雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

「スタータップス」を遊びました

f:id:sinden:20170427132822j:plain
 オサレで小型サイズのゲームで知られるオインクゲームズ佐々木隼さんの、ゲームマーケット2017神戸新作『スタータップス』を遊びました。


『スタータップス』は、これから世界を変えていく、しかし今は、まだ未知数のスタータップス(ベンチャー企業)に投資し、がっぱり利益を稼ぐカードゲーム。2015年春に発売された『ライツ』をベースに、ルールとグラフィックが刷新されています。
『ライツ』もシンプルながら『ゲシェンク』や『ムガル』に通じるところのあるゲームでしたが、比較すると『スタータップス』は格段に面白いです。
『ライツ』と比べると、不要なカードを場札として場に放流できることと、その時点で最もカードを出しているプレイヤには独占禁止法が適用され、買い占めることができなくなるという、微々たる差しかありません。
 正直、ルールを読んだ時点の感想としては、


「確かに『ライツ』とは違う。でも、ほぼ同じゲームでは? アートワークが変わってタイトルが変わっただけだな、こりゃ」


 でした。
 でも、プレイし始めて、1周して、すぐに気が付きました。
『スタータップス』と『ライツ』は完全なる別ゲーです。と言うか、上位互換です。
 これっぽっち手を加えるだけで、ここまでプレイ感が異なるのですね。
『ライツ』のときは、席順によって運不運、あるプレイヤの、ちょっとした判断ミスで、他プレイヤが有利になることがありましたが、『スタータップス』において、その不公平性は解消されています。
 また、全体に良い具合にジレンマが効いていて、とにかく最初から最後まで、ずっと面白く、一回のプレイが終わったタイミングで、思わず、


「もっかい遊びましょう!」


 と言いたくなります。
 2017年のベスト級です。
f:id:sinden:20170422135650j:plain