こんにちは、雲上回廊の秋山真琴です。
気がついたら、もう開催まで、かなり差し迫っていました! 普段であれば、出来上がり次第、情報を出していっていたので、その1、その2とナンバリングしていましたが、今回は、その1にして、早くも最終になりそうな予感です。
さて!
と言うわけで、第二十回文学フリマ! です!
5月4日(月祝)11時から17時まで、東京流通センターにて開催される第二十回文学フリマに出店します。交通手段としては、JR浜松町駅からモノレールに乗り換えるのが、交通手段としては一般的ですが、秋山のイチオシはJR大森駅からタクシーです。モノレールは運賃が高いので、3人以上で同乗する場合はタクシーの方がお得です。
会場に辿り着いたら、1階だけで満足せずに、どうぞ2階まで足をお運びください。ブース番号はイ-01、サークル名は雲上回廊にて、みなさまのお越しをお待ちしております。
今回、どんな感じでのお出迎えを予定しているかというと……下に書きましたので、ご確認ください。
はじめに、雲上回廊とは
雲上回廊は秋山真琴が代表を務める、総合創作団体です。主な活動として文芸作品の発表の他、出版機能や編集機能の提供を行なっています。と書くと、多くの団体員がいるように見えますが、今も昔も代表一名だけの団体です。コーポレートメッセージとして「For everyone's tomorrow」を掲げています。
文学フリマにおいては、秋山真琴が執筆した作品の頒布と、秋山真琴が編集や企画等で関わった作品の頒布を行なっています。
頒布する本の紹介
点数が多いので、箇条書きにします。
詳細はWebカタログにリンクしましたので、そちらをご覧ください。
【新刊】『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』500円/50部持ち込み
【新刊】『幻視コレクション 語り継がれる物語の前夜』800円/50部持ち込み
【準新刊】『そえもの 添田健一物語集』300円/30部持ち込み
【既刊】『幻視コレクション 失われた一葉の架空』800円/3部持ち込み
【既刊】『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』800円/4部持ち込み
【既刊】『幻視コレクション 終わりなき夢想の終焉』800円/10部持ち込み
【既刊】『てきとーの(す)べるせかい』800円/4部持ち込み
【既刊】『墨妖』1000円/15部持ち込み
【既刊】『世界再生の書物とひとつの楽園(二版)』800円/10部持ち込み
【既刊】『異界再訪の扉と十三の不思議』300円/1部持ち込み
【既刊】『反理想郷にさよならを』1000円/9部持ち込み
【既刊】『山吹色外典』1000円/8部持ち込み
【既刊】『ゆる本 Vol.19』200円/3部持ち込み
【既刊】『ゆる本 Vol.20』200円/13部持ち込み
【既刊】『ゆる本 Vol.21』200円/5部持ち込み
【既刊】『ゆる本 Vol.22』200円/12部持ち込み
【見本】『裸の女の肖像』在庫なし見本のみ
【委託】『AHNENERBE vol.1』500円/5部持ち込み(打算とも名誉とも無縁なもの)
【委託】『AHNENERBE vol.2』1000円/5部持ち込み(打算とも名誉とも無縁なもの)
【委託】『悪くない場所RPG』500円/5部持ち込み(打算とも名誉とも無縁なもの)
【委託】『インスタントリプレイ』500円/10部持ち込み(空想少年はテキストデータの夢を見るか?)
【無配】『ゆるふわ紙 Vol.5』無料配布
【無配】『ゆるふわ紙 Vol.4』無料配布
【無配】『ゆるふわ紙 Vol.3』無料配布
【無配】『ゆるふわ紙 Vol.2』無料配布
このチラシを目印にしてください
今回もチラシを作りました。雲上回廊が頒布する本がずらりと並んでいます。
ここ1年で点数も増えてきて、だんだん書影が小さくなってきました。
尚、裏面は『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』の表紙にしました。
今回の新刊は二本立てです
今回の文フリのために用意した新刊は『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』と『幻視コレクション 語り継がれる物語の前夜』の二作です。
『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』は2007年に発表した『7文字でつながる連作超短編を書こう!』の第2弾なので、タイトルに年数が入っています。2014年の9月から制作に着手して、50名による50作の超短編を収録しています。各参加者には7日間という締め切りで書いていただき、バトンをつないでいただきました。50名の内訳は下記の通りです。秋山真琴/蒼桐大紀/葉原あきよ/櫛木千尋/牟礼鯨/有村行人/まつぐ/佐多椋/泉由良/根多加良/倉田タカシ/圓眞美/氷砂糖/市川憂人/たなかなつみ/霜月みつか/伊藤鳥子/渡邊利道/野兎/ウミウシ/若本衣織/仁司方/鳴原あきら/空木春宵/伊藤なむあひ/朝来みゆか/白河紫苑/伊織/小稲荷一照/青波零也/遠野よあけ/雨下雫/海音寺ジョー/加楽幽明/青砥十/影山影司/志保龍彦/長屋言人/藤風雲人/言村律広/タキガワ/紙男/業平心/にゃんしー/添嶋譲/添田健一/猿川西瓜/神尾アルミ/高村暦/水池亘、敬称略。
ちなみに、この本は、下記サークルさんでも取り扱っていただいています。お好きなブースでお買い求めください。
1階 D-33「兎角毒苺團」
1階 D-34「BRADDY VOICE」
1階 D-49「闇擽」
1階 D-63「淡く眠る猫」
1階 F-19「白昼社」
1階 F-20「おとそ大学パブリッシング」
2階 イ-01「雲上回廊」
2階 イ-31「無礼面-Blemen-」
2階 イ-40「Anonymous Bookstore」
2階 ウ-41「PRISM MORN」
新刊のもうひとつ『幻視コレクション 語り継がれる物語の前夜』は「面白い物語を集めました」をキャッチフレーズにしたアンソロジィで、今回は川獺右端さん、猿川西瓜さん、添田健一さん、空木春宵さんの作品を掲載させていただきました。『幻視コレクション』は、文学フリマに初めて参加された方が「せっかくだから何か買って帰りたいけれど、何を買えばいいか分からない」というときに取っていただきたいと思って手掛けているシリーズとなります。今回の幻コレ青はシリーズ最厚にも関わらずお値段据え置き! お値打ちでもあります!!
その他に目に留めていただきたい本
『そえもの 添田健一物語集』は4月に開催された文フリ金沢が初出の新刊となります。東京での頒布は、今回が初となりますので、準新刊という扱いにしています。是非、お手に取ってください。
『墨妖』は前回の文フリ東京の新刊ですが、当日に50部完売。その後、書店委託分や通販も含めると、累計で150部以上が読み手の元に渡りました。300ページ超え、1000円という価格等を踏まえると、飛ぶ鳥を落とす勢いと言えます。まだ、読まれてない方は、是非、どうぞ。
『世界再生の書物と一つの楽園』は2013年11月に出した秋山の長編です。この度、初版100部が、すべて秋山の手元からなくなったので二版にして100部増刷を掛けました。二版はカバーをつけておらず、表紙にそのままイラストを印刷しています。カバーをなしにすることで、原価を下げることができたので、価格は800円に下げました。まだの方は、この機会にどうぞ。カバーありの初版が欲しい方は、Amazonや架空ストアさんからどうぞ。
- 作者: 秋山真琴,宵町めめ
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2013/11/04
- メディア: 文庫
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在庫僅少の本
『異界再訪の扉と十三の不思議』は、秋山手元に残1となりました。再販はしない予定ですので、今回のが売れたら、後はAmazonと架空ストアさんに残っている分だけになります。Amazonは最低単価が400円らしいので、架空ストアさんで買うと、100円だけお得です。
- 作者: 秋山真琴
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2014/05/19
- メディア: 文庫
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- 作者: はるかかなた,佐多椋,吉永動機,言村律広,高村暦,秋山真琴
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2013/11/04
- メディア: 文庫
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- 作者: 水池亘,鳴原あきら,渡邊利道,泉由良,秋山真琴
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2014/05/19
- メディア: 文庫
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- 作者: 言村律広,秋山真琴
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- 作者: 秋山真琴
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『ゆる本 Vol.23』について
文フリ毎に発行している「気負わず、力まず、ゆるく生きるよ」がモットーの『ゆる本』は、今回でVol.23となります。
……が! 今回は、秋山のうっかりが発動し、A5判ではなく、A6判で作ってしまいました。ふつうに読む分には支障がないのですが、やはり文字サイズが小さいので、ご年輩の方には、少々、厳しいかもしれません。
そこで『ゆる本 Vol.23』については雲上回廊のブースで1500円以上、お買い求めてくださった方で、かつ希望者の方におまけする本にしたいと思います。
『ゆる本 Vol.19』〜『ゆる本 Vol.22』については、ふつうに各200円で頒布しておりますので、合わせてお求めください。
尚『ゆる本 Vol.23』がなくなってしまったときは、『ゆる本 Vol.18』以前のバックナンバーを代わりのおまけ本にしたいと思います。
無料配布物について
上述したチラシの他に、雲上回廊ブースで本を1冊以上、お買い求めいただいた方に、先着50名で紙袋を差し上げます。買った本を入れるのにお使いください。
また、秋山真琴と遠野よあけのテーマ競作が掲載されている超短編フリーペーパー『ゆるふわ紙』もVol.2〜Vol.5までありますので、是非、お持ち帰りください。
委託について
今回の委託は2サークル、4冊の予定です。
まずは、遠野よあけ率いる打算とも名誉とも無縁なものから『AHNENERBE vol.1』『AHNENERBE vol.2』『悪くない場所RPG』です。いずれもTRPG関連図書です。『AHNENERBE vol.1』と『AHNENERBE vol.2』はレビューも載っているので「TRPGとは何ぞや?」という方も楽しめるかと。『悪くない場所RPG』は例の話題になったやつのルールブックです。
もうひとつは、空想少年はテキストデータの夢を見るか? の添嶋譲さんの作品『インスタントリプレイ』です。金沢を舞台にした掌編小説集、切ない系みたいです。
寄稿した作品について
今回も色々なサークルの、色々な本に寄稿させていただきました。
伊藤鳥子さん率いる絶対移動中の新刊『絶対移動中vol.17 悪い人』に「アヤノゴロク」という掌編を寄稿しました。また、フリーペーパーに掲載されると思いますが「アヤノさんについて」という掌編も寄稿しました。ブース番号はD-52です。5月5日のコミティアでも頒布されるそうです。そちらはV-38b。
櫛木千尋さん率いる俳句と超短編の新刊『俳句と超短編vol.1』に俳句と超短編を、それぞれ寄稿しました。ブース番号はE-50です。
加楽幽明さん率いる闇擽の新刊『幾何学的浪漫譚(アラベスク・ロマネスク)』に超短編「時をかける栞」を寄稿しました。また、幽明さんは超短編系サークルでスタンプラリーも企画していて、その記念本向けに「空色」を寄稿しました。ブース番号はD-49。
終わりに
だいたい、こんな感じでしょうか。
まだ抜けがあるような気もしますが、とりあえず、ここまでまとめました。
もしかしたら、前日、5月3日にでもまとめなおすかもしれません。ひとまずは、こんな感じで、よろしくお願いします。