雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

山猫に食われる前に逃げ出そう『注文の多い料理店からの脱出』成功しました

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 よだかのレコードさんの初期公演でありながら、何度も再演されている名作と名高い『注文の多い料理店からの脱出』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ストーリー

ある日、山で狩りをしていたあなたは道に迷ってしまった。
日も暮れてしまいあたりは真っ暗ーー。
そんな時、遠くに妙な灯りを見つけた。
おそるおそる近づいてみてると、そこには煌々と明かりの灯るレストランがあった。
「西洋料理店・山猫軒」と看板がかけられている。
あなたは喜んで中に入った。
テーブルに着くと、あなたには多くの注文がつけられた。
妙に思いながらも、注文に従い料理を待つ。
しかし料理はなかなか出てこない。
そんな時、厨房から恐ろしい会話が聞こえてきた。
「今夜の人間はとびきり美味しそうだ」
あなたが慌てていると、たくさんの料理が運ばれてくる。
全ての料理が並んだ所で、大きな大きな山猫が部屋に入ってきた。
「山猫軒へようこそ。我がレストランの料理、ゆっくりとご堪能ください」
山猫は恐ろしい目であなたをみると、部屋を出て行った。
このままでは、山猫に食べられてしまう!
あなたは山猫の経営する人食いレストラン・山猫軒から脱出することはできるのか!?

http://www.yodaka.info/event/1801chumon/

感想

 宮沢賢治の『注文の多い料理店』をモチーフにしたリアル謎解きゲーム。
 前々から気になっていた公演なので、再演は嬉しかったです。正月早々に予約して、最初の回を予約して参加してきました。受付に栗原さんいらっしゃいましたが、最初の回ということもあり司会はへるおさんでした。


 謎解きとしては、けっこうストレートだったかなあ、という印象です。
 単に解けるメンバーに恵まれたということかもしれませんが、さくさく進行でした。
 最後の大謎も15分残しで解き終えることができて、余裕をもって脱出成功でした。


 名作と言われるのも納得の力作でした。
 実際に手を動かして、あれやこれや解いていくのは快感で、よだかのレコードらしさに詰まっていたように思います。
 導線的なところでは、若干、首を傾げなくもないのと、別解……までは行きませんが、解釈が分かれるなあというのがあって、ほんの少しもにょもにょしましたが、そこは、昔の公演なので、その洗練されてなさ含めて楽しむのが再演というものでしょう。

終わりに

 来月まで続く再演が終わったら、リピーター向け公演として『注文の多い料理店からの脱出GOLD』が始まる予定です。
 よだかのレコードさんのリピーター向け公演は、リピーター向けの名の下に、実質的な続編を作ってくることに定評があるので、こちらも参加予定です。楽しみ楽しみ。