京都鉄道博物館にて開催されているSCRAPの周遊謎解き『京都鉄道ミステリー』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
京都にはお寺や神社だけではなく、
鉄道にも古い歴史があるのを知っていますか?舞台は新旧様々な車両が保管されている京都鉄道博物館。
ここには今では使われなくなった改札や
装置の数々が眠っています。今回、我々はこの歴史の交差点のような
非日常的な空間に、謎を仕掛けました。どうぞ、鉄道に乗って歴史を旅する気持ちで
謎を解いてみてください。鉄道にまつわる不思議な物語が待っています。
http://realdgame.jp/kyotomystery/
感想
予想以上に面白かったです。
機関車、って言うんですかね。モクモクと黒煙を上げながら走るやつは、文学的な趣きがあって、レトロで良いなと感じますけれど、電車全般は、それほど深い魅力を覚えているわけではありません。が、いざその場に立って、大型の車両が、デデン! と展示されているのを見ると圧倒されますし、心がウキウキします。
そんなわけで最初の内は、一眼レフのすごいカメラを持った大人や、電車を見てはしゃぐ子どもたちに混ざってパシャパシャ写真を撮ったり、展示を見たり、説明を読んだりして「へえ、すごいなあ」と童心に帰ってしまいました。
「あ、謎、解かなきゃ」
途中で気づいてからは、逆に展示を見なくなってしまい、むしろ最短距離で駆け抜け始めてしまうのは、どうしてでしょうかね、性分でしょうか。
周遊謎としては、かんたんな部類に入りますでしょうか。
ヒントは一度も見ずに、プレイ時間は13時から16時までの3時間。
プレイ後に公式を見たら書いてあって驚いたのですが、
物語は京都鉄道博物館を
http://realdgame.jp/kyotomystery/
飛び出して、京都の街へ
はい、鉄道博物館で謎解きは完結しないのです。
個人的には微妙でした。
帰りの新幹線があったので、もう少し博物館として見て回りたい気持ちはありましたが、最終工程に辿りつく前にタイムリミットが来てしまったら、大逆転裁判2コラボの二の舞いになってしまうので、泣く泣く諦めることにしました。
と言うわけで、上記のプレイ時間3時間は、次の工程への移動時間も含んでいます。移動時間、それと観光タイムや食事タイムなどを除くと、純粋に謎解きに掛かった時間は1時間半~2時間くらいでしょうか。
ちなみに大逆転裁判2の悲劇は、以下参照です。
http://www.unjyou.com/entry/2017/09/12/200000
博物館の紹介
せっかくなので、博物館の様子を写真入りで紹介させてください。
受付を済ませると、出迎えてくれるのがこれ。
名前は分かりませんが、威圧感のある黒いボディです。かっこいい。
博物館の中に入ると、少し小型になりますが、いろいろ展示されていました。
模型もありました。
『京都鉄道ミステリー』のポスターに載ってる雷鳥もありました。片目を閉じています。
いわゆる博物館なので、こういう展示もあります。
昔の駅校舎の再現もありました。
吹き抜けになっていて、2階から1階を見下ろすとサイズ感の関係からか、人間の方がフィギュアみたいに見えますね。
2階にはレストランもありました。
ハヤシライスを食べました。
屋外の展示もけっこう充実していて、この日は天気に恵まれました。
雨だと、ちょっと……かもしれませんね。
ショップも充実していて、トラベラーズノートに使うようにステッカーやマスキングテープをいくつか買いました。
個人的に残念だったのは変わり種のコーラがなかったこと。黒炭コーラとかあったら挑戦していた、かもしれません。
終わりに
鉄道博物館って大宮にもあるらしいですね。
京都鉄道博物館がけっこう楽しかったので、大宮の方にも行ってみたいですね。
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