雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

エッセンに行くついでにヨーロッパ周遊しました(2日目)

 ちょっと間が空きましたが、記憶を探りながら書いていきます。

 と言うわけでミュンヘンに到着しました。英語では「ミューニック」と発音するらしいですね。不思議です。
 ここから先、多くの看板でドイツ語と英語が併記されていました。

 入国審査は滞りなく終わりました。

「何しに来たの?」
「観光です」
「どこへ?」
「言うまでもなくミュンヘンです。後は、ケルンやエッセンを見て、それからフランスとスペインも回る予定」
「エッセン? どうしてエッセンへ?」
「友人がいるので」
「なるほど、通ってよし」

 審査を終えると、目の前は手荷物の返却スペースで、虹色と赤色のベルトを巻いたスーツケースは一瞬で見つけられました。破損もなく、開けられた様子もありませんでした。

 空港から市街へは電車を使って移動します。
 まるでスロープのようなエスカレーターです。折り畳み傘を盗まれて、目に見えてテンションの下がっていたけがわさんも、ドイツの空気に触れ勢いを取り戻したのか、このエスカレーターを走って降りたり、また上がってきたりします。子どもか。
 尚、ドイツ、フランス、スペインのエスカレーター事情ですが、だいたい左側を急いでいるひと用に空けていました。大阪スタイルです。

 こちらは乗車券の券売機。右手前にいる男性が旅行客に話しかけているのが見えますが、どうやら職員さんらしく、丁寧に教えてくださいました。
 ドイツの電車の乗り方は、基本的には目的地を記入すると必要額が提示されるので日本に似ています。

 こちらは車内の様子。清潔です。

 路線図。右上の飛行機のアイコンがあるあたりが空港で、真ん中のいろんな路線が乗り入れているところがミュンヘン中央駅です。ケルンやエッセンもそうでしたが、大きい街になると中央駅というのがあって、そこから放射線状に路線が伸びていて、中央線同士が新幹線等で繋がっているという感じです。

 車窓の風景。なごやか。

 ミュンヘンでは、けがわさんの大学時代の友人にお世話になりました。
 まずご自宅にお伺いし、ご挨拶し、近所を散歩しましょうということで出かけました。写真はただの街中ですが、この整然と並んだマンションを見るだけでテンションが上がります。

 近所の大学の庭にあった物理学者ゲオルク・オームの像。オームの法則、はさすがに秋山でも知っていますよ。どういう法則かは知りませんが。

 散歩のつもりだったのですが、実は目的地があって、それが、ここです。Alte Pinakothek(アルテ・ピナコテーク)。直訳すると旧絵画館でしょうか。向かいにはNeue Pinakothek(ノイエ・ピナコテーク)があって、そちらは新絵画館です。主に18世紀までの絵画はアルテ・ピナコテークで、それ以降の絵画はノイエ・ピナコテークにあるそうです。
 どんな絵があるのか聞いてみたところ、前者には、レンブラントが、後者には、ゴッホがあると聞いて前者に行きたいと答えました。
 海外の美術館と言うのは、もちろん初めてですが、日本の美術館と比較すると空間の使い方が大胆だと感じました。日の当たる場所にも絵画が掛けられていましたし、数が多いからなのか、所狭しと展示されていました。特にレオナルド・ダ・ヴィンチを中心にイタリアの絵画は、日本だったら、それだけで企画展を開かれそうな気がしますが、イタリアでまとめるためにか、がんばって一部屋にまとめているような印象を受けました。しかも、フラッシュを焚きさえしなければ写真も撮ってよい様子だったので美術が好きな方であれば、一日中、過ごすことができるかもしれません。


 アルテ・ピナコテークを出た後は、けがわさんのご友人の息子さんと合流し、公園を歩きながら軽くサッカーをしたりしました。
 夜はロシア料理をご馳走になりました。
 粘性の低いトマトのスープは、見た目に反して酸味がほとんどなくて、健康的な味わいでした。メインのロールキャベツはお肉がぎゅうぎゅうに入って満足感たっぷり。食後にいただいたミュンヘン産のリンゴは、酸味が強烈で、その奥に甘みがほんのり感じられるという具合。お酒と合いそうで、気に入ってパクパク、食べてしまいました。
 この日は21時か22時くらいに就寝したように記憶しています。