雲上四季

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T.I.M.Eストーリーズ第2拡張『龍の予言』を遊びました

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 時空崩壊を阻止するエージェントとなり、対象となる時代の人間に憑依し、ミッションを果たす傑作ボードゲーム『T.I.M.E.ストーリーズ(タイムストーリーズ)』の2番目の拡張となる「龍の予言」を遊びました。
 ご存知のない方に説明すると『タイムストーリーズ』は、レガシー系のループ系ゲームです。収録されているストーリーは、ひとつだけなので、一度、遊んでしまうと展開や結末が分かってしまい、記憶喪失にならない限り二度と遊ぶことができません。
 プレイヤはエージェントとなり、過去のある時点に精神だけ飛ばし、その時代のある人物に憑依し、その人物をコントロールすることで事件の解決を目指します。アクション数には制限があり、定められたアクション数以内でミッションをコンプリートできなければ、最初からやり直しとなります。
 ただし、最初からやり直しと言っても、プレイヤはゲームに関する記憶を保持できるので、


「さっき、あの宝箱を開けたのは失敗だった。あれは時間の無駄だから、今回は無視しよう」


 と、より効率的な選択が取れるようになるのです。
 基本セットに収録されている「療養所にて」と第1拡張の「マーシー事件」はクリア済みなので、今回は第2拡張の「龍の予言」を遊びました。


 公開されているストーリーは下記の通りです。

異歴7553年: 君が知る中世はここにはない。

魔法がすべてを変えてしまった平行世界を探索せよ。

転送準備完了。今回の君たちのミッションは、我々の歴史とはつながらない“もう一つの時間線”の時空断層をふさぎ、時空構造体の崩壊を防ぐことだ。

転送先はライバン004星系、惑星リナイス。現地のテックレベルは2、地球の中世程度の都市だ。しかし、我々の世界とは異なり、魔法が存在し、住人も人間だけではない。そこで……シーアンズ……妨害……

今回は魔法や異種族が存在する、中世ファンタジー世界風の並行世界を舞台とした、冒険シナリオだ。

http://hobbyjapan.games/t-i-m-e-3/

 と言うわけで、今度の『タイムストーリーズ』はファンタジー物です。
 プレイヤは戦士や魔法使いなどの、TRPGでよく見るジョブの中から好みのキャラクタを選択し、剣を振ったり、弓を射ったり、魔法を唱えたりします。


 2人で遊びましたが、クリアに要した時間は3時間半ほど。
 今までの『タイムストーリーズ』は、「療養所にて」が4時間、「マーシー事件」が5時間だったことを考えると、だいぶ短めです。
 難易度も、それほど高くなかったです。運にも左右されるでしょうけれど、どちらかと言うと負けにくい、事故りにくいバランスだったように思います。


 秋山が聞いている限り、初期3作の中では、いちばん評判がイマイチです。
 と言うか、基本の「療養所にて」が、やっぱり最初のインパクトもあり良すぎるのと、「マーシー事件」は出来が良いのでファンが多いのでしょう。
 この「龍の予言」は難易度が低いこともあって、他2作に譲ってしまうところがある、そういうことでしょう。
 ただ、物語的には「龍の予言」がいちばん好みです。
 ネタバレを避けるために伏せ字を使いますが、『タイムストーリーズ』というループを扱ったという根底のシステムは面白いものの、「療養所にて」は実質ただの○○○○○物ですし、「マーシー事件」は○○○物です。しかし「龍の予言」は○○なのです。○○がけっこう好きな秋山としては、中盤の展開でものすごいテンションが上がりました。


 まあ、今さら秋山が勧めずとも、物語に重きを置いたゲームが好きな方は、絶対に『タイムストーリーズ』は気にいるので、何も言わず基本から全部、遊んでいただければと思います。
 秋山も近いうちに、第3拡張以降を遊んでいきます。

T.I.M.E ストーリーズ:龍の預言 日本語版

T.I.M.E ストーリーズ:龍の預言 日本語版