連続して観てきた劇場版コナンも終わりが見えてきました。
驚くべきは、その飽きなさでしょうか。これだけ繰り返しているとマンネリすることもありうると思うのですが、手を変え品を変え、毎回、見どころを変えてくるので、わりと飽きずに見ることができます。面白いものですね。
今回は劇場版コナンの第17作『絶海の探偵』と第18作『異次元の狙撃手』の感想です。ネタバレを含むので、気になる方は回れ右推奨です。
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絶海の探偵
これは傑作ですね。
京都舞鶴湾で、海上自衛隊によるイージス艦の体験航海が開催され、それに乗り込むという図式なのですが、国絡みというスケールの大きな敵の存在と、海上という密閉空間の組み合わせが良いです。
果たしてエックスと呼ばれるスパイは誰なのか、艦内で見つかった自衛官の片腕と、京都で発見された腕のない死体の関係性とは。いろいろと盛り上げてきます。
でも、やっぱり何と言っても、ラストの毛利蘭救出劇ですよね。
感想の中で、何度も言っていますけれど、毛利蘭が窮地に陥って、コナンが救うという図式がやっぱり好みです。しかし、今回は、さすがに海への落下から発覚まで間が空いていたので、もう終盤はずっとやべえやべえ言っていました。だからこそ、ラストは感動的でしたねえ。いや、良かったです。
異次元の狙撃手
コナン20周年記念作、だからなのかは分かりませんが、新キャラてんこもりで驚きました。
世良真純、赤井秀一、沖矢昴、後はFBIの面々ですかね。
どちらかと言うと、誰と誰がどういう関係性なのかを把握するのに手間取り、物語に集中できるようになったのは終盤かもしれません。と言うか、未だに沖矢昴という存在が謎めいていてですね。なんで、沖矢昴は工藤新一の家に勝手に住んでるのでしょうか。ふつう実家に知らないひとがいたら驚きですよね。なので、コナンとは、そうとうに深い繋がりがあると察せられるのですが、え、赤井秀一? 彼も彼で何者なんですかね?
これは、原作をせっせと読み進めるしかないですね。
物語的にも良かったですね。ついさっきも書きましたけれど、毛利蘭を救出するコナンという図式が好きです。
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次回は
劇場版コナンの感想も次で最後ですね。次回は『業火の向日葵』と『純黒の悪夢』の予定です。
合わせて読みたい
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