雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

人生で遊んだ謎解きベスト10に入る傑作『見習い魔法使いからの脱出』クリアしました

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 ナゾガク感想第5弾は、群馬謎解き党さんの『見習い魔法使いからの脱出』です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ストーリー

ここはあなたが通う魔法学校のとある教室。誤って発動してしまった封印魔法によって、あなたは教室へ閉じ込められてしまった。教室にある魔法アイテムで封印を解いて、脱出することができるか!?

https://nazogaku.wixsite.com/nazogaku2017autumn/gunmanazotokitou

物量がすごいらしい

 ですよ?
 首尾よく予約チケットを貰ってから、ウロウロしていたのですが、見知らぬ2名の方から、


「あ、それ、物量すごいんで、最初から全力でやった方がいいですよ」


 って言われました。
 なかなかの驚きですよね?
 ナゾガクという空間ですので、いくら謎解き好きが集まってるとは言え、顔見知りでないひとに、いきなり、


「その公演、難しいですよ」


 と話しかけることって、そうはないと思うのですよ。
 それが2人ですよ、2人。
 もちろん、別々のタイミングで。
 これは、なかなかの難敵なのだろうと、始まる前から戦々恐々でした。

感想

 1部屋1チームなのでルーム型と言えばルーム型ですが、探索要素はゼロなので、実質ホール型と言えるでしょう。1チームは4名、40分公演でした。
 密度がですね……凄かったです。
 小謎が小謎じゃないんですよ。


「え、マジで? 40分公演ですよね? 今、最序盤の小謎を解く場面ですよね? こんな時間かかるやつ解かせるんですか? え? ほんとに? 抜け道とか? ない? くっそーーー! 解くかーーーーー!!」


 涙目になりながら、ガンガン解いていきました。
 幸い、解ける方と一緒に組むことができたので、まったく解き筋の分からない謎は、どんどんパスすることができましたが、パスした先でも、


「うーん、分からん。パス」


 となっているのを見て、


「ああ、やっぱり難しいんだなあ。でも、難しいからと言って放置していたら、最後に時間が足りなくなってしまうから、仕方ない、もう1回、トライしてみるか」


 と、手を伸ばして、死ぬほど考えて、奇跡的にも閃くことができて、


「よっしゃー、解けたー!」


 ってなっても、


「…………」


「…………」


「…………」


 他の問題も激烈に難しいわけで、皆、超絶に集中して問題に取り組んでいるんですよ。
 仕方がないので、自分で自分を褒めつつ、次の問題に手を伸ばして、


「だ、駄目だ……今度こそ、ほんっとうに分からん」


 と崩れ落ちたりしました。


 そんなこんなで、呼吸する時間すらも惜しんで解きに解きに解きまくった結果……、


「おめでとうございます! 皆さんは無事に脱出しました!!」


 クリア! できました!!

終わりに

 いや、正直、無理だと思っていました。
 でもストーリーと言うか、全体の構造が、かなり好みだったのでクリアできてよかったです。
 最終的に2分16秒残しでした。
 どうやら1分以上残してのクリアは、そうとう少ないらしいので嬉しいですね。
 冒頭にも書いたように人生で遊んできた様々な脱出や謎解きの中で、ベスト10に入る傑作だと思います。他の公演も機会があれば、絶対に遊びたいですね。