雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第30回新年ゲーム会第三日目2017年_0104

 毎年、草場さんのお宅で開催されている新年ゲーム会。今年、初めてお伺いさせていただきました。

オンライン


(プレイ時間:20分)
 部屋に入った瞬間、名古屋から来ていたレンさんに発見され、年始の挨拶を交わす間もなく「変なゲームを遊びましょう」「遊びましょう」と、卓に入らせていただきました。
 目的隠蔽系のゲームでした。ゲーム開始時に、各プレイヤには国・色・製品という3種類のアイコンが書かれたカードが渡され、その要素でエリアマジョリティを競い、最高得点を目指します。盤面に配置できるタイルは5種類の中から選ぶことができ、ゲームを続けていくと漠然と「あのプレイヤは青を伸ばしているから、きっと青が得点になるんだな」と、うっすらと見えてきます。
 あまり深いことは考えず、自分にとって利になるアクションに集中し、利にできないときは相手の動きを邪魔するような動きをしていったら、それが功を奏したのか、なんとなく勝ててしまいました。
(秋山19点、レンさん14点、一味さん13点、河原さん10点)

緑の砂漠


(プレイ時間:25分)
 ゲームマーケット2016秋の新作。レンさんは同人に食傷気味の様子でしたが、お願いして遊ばせて貰いました。
 緑の砂漠を間伐して、広葉樹を植えて森に動物を戻らせるというストーリーは魅力的ですが、けっこう大味のゲームだと感じました。展開的には、早々に鳥トークンが場に出てしまい、「これから面白くなりそう」というところで終わってしまい残念。3人ないし2人だと、もう少し違ったプレイ感が得られるかもしれません。
(レンさん29点、一味さん21点、秋山20点、河原さん17点)

メツボウキングダム


(プレイ時間:20分)
 続けて、ワンドローさんのゲームマーケット2016秋の新作を。
 これは奇妙なデッキ構築ですね。ドラフトゲームとも言えるかもしれません。獲得したカードが、しかし使えるようになるのは数ラウンド後だったり、がんばって入手したカードが、しかし使ったら最後、場に戻ってしまうなど、意欲的なデザインだと感じました。面白い仕組みなので、もっと面白くなりそうなのですが、実際には、ちょっと地味な展開の上、秋山が山から拾ってきたカードが、偶然にも国力を3つ減らすカードで、想定外の場面でゲーム終了となりました。
 帰宅後にルールブックを再確認したところ、初プレイ用のおすすめカードセットが書いてあったので、次は、これを試してみたいですね。
(一味さん6点、レンさん4点、河原さん3点、秋山0点)

コードネーム


 すっかり定番ゲームと化したコミュニケーションゲーム。
 今回はエッセンシュピール2016で発売されたゲーマー向けのお題カードを使って遊びました。全部で30枚ほどのカードなのですが、表面には有名なゲームのタイトル、裏面にはそのデザイナの名前が記されています。特に表面のタイトルの方は面白かったですね。自家製で作って遊ぶのも面白いかもしれません。

パーフェクトアリバイ


 レンさんが持ってきたゲームです、「秋山さん好きそう」といって誘われましたが、これは、もう最高に気に入りました。傑作です。
 コミュニケーション系のゲームですが、2人ずつペアを組みます。今回、秋山は河原さんとペアを組みましたが、なんと、けがわさん殺害の容疑で警察に捕まってしまったのです。もちろん、犯人は我々です。ですが、素直に自首なんてことはしません。「ジャングルにいた」というお題カードを引いて、秋山は河原さんと「我々はジャングルにいたから、けがわさんを殺すことはできない」と主張することにします。
 ここで容疑者ペアと警察ペアは、部屋を別けて個別に相談タイムを設けます。容疑者ペアは尋問を受けたときに何と答えるか口裏を合わせる相談をして、警察ペアは容疑者のウソを暴く質問を考えます。準備ができたら警察ペアは容疑者を1人ずつ呼んで尋問していきます。1人が終わればもう1人も。こうして、2人分の回答を照らし合わせ、回答を一致させることのできた数で点数を競い合うわけです。
 紙ペンゲームの一種と言えるので、お題カードは必須ではありません。その場で考えれば良いので、メンバーが集まったら、また遊んでみたいですね。

    1. タイムボム エボリューション


 新ボードゲーム党の佐藤さんによる『タイムボム』のリメイク作。前作にあった「偶然、ボムカードを引いたら即死してしまう」というルールがなくなり、代わりに導火線カードが4枚で爆発、というようなルールに改訂されています。今回は4人で遊びましたが、なんと秋山がテロリスト。他に仲間はいるのかいないのかドキドキしながらプレイしました。2ラウンド目でサクセスカードが2枚来たタイミングで1枚だとウソをつきました。が、後で気づきましたが、ここでは正直に2枚だと答えていても、問題なかったような気がします。
 1作目と比較すると、かなり難易度が高くなっていて、テロリスト側が有利であるように思います。もう何度か遊んでみて見極めたいですね。

終わりに

 この日は、SCRAPによる100万円謎の発表生放送があったので、その時間に合わせて辞することにしました。