雲上四季

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FGOプレイ日記『北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム』(ネタバレあり)

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 次のイベントが始まってしまうと、またメインストーリーを進める余裕がなくなってしまいますし、何よりも続きが気になって仕方なかったので、早めに着手しました。
 と言うわけで、第5特異点。イ・プルー……ええっと、北米です。


 北米と言えば、まあ、近代化ですよね。
 東海岸から上陸し、フロンティア開拓と称し、西へ西へと攻め入って、定規で土地を分断して、州にしていくという強引さ。駆逐されていくシャーマンたち。そして、西海岸に辿り着いてからは、ゴールドラッシュの時代。それから、大量生産。
 サーヴァント的には、土地の精霊を信じるシャーマンの他、リンカーンは、まず間違いなく出るでしょうと思っていました。アメリカが誇る、最もネタにされやすい大統領ですからね。ヴァンパイアハンターになったり。後は、大量生産の象徴として、フォード・モーターの社長であるヘンリー・フォードとか。


 出てきたのジェロニモだけでしたね。
 と言うか、むしろ主になるのはケルトとインドでしたし。


 全体的にスケールの大きい話でした。
 北米神話大戦というタイトルに相応しい壮大さ。
 そして、個々の英霊たちの対決にフォーカスが当てられているように感じました。それぞれに見せ場があると言うか、単体で魅せるのではなく、2人セットにすることで魅力と魅力を掛け算にしているのを感じました。


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 今までの特異点でも、うっすら感じていたけれど、今回、特に強く感じたのは、いきなりクライマックスをぶつけてくるという手法。
 たとえば、ラーマとシータ。
 この2人の、同じ座を共有しているから、通常は出会うことができないけれど、今回は異例中の異例だから同時に召喚されたなんて、プレイヤ的には知ったこっちゃないと言うか「え、そうなの??」くらいの感じでしょうが、そういうプレイヤ側の事情を全力で無視して、

「会いたかった、会いたかった。本当に、本当に会いたかったんだ。
 僕は、君がいれば、それだけで良かった……!!」

 と、それまでの一人称「余」が「僕」に変える台詞は、どうしてか名言に聞こえ、思わず涙を誘います。


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 アルジュナとカルナもそうですよね。
 正直、アルジュナと聞いても、『地球少女アルジュナ』しか思い浮かばず、菅野よう子のBGM良いなあとか、坂本真綾の『マメシバ』と『バイク』良かったとか、数学教師の桜井先生は熱かったなあという感じです。
 なので、彼がカルナとの間に持っている深い因縁も分からず、どうして壮大な戦いを繰り広げることになるかもさっぱりなのですが、まあ、盛り上がるのならばどうぞ。と思っていたら、クー・フーリン・オルタに水を差されるシーンは、さすがに眉をしかめました。おいおい、彼らの戦いを邪魔するなんて、と。
 そして、思いました。
 そう、感じた時点で、すでにしてシナリオライターの術中にはまっているなあ、と。


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 キャラクタ的には、ネロの再登場は嬉しかったですね。
 サーヴァントとしての限界なので、修正され、なかったことにされた第2特異点のときの記憶は残っていませんでしたが。それでも快活にして豪胆な性格は変わらず、思わず嬉しくなりました。
 マシュも、

……ふふ、マスター。
やっぱり、ネロさんはネロさんですね。

 と笑顔を見せていましたが、然り。こういうの好きです。


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 後は、マーリン、何故か脈絡なく登場しましたが、ファウがマーリンだったのですね。
 てっきり、Dr.ロマンがマーリンだと思っていましたが。じゃあ、ロマンって何者なの??


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 スカサハと李書文の組み合わせも最高でした。
 と言うか、李書文、ランサーなんですよね? どことなく、バーサーカー的な要素もありましたが、こういう武に生きるキャラ好きです。


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 エジソンとニコラ・テスラも最高でしたね。
 特にエジソンは迷走に迷走を重ねた結果、ついに、ジョジョにおけるツェペリみたいなことを言い出して、あまりの格好良さに震えましたが、直後に登場したニコラ・テスラが美味しいところを、すべて持っていくというね。
 一度、敵として登場したキャラが、味方になって再登場するという展開が大好物なので、共闘するシーンは、ずっと拳を握り続けていました。


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 そして、忘れてはならないのが、この鋼鉄の白衣。
 ナイチンゲール。
 バーサーカーの。
 これは、もう、ほんとうに天才的な造形ですよね。
 あのナイチンゲールを、バーサーカーにして、こういう方向に狂化させるなんて、ほんとうに人が一生の間にできるかできないかレベルの閃きではないでしょうか。
 今回、ナイチンゲールは、エジソン、アルジュナ、クー・フーリンと、ひとりひとりに問いを投げかけていきましたが、もうその台詞のひとつひとつが、ほんとうに深くて、彼女が登場する度に震えました。


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 第4特異点ほど、全体的なストーリーは進展しませんでしたが、かつてにないほどスケールが大きくと、感動的でしたね。第5特異点は。
 面白いなと感じたのは、現地の人間がいなかったこと。
 今までの特異点では、現地の人間と協力したりして、彼らとの関係性が描かれていましたが、今回の主要登場人物は、全員が全員サーヴァントで、むしろ人間がひとりとして登場しませんでした。
 サーヴァントの記憶は保持されるはずなので、彼らが再び召喚に応じれば、思い出話に花を咲かせることもできるわけで。まあ、今までの特異点ほどは、切なくないですね。


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 さて、次の特異点は『神聖円卓領域キャメロット』いよいよアーサー王の登場ですね。
 てっきりアーサー王が出てくるのは、最後の第7特異点だと思っていたので、若干、驚きです。

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 前回のプレイ日記はこちら。
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