雲上四季

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「ワイルドゴールド」を遊びました

 ロクジゾーさんのゲームマーケット2017神戸の新作『ワイルドゴールド』を遊びました。
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 広義のデッキ構築型に含まれるでしょう。
 木、石、鉄などの素材カードを場から獲得して、それらを組み合わせることでオノやツルハシ、シャベルなどの道具を作ることができるのですが、その作らせ方が秀逸で、テーブル上に物理的に配置して作り出すのです。
 言葉で説明するのは、ちょっと難しいのですが、想像してみてください。
(1)手札から木のカードを、自分の前に出す。
(2)手札から石のカードを、すでに出してある木のカードと垂直にくっつくように配置する。
(3)柄は木材で、先端に石がつけられたオノが完成する。
 どうです?
 分かります??
 言葉では説明しにくいですよね、写真を見て、なんとなく理解してください。


 作ることのできる道具と、そのための素材リストは、サマリーとして配られており、プレイヤはそのサマリーを参照しつつ、必要な素材カードを獲得していくことになります。


 ゲームの勝利条件は10点を獲得することです。
 作った道具を駆使して、金やルビー、サファイアやエメラルドなどの宝石を獲得していきます。所持できるカードには上限があり、終盤には道具を持っていられなくなるので、適宜、捨てていく必要があります。
 また、最初から宝石を狙いにいっても、道具を充分に揃えないと、他のプレイヤにまくられてしまうので、ここらへんもデッキ構築型らしさがありますね。


 カードを物理的に組み合わせて道具を作るという発想は新鮮で、非常に斬新だと感じましたが、ゲーム自体は、わりとオーソドックスです。
 感覚では石の爆弾とシャベルの組み合わせが秀逸で、この組み合わせさえ作ることができれば勝ててしまいます。勝ち筋が複数あれば、やりこみ要素が生まれてきて面白いかなあと思うのですが……でも、やっぱり、この、実際に手を動かして道具を作って、発掘していくという楽しみは体験していただきたいので、機会があれば少しでも多くの方に遊んでいただきたいですね。