雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

成功率も100パーセント!?『#100%成功の就活』クリアしました……?

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 ナゾガク感想第7弾は、東狼研究所さんの『#100%成功の就活』です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ストーリー

とあるIT企業のシステムエンジニア中途採用試験の最終試験まで勝ち残ったあなたたち。残すは最後の試験。
試験会場で試験官から告げられた試験内容は「謎解き」だった。
すべての問題をその場にいる全員で協力して解き、その時の行動を評価するという。
無事内定を勝ち取ることができるだろうか?
あなたの活躍を”お祈り”します。

https://nazogaku.wixsite.com/nazogaku2017autumn/eastwolf

感想

 いかにも面白そうな公演名じゃないですか。
 それに、東狼研究所さんは前回のナゾガクでも、ずっと行列が出来ていて、最も気になっている団体さんだったので、気合を入れてチケットを貰いにいき、なんとか参加することができました。
 が。
 どうでしょう、あるいは若干、期待しすぎていたきらいがあったかもしれません。


 公演自体は、面白い仕掛けだったと思います。
 公演後に全容を味わうことで堪能はしましたけれど、ちょっと違うかな、とも感じました。


 何がどう違うのか? と問われると難しいのですが……。
 たとえば、SCRAPは「参加者の一人ひとりが主人公になれる公演」としてリアル脱出ゲームを作っているじゃないですか。実際には謎を解かせていて、SCRAPが用意した謎を解く快感がポイントになってはいますが、建て付けとしては、SCRAPが用意した世界の中で主人公として活躍することができる、謎解きはあくまでもアクセント、それがリアル脱出ゲーム、みたいな?
 今回の『#100%成功の就活』は、そういった意味では、東狼研究所側が主人公だったのかな、という印象でした。
 東狼研究所の世界観の中に、参加者が飛び込んでいって、彼らの物語を完成させる登場人物のひとりとして動かされる感じ。


 多分、純粋に謎解きが好きなひとにとっては、楽しい公演だったのだろうと思います。
 で、これを踏まえて自分自身を振り返ってみて感じたのは、


「あ。今まで謎解きが好きだと思っていたけれど、そうじゃなかったんだ。主人公になれるのが好きだったんだ」


 と、この公演を通じて気がついた次第です。
 まあ、とは言え、こういう尖った公演を体験できるのもナゾガクに良いところ! いろいろ遊んでなんぼですよね。