雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

エッセンに行くついでにヨーロッパ周遊しました(5日目)

 日本ではエッセンシュピールという表現が一般的ですが、エッセンというのは会場であるメッセエッセンのある場所のことで、イベント名としてはシュピールとなります。感覚的には、東京ゲームマーケットと呼んでいる感じでしょうか。
 さて、シュピールは水曜日がプレスデーと呼ばれる取材する方向けの日で、木曜日から日曜日までが一般に公開されるイベントの日となります。従って、この日は言うなればエッセンシュピール0日目となります。

 ホテルを出て、駅までに向かう最中、宿泊しているホテルを撮影しました。アクセスは悪くないですが、やたら照明が暗いのが難点でしたね。

 ホテルの前の通りです。まあ、取り立てて特長のない町並みでしょうか。

 ホテルとエッセン中央駅の間にあったエッセン大聖堂。大聖堂と言ってもケルンほどのサイズはありません。定期的に鐘を鳴らしているので、ホテルにいたり、レストランにいたりして鐘が鳴るのが聞こえると「あ、1時間、経ったんだな」と分かります。

 こちらが朝のエッセン中央駅。

 朝食はNordseeと言うノルウェーに本社のある海鮮系に強いファストフードにしました。

 秋山が買ったのは、けがわさんオススメのニシンの酢漬け。適度に酸味があって美味しいです。

 写真はメッセの最寄り駅で降りたところ。

 電車を降りて、左手を見ると、もう会場は目の前です。迷う余地がありません。

 入口の近くにポスターもありました。テンションが上がりますね。

 まずは、ヤポンブランドのブースに行くことに。既に皆さん、設営を始められていらっしゃって、ポスターが張られています。

 カナイ製作所さんとManifestDestinyさんの合作である『ウニコルニスの騎士』を見せて貰いました。かなり本格的な箱に、何枚ものボードが入っていて想像していた以上にボードゲーム然としています。

 会場をぼんやり歩いていたら初音ミクのポスターを見かけたのでぱしゃり。ミクかわいい。

 こちらは開会に先駆けて、プレスパス所有者向けにシュピールの主催が開会の辞を述べる会場。取材陣には軽食が供されます。

 カタログを貰いました。けっこう分厚いです。

 裏表紙は、こちら。まさかのオインクゲームズさんの『海底探険』素晴らしい。

 いよいよ発表が始まります。

 セッションでは、ここ数年の成長についてや、最近の傾向や流行について説明がされました。秋山が関心を覚えたのはリアル脱出ボードゲーム。ヨーロッパで流行っているリアル脱出ゲームのボードゲーム版として、取り上げられていました。

 こちらは重量級としてウヴェ・ローゼンベルグの新作、3キロを越えているという発表があった瞬間に会場に「おおー」とどよめきが走りました。

 発表の後は、記者向けの会場へと移動します。写真はエスカレーターの上から撮ったものですが、これは全体の10%ほどです。ここでの展示や説明が、各媒体に広がっていくということで、各パブリッシャーも気合が入っています。

 ボザの新作、2人用ゲームの『7Wondersデュエル:パルテノン』に興じている2人のプレイヤは古代エジプト風の衣装に身を包んでいます。

 こちらは夜のサロンをモチーフとしたゲームのブース、ゲームの内容は、まったく分かりません。

 こちらのブースには説明員がおらず、子どもたちが遊んでいました。子ども向けゲームであることが十二分に伝わってきます。

 リアル脱出ボードゲームを発売していたパブリッシャーのひとつ、このゲームは、ある館に招かれたプレイヤたちが謎を解いていくというストーリーですが、貴族に扮しているこの男性が館の主人なのでしょうか。

「緑色の髪の人だー!」というわけで、きっとフリーゼです。初日時点では、秋山にも照れがあってあまり話しかけられませんでした。

 こちらはヤポンのブース。他のブースにはコスプレしている方や、デザイナ自身が立っていたのに対し、ヤポン無人で、なんとなく閑散としたイメージでした。
 この写真を撮って、会場を一周した後、暇だったのでダンボール箱に入っていた法被を着て、歩いているひとやカメラやマイクを持っているひとを掴まえては、チラシを配ったりゲームの説明をしたりしました。振り返ってみると、ここでの1時間ほどが、シュピールの中でいちばん充実していたかもしれませんね。次から次へと聞かれたゲームの内容を答えたり、なんとなく怒涛の1時間でした。

 キュボロのブースでは新作をお披露目していました。

「興味があるのかい?」
「他のシリーズは遊んだことがあるが、これは初めて見た」
「これは拡張さ。今までの世界から飛び出して、また戻ってくることが出来るんだ」
「面白そうだ。基本セットはけっこうやりこんだよ」
「何処で?」
「日本」
「日本でも俺たちのゲームは遊ばれているのか! そうだ、金曜日に大会をやるんだ。良かったら出場してくれ」

 大会に出て面白かったら、重いけれど買っても良いかなと思っていたのですが、いざブースに行ってみたら小さいお子さんばかりで、ちょっと秋山が参加できるようなガチな雰囲気ではなかったです。そっと、遠くから子どもたちが遊んでいるのを眺めてほんわかしました。

『バロニィ』の独立拡張になるのかな。魔法が使えるそうになるらしいです。
『バロニィ』は見た目に反して、完全にアブストラクトで、チェスや将棋的なゲームで、けっこう秋山の好みです。

 こちらはアートワークとコンポーネントが目をひいた『イニス』。
 面白そうですけれど、このギザギザのボード、すぐに駄目になっちゃいそうですね。

『ドクターエウレカ』博士に扮した方が説明し、実際のゲームよりはるかに大きいコンポーネントを使って遊んでいました。

 ウヴェの新作、大量のコンポーネントです。買ってもいいかなと思いましたが、踏みとどまって正解でした。ものすごいスピードで日本語版がリリースされて驚きました。

 SNEさんもブースを出されていたのですね。『ソラシノビ』が展示されています。今年のベスト級のゲームなので、是非、海外でも多く方の手に渡れば良いなと思います。

アンドールの伝説』の第3段ですね。日本語化が待ち遠しいです。

 シュミットのブースでは、遺跡の宝を発掘するようなゲームが展示されていました。誰のゲームだろうとデザイナ名を確認したら、佐藤さん。なんと名作『タイムボム』のシュミット版でした。

 堪能したので、記者向けの会場を出て、ふと振り返ったらメッセエッセンのロゴがありました。これ、東京メトロのロゴにカラーリングと配置が似てませんか?

 ヤポンブランドのブースに戻りがてら、設営の終えたブースを見ていきます。まずは、パズルを中心に小物を販売しているブース。インテリアにもなりそうですね。

 様々なゲームを販売していたブース。1ユーロ=115円と考えると、信じられないくらい安いですが、2日目以降、価格が書かれたシールが上から張られていって、値下げされていきました。

 イエローのブースの裏側にいた犬。設営しているスタッフの飼い犬でしょうか。癒やされます。

 ジャパニメゲームズさんのブース。『たんとくおーれ』『ばるばろっさ』『ハート・オブ・クラウン』の英語版などを販売していました。後に『たんとくおーれ』のプロモカードを配布されていたので、使うあてもないですが、記念に1枚もらいました。

 けがわさんに「さっき遊んで面白かったので、一緒に遊びましょう」と誘われて遊びましたKLASK(クラスク)。いわゆるアイスホッケー系のゲームですが、細かい作り込みが凝っていて、けっこう楽しいゲームに仕上がっていました。プレイヤはボードの底についている磁石を手で動かして、棒を操作するのですが、自分のゴールに棒を落としてしまうと失点ですし、ボードの中央に置かれた白い磁石を2つくっつけてしまうと失点となります。いかにオウンゴールせずに、黄色いボールを相手のゴールに叩き込むかがポイントなのですが、なかなか白熱します。

 歩いていたらBGGのブースで、フリーゼがトークしていたので撮ってみました。

 と言うわけで、エッセンシュピール0日目おしまい。写真はこの日に購入したゲームたちです。