怒涛のコナン月間でしたね。
だいぶこの世界に詳しくなった気がします。
と言うわけで、劇場版コナンの第19作『業火の向日葵』と第20作『純黒の悪夢』の感想です。ネタバレを含むので、気になる方は回れ右推奨です。
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業火の向日葵
実は見るのは2回目です。
昨年、ちょうどテレビをつけたら放送されていて、中盤からでしたが観ていました。当時は、今ほどコナンに対する親密度が高くなかったので、
「ほほう、こいつが怪盗キッドか。工藤新一とそっくりだなあ。カッコイイなあ」だとか「な、なんて感動的な結末なんだ……うう(感涙」という感じでしたが、果たして観るのが2回目からなのか、あるいは他の劇場版コナンのクォリティを知ってしまったからなのか、正直なところ、今ひとつかなあ、と。
希望としては、ゴッホの『ひまわり』を、もっと美しく取り上げて貰いたかったなあ、です。2枚目の『ひまわり』をオークションにおいて、3億ドルで無造作に競り落とす次郎吉さんが、今までのコナンほど愛らしくなく、『ひまわり』を道具ではなく、テーマとして掘り下げて貰いたかったです。
終盤、コナンが蘭を怪盗キッドに預けて、キッドもまた工藤新一の振りをするように蘭を救うシーンは良かったですが、その後の展開がご都合主義かな、と。
純黒の悪夢
黒の組織編。
いわゆる殺人事件は発生せず、FBIや公安警察をも交えての黒の組織との対決といった形。
『異次元の狙撃手』に登場したFBIの他、赤井秀一も登場。と言うか、赤井秀一は黒の組織に殺されたと見せかけて、今は沖矢昴という人物になっている、のだと思っていたけれど、今回は赤井秀一の姿でしか登場しなかったので、時系列的には『異次元の狙撃手』より過去なのかしら??
一方、公安警察は初登場。特に、安室透は赤井と因縁がある様子で、小競り合いを繰り返していて、なんだか子どもっぽいなあ、と。
いろんな人物が入り乱れて、多少の混乱を招くけれど、映画作品としては、若干、外伝的な内容。冒頭に記した通り、いわゆる殺人事件は発生せず、従って目暮警部以下刑事たちや毛利小五郎も活躍せず、いつものコナンとは、ちょっと違う感じ。
その分、ゲストキャラのキュラソーに焦点が当てられていて、彼女の行く末やその決断、灰原哀に対する影響、みたいなところが見どころでした。正直、結末は衝撃的で、動揺を禁じえません。何故、死ななければならなかったのか……ショック。
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次回は
コナンの感想は、この記事で最後の予定でした……が、続きます!
何故なら、コラボ作を始め、劇場版シリーズ以外の映画もけっこうあるからです。と言うわけで次回は『ルパン三世VS名探偵コナン』です。
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劇場版『名探偵コナン』他の作品の感想に関しては、こちらにまとめていますのでご覧ください。