雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

「俺の会社が労働裁判で潰れるわけがない!!」を遊びました

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 いや、いいですよ、このブラック感。
 鳴海製作所娯楽部さんのゲームマーケット2017春の新作『俺の会社が労働裁判で潰れるわけがない!!』を遊びました。
 企業の社長となって、自社を育てるゲームです。
 と言えば、聞こえはいいですが、一から十まで暗黒ユーモアたっぷりなブラックゲームです。


 自分の手番が回ってきたら、ろうどうりょく*1の枚数分、りえき*2を入手します。この際、りえきを溜めてもいいですし、表向きにして手札にしても構いません(りえきを手札にすると、その特殊能力を用いて様々な効果が得られます)。その後、社員がひとり退職したという設定で、ろうどうりょくを1枚、裏返しにしてその効果を処理します。
 ここまでの処理を終えて、りえきが10枚以上あればゲームに勝利、りえきが0枚になったらゲームから脱落です。


 まずですね、ろうどうりょく。
 そして、りえき。
 ひらがなで書かれた、これらのゆるいデザインに、もう溶けだしている脳を感じます。
 手番毎に、ろうどうりょくが1枚ずつ自動的に失われていくことにも失笑を禁じえません。
 ろうどうりょくカードの裏に書かれたアクシデントの内容も、これまたひどくて、もう毎ターン、他のプレイヤの手番ならば爆笑、自分の手番は苦笑いもしくは乾いた笑み、という感じです。


「このゲーム、そもそもクリアは可能なのか?」
 と思いもしましたが、一緒に遊んだ方が豪運を発揮したのか、奇跡的に何もアクシデントが起こらないターンが連続し、無事にりえきを10以上積み上げることに成功し、この世界にはホワイト企業もあるのだということを証明してくれました。


 わりと楽しく遊べましたが、思い当たる節がある方は、心に傷を負ってしまうかもしれないので、自己責任でお楽しみください。

*1:労働力、ではありません

*2:利益、ではありません