雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

小説と謎を読み解き、幻の小説を手に入れる『古書店まんせい堂奇譚』クリアしました

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 タカラッシュ! の大人向けイベントを手がける、takarush BLACK LABELによる『古書店まんせい堂奇譚』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ストーリー

古書店まんせい堂。それは、文学好きの者たちの間で噂が囁かれている、
不可思議な古書店の名です。
mAAch ecute神田万世橋に稀に現れるというそこは、
日本のあらゆる文学作品が集う夢のような場所だと言われています。


偶然まんせい堂を訪れたあなたは、
4編の小説と不可思議な謎を店主から手渡されました。
それは大正時代、万世橋駅で開かれていた文学サロン「十日会」に伝わる秘密。
芥川龍之介たちが参加していた「十日会」のメンバーだけが
読むことが出来たといわれる幻の小説の在りかを示すものでした。
今、小説たちと謎を携えて、あなたの物語が始まります。

http://blacklabel.takarush.jp/promo/maach/

遊ぼうと思ったきっかけ

 だーって、小説ですよ?
 小説を読み解き、謎を解くことで、幻の小説を手に入れることができるんですよ?
 これは、もう行くっきゃない! そう思って、仕事帰りにふらっと立ち寄ってきました。

感想

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 良かったです。
 良かったは良かったんですけれど、やっぱり秋山にとって謎解きとは、時間制限のある公演タイプの物であり、あるいはじっくりと取り組める持ち帰り謎であり、周遊タイプは、好みではないのかもしれないということを、あらためて再確認しました。


 mAAch ecuteが舞台と言うのは良かったです。
 実は、神田や秋葉原のあたりは仕事でよく行く場所で、最低でも月に2回や3回くらいは、ふらふらしています。mAAch ecuteも、幾度となく通りがかったことはあったのですが、なにやら複合施設があるなあという印象しか抱いていませんでした。
 まさか、神田御茶ノ水間に、かつて万世橋なる駅があり、そのエリアが当時の面影を残しつつ商業施設として復活したものがmAAch ecuteだったとは、です。


 今回の周遊では、万世橋駅の歴史に触れることができ、こんな身近に、こんな過去があったのかと驚き半分、楽しさ半分でした。


 謎としては、タイトルやストーリーから察せられる通り、文章を読むという要素が多く、どちらかと言うと、ぱっぱと謎を解いて、どんどん次のチェックポイントに行くというよりかは、ソファやベンチに腰掛けて、ある程度、がっつりと読んで、それからおもむろに移動する、みたいな感じでした。
 秋山は室内のベンチに腰掛けて解いたのですが、自動ドアが空くたびに冷たい風が吹き込んでくるので、けっこう寒かったです。まあ、時間も遅かったですからね。仕事帰りだったので、17時過ぎにキットを購入し、クリアしたのは19時15分くらいでした。帰る頃には、けっこう暗くなっていて、mAAch ecuteの違う顔も見られて良かったとは思いましたが。


 希望としては、SCRAPの周遊でよくある「ここから先は自宅でも解けるので、家に帰ってゆっくりやろう!」みたいのがあると良かったかなと感じました。
 特に、この謎は文章量が多いので、人目を気にしたり、寒さを気にしたり慌ただしく遊ぶよりかは、自宅でお茶でも飲みながら、のんびりと取り組みたかったです。

終わりに

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 調べてみたら、ブラックレーベルの作品に触れたのは、今回が2回目でした。
 初めては『鉄道探偵と8人の容疑者』ですが、これは無料で遊べる、難易度の低い初心者向けの謎だったので、気分的には、初ブラックレーベルと言っても過言ではないかもしれません。やや表現が分かりにくいかなと言うのはありましたが、けっこう歯ごたえがあって良かったです。小説感もありましたしね。