雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

18周年を迎えました雲上回廊をこれからもよろしくお願いします

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 雲上回廊の秋山です、こんにちは。
 1999年8月16日に立ち上げたので、今日で18周年となります。
 少し振り返ってみましょう。

1999年

 この頃はサイトで小説や詩を公開していました。
 当時の作品は、さすがに残っていませんね。

2000年

 清涼院流水のJDCシリーズと『ディジタル・ホームズ』にはまって、大量の登場人物が錯綜する連載小説を、毎日更新していました。

2001年

 高校の文芸部に入ったのですが、映画の『レオン』、奈須きのこ『月姫』、平野耕太『ヘルシング』といったものの影響を受けて、エクソシストがイタリアに現れた魔を祓っていく『フィレンツェの詩』という小説を書いていました。

2002年

 奈須きのこ『空の境界』や上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』の影響を受け、その身に鬼を宿した女子高生がループする世界の中で、様々な怪異と立ち向かっていく『彼女の夢』という小説を書いていました。
 これは、その後、ノベルゲームっぽくしてコミケで売ったりしました。「赤の由来」編の体験版は今でも公開しています。
download.goo.ne.jp

2003年

 高校を卒業し、浪人生になってからは西尾維新『クビキリサイクル』の影響を受けつつ、大塚英志と東浩紀の『新現実』や、太田克史の『ファウスト』などの新人賞に応募しまくっていました。
 アンディーメンテのゲームも好きで、いろんなゲームを作っていました。『アナザーグージー』は面白い方です。
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2004年

 無事に大学合格し、精神的に解放されたので、オンライン文芸マガジン『回廊』というのを立ち上げ、年に3回、PDF形式の小説誌を発行しました。
 創刊号に掲載した『羊の小屋』は、1998年に小説投稿サイトで発表した処女作をリライトしたものです。懐かしいですね。

2005年

 京極夏彦、麻耶雄嵩、森博嗣などの影響を受けつつ、変なミステリを書いていました。『メタ探偵の憂鬱』とか。

2006年

 なんか、とにかく、色々と書いていました。この頃に書いた作品は『反理想郷にさよならを』にけっこう再録しています。

反理想郷にさよならを

反理想郷にさよならを

2007年

 怪奇幻想にはまって、好んで読んでいました。ビーケーワン怪談大賞に応募した「弔夜」が評価されて、『てのひら怪談2』に収録されたりしました。

てのひら怪談〈2〉ビーケーワン怪談大賞傑作選

てのひら怪談〈2〉ビーケーワン怪談大賞傑作選

『てのひら怪談2』は後に、『てのひら怪談 己丑』という文庫版が出ました。
([か]2-2)てのひら怪談 己丑 (ポプラ文庫)

([か]2-2)てのひら怪談 己丑 (ポプラ文庫)

2008年

 大学を卒業し、社会人になった年です。引き続き怪談を書いていて「闇沼」が『てのひら怪談 百怪繚乱篇』に収録されました。

てのひら怪談 百怪繚乱篇―ビーケーワン怪談大賞傑作選

てのひら怪談 百怪繚乱篇―ビーケーワン怪談大賞傑作選

2009年

 雲上回廊10周年を記念して『PNOS』というノベルゲームを作り始めましたが、1年では完成させられませんでした。
 この年に発表した作品の中では『五分間事件』が、自作の中では五本の指に入るくらい好きです。『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の影響を、多分に受けていますけれど。
 後は『回廊』を休刊にしてしまい編集欲が抑えきれなくなったので『ゆる本』を創刊しました。『ゆる本』はまだ続いていて、来月『ゆる本 Vol.35』を発行します。一部の『ゆる本』は架空ストアに置いていただいていて、今でもご購入いただけます。
store.retro-biz.com

2010年

 せっせと『PNOS』を作り続けていた1年間でした。
 後はボードゲームにはまった年でもあります。

2011年

 ボードゲームの熱狂が一段落して創作に戻ってきた頃合いですかね。『セレスティア・サーガ』というノベルゲームを作りました。

セレスティア・サーガ

セレスティア・サーガ

 また、ようやく雲上回廊10周年記念作『PNOS』を完成させることができました。
PNOS

PNOS

2012年

 ボードゲーム熱が高まりすぎて、ミスボドを始めました。今でも月1回の開催を続けています。
mysboard.hatenablog.com

2013年

 社会人5年目となり、金銭的にも少し余裕が出てきて、同人誌を作り始めました。同人小説家としては『世界再生の書物と一つの楽園』を発表したのと、同人編集者として『幻視コレクション』を発表しました。

世界再生の書物と一つの楽園

世界再生の書物と一つの楽園

幻視コレクション 失われた一葉の架空 (回廊文庫)

幻視コレクション 失われた一葉の架空 (回廊文庫)

2014年

 引き続き同人誌を発行していましたが、その一方でゲームブックにもはまり、ゲームブックの電子書籍を出しました。

ゲームブック 落下する幻想風景

ゲームブック 落下する幻想風景

 また、添田健一さんと仲良くさせていただいて、雲上回廊として添田さんの作品をいくつも手がけさせていただくことになるのですが、その第1弾となる『墨妖』を発表しました。
墨妖

墨妖

 さらに、この年に書いた『山吹色外典』は、今日現在もまだ秋山真琴の代表作と考えています。
山吹色外典

山吹色外典

2015年

 いつの間にか、雲上回廊15周年が過ぎていましたが、この長い活動の中で知り合った色々な方の協力をあおぎ、50人の作家が参加する『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』と超短編集を発行しました。

7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015

7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015

2016年

 生まれて初めてヨーロッパの地を踏み、ボードゲームの聖地であるエッセンに行きました。しかし、そこで遊んだリアル謎解きゲームに、より感動を覚え、一気に謎解きに傾倒してしまうことになるとは予想もしませんでした。そして、様々な謎解きゲームを作り始めたのです。
mysboardgames.wixsite.com

2017年

 今年です。
 今年は、まだ、あんまり作っていませんね。11月の文学フリマ東京では、新作を発表しようと思うのでお楽しみに。

終わりに

 と言うわけで、18年の軌跡でした。
 こうして振り返ってみると、右往左往と言うか、なんだか行き当たりばったり的にいろいろやってますね。
 まあ、これからの雲上回廊も、どうぞ、よろしくお願い致します。