 バックナンバー

『ゆる本』のバックナンバーを持っていこうと思っています。棚卸しをしていないので、どの号が、どれだけ残っているか分かりません。量が多いので、ブース上には出さない予定です。欲しい号があったら、お声掛けください。ダンボール箱から発掘します。

【委託】卒塔婆カーニバル 100夜語り


書名:卒塔婆カーニバル 100夜語り
発行:兎角毒苺團
情報:A5判、10部委託予定、500円
紹介:「卒塔婆は文学」と提唱し、卒塔婆を掲げて文学フリマに乗り込む、兎角毒苺團の伊織さんの怪談掌編集に、短い怪談を4編ほど書きました。秋山以外にも36名が参加ということで、怪談系や超短編系の読み手には、是非、読んでいただきたいです。よろしくお願いします。

【委託】殺人ビーンズへの反撃


書名:殺人ビーンズへの反撃
発行:Blemen
情報:文庫判、3部委託予定、400円
紹介:『幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉』に参加してくださった仁司方さんによるSF短編集です。ご本人はSF(エセエフ)と謙遜されていますが、いやいや、なかなか歯応えのある正統派SFです。

【委託】鋼の国の火星兵(マルス


書名:鋼の国の火星兵(マルス
発行:Blemen
情報:文庫判、3部委託予定、600円
紹介:こちらも仁司方さんのSF短編集で、自称SF(エセエフ)第2弾です。『文学フリマ非公式ガイドブック 第4版』にて秋山が推薦本として挙げさせていただいたのですが、その後、多くの方から「面白かった!」と言っていただけた、文字通りお墨付きの一冊です。

【委託】古き良きDungeon Hackを


書名:古き良きDungeon Hackを
発行:Blemen
情報:新書判、3部委託予定、1000円
紹介:こちらも仁司方さんの本です。こちらはご覧の通りファンタジーなのですが、あまり内容について言及するとネタバレになるので、ファンタジーで冒険物ですと言うのに留めておきましょう。『ウィザードリィ』『世界樹の迷宮』がお好きな方は、きっと楽しめること請け負いです。ちなみに、今回、委託する仁さんの3冊の中で、秋山の一押しは、これです。

【委託】超短編集I


書名:超短編集I』
発行:script.
情報:700円
紹介:『幻視コレクション 失われた一葉の架空』に参加してくださった佐多さんによる超短編集です。全50編収録されているそうです。この本は開会時からあるわけではなく、午前中に東京から大阪へと移動する佐多さんが、手で搬入されるので、気になっている方は午後にお立ち寄りください。

【委託】彼の名はA 番外総集編


書名:彼の名はA 番外総集編
発行:恋人と時限爆弾
情報:1000円
紹介:『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』に参加してくださった鳴原あきらさんによる作品です。「カインの神様」が気に入った方は、是非、お求めください。

【委託】南米三部作

書名:南米三部作
発行:吉田ひなこ
情報:A5判、520円
紹介:鳴原あきらさんのご友人ということで、委託を受けることになりました。元々は鳴原さんが泉由良さんの小説を読んで、吉田ひなこさんを思い出して「秋山君、読んでみる?」と貸してくださったのですが、筆致がとてもロックで、何故、由良さんを連想したのか明確には分かりません。おおよそ日本人とは思えない語句選択のセンスで、近しいところでは舞城王太郎を連想しました。どうやら日本と海外を往復されているらしく、そういった生活が土壌となっているのかもしれません。とにかく文章が躍動感に溢れ、想起されるイメージが破滅的で、多くの書き手が目指してはいるけれど、実現できていなかったところに手をつけている感じです。長々と語ってしまいましたが、鳴原さんの推薦という時点で、すでに充分に箔が付いているので、秋山が言葉を付け加える必要はなかったですね……。

【委託】Untitled vol2

書名:Untitled vol2
発行:吉田ひなこ
情報:A5判、520円
紹介:言いたいことは、ほぼほぼ上に書いてしまいました。

【その他】打ち上げ

 秋山は第二回文学フリマ大阪〜お疲れ様会〜に参加予定です。
 夜、暇を持て余している方、一緒に打ち上がりましょう。

【その他】売り子

 売り子について。当日は秋山とはるかさんの2人で入場し、設営予定です。余力があれば個人サークルさんお手伝いしますので、手が足りない方はご連絡ください。以前に雲上回廊の本に参加された方で、休憩がてら売り子やってもいいですよという方、直接、お声掛けください。30分、手伝っていただけるだけで、だいぶ助かります。しかも、それで雲上回廊売り子の実績解除ができます。お得!

終わりに

 と言うわけで、文学フリマ大阪の告知(その2)でした。
 次回があるとすれば、きっと(ふぁいなる)ですね。