雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ゲームマーケット2014秋に参加してきました

 11月16日、国際展示場にて開催されたボードゲーム系のイベント「ゲームマーケット2014秋」に参加してきました。
 ゲームマーケットに最後に参加したのは2013春だったので、だいたい一年半振りです。以前は本気勢として、予約を駆使して、当日も巡回ルートを決めて、早朝に出発して臨んでいましたが、今回は11時くらいにのんびりお伺いしました。
 しばらく足が遠ざかっていたのは、一部の一般参加者のマナーが悪かったことと、一部のサークル参加者のマナーが悪かったことと、運営側の体制が整っておらずそれらに対応しきれていなかったことに起因します。このことを、今まで何度か口頭やTwitter上で発信してきましたが、今回、参加してみて考えを改めました。
 カタログの冒頭には、かなりのページ数を割いて、またイラストを起用して注意を喚起していますし、当日のスタッフさんの動きも意識されているように感じました。一般参加者もサークル参加者も慣れてきたのか、お互いを気遣い、周囲へ目を配っていたように感じました。広い空間という物理的な事象も、大きな意味を持っているかもしれません。また、秋山自身の心境の変化として、批判的なことを口にしても仕様がないので、良くするすべを考えよう。ということを最近、考えており、そういう目線で見たように思います。
 前段が長くなりましたが、以下、レポートです。

いざ会場へ


 10時過ぎに自宅を出て、のんびりと会場へ向かいました。
 頬を切る風が冷たくなり始め、冬の足音が聞こえます。空を見ると、けっこうなスピードで雲が流れていて、海風を感じましたね。
 当日、国際展示場では、ファッション系のイベントも開催されており、ボードゲームファンとは装いの異なる女性や家族連れが多いように感じられました。スタッフさんの掲げる案内板を目印に、西館の奥へ奥へと歩いていきます。

 途中、コーさんと鉢合わせたので、『幻影探偵団』は買えましたか? と聞いたら「2つ、買いました」「えっ」「遊ぶ用と保存用です」「すごい……!」驚きました。
 コーさんと別れ、入り口へと向かっていると、途中、いわしさんを待っているリッパーさんを見つけてお話して、離脱すべきかどうか悩んでいるShikitaと会って話していたら名古屋からやってきたTKさんと会って、立ち話をしていたらマツダさんに背後から抱き締められ……全然、入場できませんでした!(笑

会場逍遥


 カタログを手に会場に入ると、大勢の人に圧倒されました。浅草での開催と比較すると、天井が高いこともあり、人いきれで熱気を覚えることはなく、空気は悪くなかったですね。調布のあなのかんちょーさんが、ぼくのたからものというサークル名で出展されているはずだったので、挨拶に行こうと思ったのですが、中央部へ突入するのは、ちょっと気後れしたので、まずは外周から回ることに。
 最初に目についたのは、バネストさんの幟。目につく、鮮烈なグリーンですね。その少し先では『枯山水』の試遊卓があり、良いコンポーネントだなと思った次第。
 そこから先は、数歩ごとに知り合いと出会って、一周するのにだいたい一時間ほど掛かりました。会場、広かったですねー。

ゲームマーケット大賞打ち合わせ

 12時からはゲームマーケット大賞の審査員の顔合わせと打ち合わせでした。
 草場さんとは良く一緒に遊びますが、小野さんとお話するのは初めてでしたし、朱鷺田さんには初めてお会いしました。鍋野さんがナイスミドルと仰っていましたが、ナイスどころではないイケメンで、朱鷺田さんのような年齢の重ね方をしたいなと思ったりしました。
 朱鷺田さんが4Gamerのライターとして草場さんに取材されていたので、ここでの様子は、後に公開されることでしょう。小野さんも写真を撮っておられました。

昼食


 打ち合わせを終えて、再び会場を歩いていると、何名かの方に「秋山くん、にゃかのさんが○○のあたりで待ってるよ」と教えていただきました。その場所へ向かうと、ツォルキン会主催のラスクさんがリアル壁ドンされていて、すごい衝撃を受けました。壁ドン、初めて見たわ……写真、撮れば良かった……。
 にゃかのさんとゲームマーケットの感想を語り合いながら、いったん外に出て、ロコモコ丼を食べました。
 その後は、閉会までゲームが遊びたかったので「試遊卓を渡り歩きませんか?」と提案して、色々なゲームを遊ばせてもらいました。

ゴリティア


 最初はステッパーズ・ストップのポーンさんに、1人用ゲーム『ゴリティア』を遊ばせて貰いました。
 ブースはI was gameのカレーさんに任せて、自分は試遊卓で直接、お客さんと向かい合うという姿勢が、いかにもポーンさんらしいですね。ジスさんの話やManifest Destinyさんの『ラストセブンデイズ』の話をしつつ遊ばせてもらいました。
『ゴリティア』は、けっこうスルメゲーで、その場では買わなかったのですが、後からジワジワ来たので、委託が始まったら買います。

アレグ


 これは意欲作ですね。
 リアル脱出ゲームを協力型ボードゲームの形に落とし込んだもので、GMの状況説明を聞きながら、プレイヤが相談して脱出すべく協力するというものです。『惨劇RoopeR』が好きな層は、楽しめるのではと感じました。
 既存のボードゲームの枠組みに囚われない、かなり新しいところを切り込んでいるイメージです。潜在的なファンは多いかと思うので、上手く届けばと願います。

スライド10


 指を用いた……何ゲーでしょうか?
 要素的にはバランスゲームに近いような気はします。セットアップに時間を要しないという点が、優れていますね。

中央線ゾンビ帰行


 こちらはインストを受けただけです。
 東京がゾンビで覆われて、職場の新宿から、自宅のある三鷹に帰るというストーリーが、最高に良いです。道中で脱落したら、ゾンビサイドとなって、他プレイヤを邪魔する方へと勝利条件が変わるのも面白いですね。

ノスタルジア


 りんちゅさんに直々にインストしていただきました。
 変わったテイストのトリックテイキングで、アートワークが良いですね。何度もルールに手を加えているらしく、その変遷も含めて楽しめそうです。

スマホで焼肉しよう。


 電源ゲームどころか、スマホ必須のゲームでした。驚き。
 タイマーアプリを使って、なるべく1分に近づけるというが基本的なルール。5点先取のショートルールで遊びましたが、6点以上だと特殊効果もあって面白そうですね。

モモンガのおやつ


 こちらも、スマホ必須のゲームでした。
 しかも題材は、流行りのガチャ。このゲームは、かなり原石感ありましたね。ソシャゲーにはまった経験があるボードゲームに造詣の深い方が関われば、格段に良くなるでしょう。ボードゲーム的な要素だけを見ると、確率とブラフと競りを掛けあわせているだけなのですが、この確率のところをガチャにしているのが興味深いですね。廃課金プレイや、ガチャ破産みたいなものと、ドロップアウトクニツィアの『ハイソサエティ』的な)を入れれば、ぐっと輝きを増すように感じました。

お蜜柑様


 蜜柑教の信者として、派閥争いに勝とうとするゲーム。
 ざっくり言ってしまえばフリーゼの『三戒』なのですが、テンポの良さという観点では、こちらに軍配が挙がりそうですね。先手不利後手有利をなくすために、『カタンの開拓者たち』方式の順番を取り入れているのが好印象です。

はちゃめちゃ森の音楽祭


 シンプルなバッティングゲームなのですが、それ故にカウンティングが重要になってきて、そのカウンティングを行なうのにあたって、カードのデザインがとても良いです。
 プレイ人数に応じて、使用するカードを変更するのですが、人数毎に、どのカードが、どのくらい入っているのかが一目で分かるのが良いです。

Rolling Japan


 OKAZU brandさんがエッセンで先行販売した作品。
 HammerWorksさんがインストされていたのですが、途中で思わず泣きそうになりました。よく、このゲームを海外に持っていってくださいました。ゲーム自体の完成度もさることながら、日本を題材とする必要性と必然性を兼ね備えています。これも、その場では買いませんでしたが、名古屋で広めるべきと確信したので、委託が始まったら買います。

終わりに


 ダイエットに成功したれらしうさんの手がけた、正規空母赤城のプレイマットを撮影させていただきました。買うなら加賀さんプレイマットか、瑞鶴プレイマットですが、問題は、プレイマットを使う機会がないんですよねー……。
 閉会直前に『みんなのインスト』を買おうと思ったら、売り子の方に「秋山さんじゃないですか! 著者は贈呈分があるんですよ、買っちゃ駄目ですよ、ほら、シロウさんのところに行きましょう!!」と手を引っ張って連れてってくださいました。感謝感謝……。
 そして、閉会後は、ほらボド! さんのインタビューを受けたり、かんちょーさんの「ぼくのたからもの」というサークル名にまつわる真の理由を教えていただいたり、知り合いと雑談したりして、最後に大井町で食事してから名古屋に帰りました。良くしていただいた皆さん、ありがとうございます。次は3月のゲームマーケット大阪でお会いしましょう!!