雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

最強で無敵でやがて御伽噺になる『組み立ての果てのヘレン』を遊びました

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 アーカムソフトさんのゲームマーケット2017秋の新作『組み立ての果てのヘレン』を遊びました。
 果てのヘレン、って聞き覚えがあるな。
 と思ったら、その昔、ポーンさんがやっていた企画『戦いの果てのヘレン』でした。
 秋山は参加しませんでしたが、ポーンさんの文章だけは読んでいました。


『組み立ての果てのヘレン』は、ポーンさんの『戦いの果てのヘレン』に感銘を受けて作られたゲームだそうです。
 プレイヤは整備士兼パイロットとなり、自らが設計構築したロボットに乗り込み、闘技場で敵パイロットを撃破することが目的となります。ゲームとしては、20枚からなるパーツカードをドラフトで入手した後に、ロボットの形になるように並べて、並べ終えたらパーツごとに数を比べて、最後まで立ち続けていたプレイヤが勝利します。
 説明書には30分とありましたが、インスト10分、プレイ時間10分で計20分ほどでした。


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『戦いの果てのヘレン』のある種の二次創作だと考えれば、世界観に奥行きが生まれるので、整備士兼パイロットという設定含め、面白味が増しますが、ゲームとしては方向性が異なります。
『戦いの果てのヘレン』がけっこう自由度のある数値決めができたのに対し、『組み立ての果てのヘレン』は、20枚しかないカードをドラフトするだけだからです。しかもコックピットは1種、足も1種しかつけられないと制限が多いです。
 ゲームとしては自由度を犠牲に、ルールで編成を縛ることで、シンプルに振っています。そうして、ドラフトしていく中で相手の戦術を、おぼろげに把握して、相手を上回るロボットを限られたカードを駆使して作ろう! とやっているのですが、いかんせん自由度が低く、それすらもおぼつかないです。


 ふと思い出したのは、ゲームボーイの『サガ』。
 なんであろうと、いくつであろうと装備できたことを革新的に感じたことを覚えています。
 コックピットがいくつもあって、ひたすらHPが高いロボットや、足がいっぱいあって特殊カードてんこもりなロボットが作れたら、自分だけのロボット感が出て面白くなったのではないでしょうか。


 限られはしますが、自分のロボットを作って戦う! が好きなひとは楽しいこと請け負いです。