雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

キャバクラ嬢をあの手この手で売り込め『それでもウソは言ってない 呼び込み編』を遊びました


f:id:sinden:20171228182434j:plain
 カレーラーメンさんのゲームマーケット2017秋の新作『それでもウソは言ってない 呼び込み編』を遊びました。
 キャバクラのキャッチとなって、自店舗の女の子を、他のプレイヤに勧めるコミュニケーション要素のあるブラフ系のゲーム。
 けっこう、いえ、かなり面白かったです。
 が、テーマがテーマなので、好みは分かれそうです。


f:id:sinden:20171228180746j:plain


 言ってしまえば『ごきぶりポーカー』でしょうか。
 カードは「優しい」「明るい」「巨乳」といった得点カードと、「馴れ馴れしい」「コミュ障」「デブ」などの失点カードに分かれています。手番プレイヤは、3枚の手札の中から1枚を選び、裏向けにして場の中央に差し出しながら、


「うちの店、良い娘いますよ~。おおらかで、包容力があって。ほら、お兄さんの疲れた心をほぐしてくれる、癒し系ですよ」


 と売り文句を口にします。
 これに対し、他プレイヤは、それが得点カードだと思えば、リアルタイムでカードに触れることができます。全員が失点カードだと思い、一定時間、誰もカードを引き取らなければ、手番プレイヤが引き取ることになります。
 たとえば、上記の売り文句に対し、


「素晴らしい女の子に違いない!」


 と思って手を伸ばしてみたら「デブ」と書かれた失点カードだったりして、


「ちくしょー、騙された!!」


「いえいえ、ウソは言ってませんよ。ウソは……」


 みたいな流れになるわけです。
 逆に得点カードは、誰にも引き取られたくないわけで、


「んー、まあ、一緒にいると楽しいですよ。いろいろと、気遣ってくれますし」


 と、若干、奥歯に物が挟まったような言い方で「優しい」と書かれた得点カードが、誰の手にも渡らないように仕向けるのですが、


「怪しい! きっと、良い娘なんだ!」


 と、あっさり奪われたりするので、加減が難しいです。
 しまいには、


「この女の子はですねー、オススメしません」


 みたいな謎の売り文句に発展したりします。
 秋山が遊んだときは男性2名女性2名の計4名で遊んだのですが、どちらかと言うと女性の方が食いつきがよく、


「オススメしないのは、ちょっとぐいぐい来すぎるからですね」


「夜はどうなの? 夜は?」


「夜? んー、夜も、ぐいぐい来ますよ」


「分かった! 取ろう!! ……あちゃー『馴れ馴れしい』だったあ。なるほどねえ、物は言いようね」


 と、ふしぎな盛り上がり方をしました。
 遊んでいる我々も充分に楽しかったですが、他のテーブルの方々が、


「彼らは、いったい何をやってるんだ??」


 と、ざわざわしていたのも面白かったです。
 冒頭に記した通り、メンバーを選ぶでしょうが、けっこう楽しいので、オススメです。最終的に引き取ったカードを、皆で見比べるのも楽しいです。


f:id:sinden:20171228182210j:plain