雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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九尾の狐は蘇るのか、蘇らないのか『きつねスイッチ』の感想


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 こっち屋さんのゲームマーケット2017秋の新作『きつねスイッチ』の感想です。
『UNO』に特殊能力と正体隠蔽の要素を組み合わせたゲームです。
 各プレイヤはゲーム開始時に役職カードが配られ、その陣営の勝利に向けて『UNO』を遊んでいきます。
 通常の『UNO』において、自分以外のすべてのプレイヤは敵になるので、誰であろうと積極的にドロー2やドロー4といったお邪魔カードを投げつけていきますが、このゲームにおいて味方陣営への攻撃は悪手です。
 他プレイヤの役職カードを覗き見る特殊能力や、その特殊能力を用いて他プレイヤの役職カードを見たプレイヤの動向を観察しつつ、誰を攻撃して、誰を攻撃しないのか、耐えず見極める必要があります。


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 秀逸なのは、陣営ごとに設定された勝利条件。
 人間はいついかなる瞬間も人間陣営です。
 九尾の狐も、いついかなる瞬間も狐陣営です。
 ただし、第3陣営である狐は、ちょっと異なります。


・九尾の狐がいるときは使命を思い出し狐陣営になる
・九尾の狐がいないときは化けたまま人間陣営になる


 なのです。
 従ってポイントは、全プレイヤのなかに九尾の狐がいるのかいないのか?
 特に、自分が狐だったときや、覗き見たプレイヤの役職が狐だったときに、そわそわしますね。


 3ラウンド遊びましたが、毎回、ちょっとした驚きや発見があって面白かったです。ただの『UNO』派生に留まらないのが良いですね。

きつねスイッチ

きつねスイッチ