3周年のときに本気を見せてくれたグラブルのシナリオイベント『どうして空は蒼いのか』。
あの最高のシナリオに、4周年を記念してまさかの続編でした。
と言うわけで『失楽園』の感想です。
いや、素晴らしかったですね。
ほんと涙もろいので、今回は涙を堪えるのに必死でした。
ベリアルという俗キャラが破壊するグラブルの上品な世界
Twitterを見ていても大人気でしたが、ベリアルは尖ってましたねー。
彼の俗っぽさを見て、改めて感じたのですが、グラブルは全体的にめちゃくちゃ上品でしたよね。
4年間かけて築き上げた、その上品な世界観を根底からひっくり返さんとするベリアルの台詞の数々には、けっこう驚かされました。
ハールートマールートに見る声優加藤英美里の本気
2人で1組となるハールートとマールート、声優はどちらも加藤英美里なんですけれど、これねえ、すごいですね。
同じひとの、同じ声であるにも関わらず、2人の性格が声に乗ってるんですよ。
ほんと、声優の本気を見ました。
サンダルフォンという者に、私の言葉を伝えて貰いたい。
このくだりは傑作中の傑作でしたね。
首というサブタイトルの時点で、嫌な予感がしていましたが、まさかの天司長ルシフェルが死亡からの、引き継ぎとは、まったく予想していませんでした。
私は……思った……
「問い」は「願い」なのだと……
(中略)
どうして……
どうして空は蒼いのか……
(中略)
私の問い……は……
もう一度あの中庭で……君と珈琲を……
このタイトル回収からの、問いという形での願いは、卑怯なくらいですよね。
後、たまたまこのシーンは自宅で遊んでいたので音声ありでプレイしていたのですが、アドリブなんでしょうか、台詞として表示されない部分を声優が喋っているところは鳥肌が立ちました。
特にサンダルフォンの、
ルシフェル……──
ですよ。
名残惜しむように、そっとつけくわえられた「様」には感動しました。
終わりに
ベリアルと黒幕(ベルゼバブ?)の登場、ルシフェルの死、サンダルフォンの加入と、いろいろと変化が起こりましたが、物語的には、まだまだこれからですよね。ベリアルとの決着もついていませんし。5周年のタイミングで、第3弾が来るのか、その前に進展があるのか。
楽しみです。