雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ゆるかわイラストなのに謎は硬派『どうぶつ謎解き絵本 Zoo』が面白かった

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 ゲームマーケット2017春で買った、白岩ぱんださんの『どうぶつ謎解き絵本 Zoo』を遊びました。

いわゆる持ち帰り謎

 本の形をした持ち帰り謎です。
 内容物は、絵本と3桁錠で封された黒い封筒。
 絵本に仕込まれた謎を解き明かすことで、3桁の数字が分かり、それで封筒を開けたらゲームクリアという図式です。

イラストがかわいい

 とにかくですね、イラストが良いんですよ。
 舞台はオリの中で、主人公のパンダは、外のセカイに憧れて謎を解くわけですが、他の動物たちは、軒並みグテっとしていて「いーじゃん、オリの中。仕事中に寝ててもいいし、ご飯も勝手に出てくるし」とやる気が皆無なのです。
 この力の抜け具合と言うか、ゆるい感じがとてもかわいいです。

謎は難しい

 でもですね、謎は難しいんですよ。
 一部、瞬殺できるものもありました。
 でも一部は、今までにまったく見たことがなくて、最近の持ち帰り謎には珍しくヒントサイトもないので、何分も唸りつづけ、もう諦めて作者の白岩さんにDを送ろうかなと思ったところで、


「あっ……もしかして!? あーっ、やっぱり!!」


 と、新鮮な閃き体験が得られて感動です。

ストーリーが最高

 謎とストーリーがしっかりと連動しているのも良いですね。
 果たしてパンダは、このオリから脱出して、外のセカイに行けるのかどうか? そんなストーリーと、謎が有機的に連動していて、一体感と言うか、完成度の高さを感じました。
 次のゲームマーケットでまた販売されるかは分かりませんが、要チェックですね。
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