雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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石川県は能登の伝統ゲーム『ごいた』をゆるゆると攻略


 石川県の漁師さんたちが、海が荒れて漁に出られないときに遊んでいたとされるゲーム、ごいた
 秋山がこのゲームを初めて遊んだのは2013年11月の頃です。極めて運の要素が強いと感じましたが、対面に座るパートナーと組んで戦うというのが好きで、繰り返し遊んでいます。
 シンプルなゲームなので、何度か遊べばコツが見えてくるかと思うのですが、ゆるゆる攻略シリーズとして、気づいたことを覚書程度に書き留めてみたいと思います。
(ゆるゆる攻略シリーズとは、あんまり本気になりすぎず、あくまでゆるく書いているボードゲームの攻略記事のことです。攻略を見ずにゲームを楽しみたい方は、回れ右推奨です)

相方の攻めに「なし」と言う

 攻めに対して誰も受けることが出来なかったとき、1枚を伏せて捨てることができます。
 これには2つのメリットがあります。不要なコマを処分できることと、敵チームに対して情報を与えないことです。相方が攻めているときには、受けられるコマを持っていても受けずに「なし」と言うのは基本となる作戦のひとつです。

王攻め

 通常、王で攻めることは出来ません。ですが、王を2枚とも持っていれば、王で攻めることができます。
 2回目の攻めで王を使い、3回目の攻めで王を使えば、絶対に上がることが出来ます。敵チームから親を奪いたいときの速攻に有用です。

香攻め

 香は王で切ることができないコマです。
 香を4枚すべて持っているとき、香で攻めるだけで絶対に上がることが出来ます。
 3枚しか持っていなくとも、相方が最後の1枚を持っている可能性があります。果敢に攻めてみるのも一手です。

相方の攻めを受ける

 相方の攻めを受けるのは、前述の、基本となる作戦と相反します。
 しかし、自分が王攻めできるときや香攻めできるときなど、攻め切れるときは相方の攻めを受けるのも一手でしょう。

し攻め

 香と同じく、しも王で切ることができないコマです。
 全32コマの内、しは10枚もあるコマですので、可能性は低いですが、自分と相方とで10枚の内、8枚を持っている可能性があります。
 そんなときは、敢えて普段は弱いしで攻めるのも一手です。上手くすれば攻め切れるかもしれません。

飛角金銀馬攻め

 飛角を2枚すべて、もしくは金銀馬を4枚すべて持っている場合に有効な攻めです。
 しかし、いずれも王で切られてしまうので信じきるのは危険です。
 2枚の内1枚、あるいは4枚の内3枚しか持ってなくとも、相方が最後の一枚を持っている可能性はあります。

受けを広く持つ

 手が悪く、攻めきる自信がない場合は、手を偏らせず、どんな攻めが来ても、幅広く受けられるようにしておくのが無難でしょう。
 特に重要なのは最後の2枚です。2倍ボーナスは狙いたいところですが、確実に取れる状態でないときは避けた方が良いでしょう。また、敢えて弱いしを、伏せて捨てずに、最後まで取っておくのも逆転の発想です。

親の初手から手を読む:し編

 しは、し攻めのときを除いて、極めて弱いコマです。
 そんなしから攻めが始まった場合、親の手にしが多いことが推察できます。

親の初手から手を読む:香編

 王を持っているプレイヤが最も恐れるのは、香攻めを受けることです。
 香攻めでないときに、香を攻めに使うのは敵チームの香をあぶりだそうとする行為と考えられます。王を1枚以上、持っている可能性があるので、し攻めが有効かもしれません。

親の初手から手を読む:飛角編

 2枚しかない飛角は、金銀馬と比較して受けにくい、強いコマです。
 親が敵チームの場合、親が飛角を2枚とも持っている、もしくは親の相方が残りの1枚を持っている可能性を考え、即座に王で切るのも一手です。

親の初手から手を読む:金銀馬編

 しの数が0〜3枚程度、飛角を0〜1枚しか持っていない、つまり親の手が弱いことが察せられます。
 しかし、油断は禁物です。誰かひとりの手が悪いときは、他のプレイヤに良いコマが行っていることを意味します。

敵の攻めに「なし」と言う

 敵の攻めを敢えて受けない、異色の手です。
 相手を混乱させるという点において有効な手ではありますが、攻めが一周してしまった場合や、相方に王を使わせてしまったりすると、かえって苦境に立たされることになるので危険を伴います。

一貫しない

 たとえば最後の2枚に必ずしを残すプレイを続けていると、敵チームはしを警戒するようになります。
 そう思い込ませたタイミングで、しを残さないプレイも有効と言えます。

5しを宣言されたときの判断

 相方が5しを宣言したとき、手を見て考えてみましょう。
 王を何枚持っているか、香を何枚持っているか、しを何枚持っているか。どちらのチームが親か。
 ひとりの手にしが5枚も集まっているということは、それ以外の3人の手は、かなり良いことが察せられます。そこそこの強さだったら勝負せずに、素直に流した方が無難でしょう。

親を奪う

 不要なコマを伏せて捨てた上に、自分から攻めを始められる親は、かなり強いです。
 王や飛角で上がれば高得点ですが、親でないチームは、安くても速攻で上がり、親を奪うことを優先して考えた方が良いでしょう。

親を奪われない

 親のいるチームは、敵チームの速攻を警戒しましょう。
 親の権利を維持するだけで、安定した勝率を維持することができます。

高得点を狙う

 いくら10点や20点で上がっても、40点以上で上がられると容易にひっくり返されます。
 勝っているチームは負けているチームを引き離すために、負けているチームは逆転のために高得点を狙いましょう。

相方と足並みを揃える

 低い勝利点でもいいか速攻を決めるか、じっくり腰を据えて高得点を狙うか。
 どちらが正しいかは状況と手によります。大事なのは相方の手を予想し、足並みを揃えることです。

終わりに

 箇条書きのように、書き連ねてみましたが、言葉にしやすいところは、だいたい書いたと思います。
 繰り返しになりますが、肝心なのは他プレイヤの手を読むことと、相方と足並みを揃えることです。成功法で攻め立てる一方、肉を切らせて骨を断つ奇策を弄することも重要です。
 では、楽しいごいたライフを。

ごいた

ごいた