雲上四季

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

ちはやふるコラボ『新設かるた部廃部の危機からの脱出』の感想

f:id:sinden:20180319174143j:plain
 映画『ちはやふる -結び-』の公開を記念して開催された、リアル脱出ゲーム『新設かるた部廃部の危機からの脱出』の感想です。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

概要

あなた自身がかるた部の部員として5人1組の団体(チーム)を組み、謎を解き明かす体験型ゲーム・イベントです。ゲームの途中では「ちはやふる」の登場人物からアドバイスをもらう場面もございます。

https://mysterycircus.jp/topics/1132

脱出率(秋山が参加した回)

参加:6チーム
成功:2チーム(脱出率:33%)

感想

f:id:sinden:20180319174203j:plain
 最初に申し上げますと、

※本イベントは公演として実施の予定はございません。

https://mysterycircus.jp/topics/1132

 とのことで、キャンペーンに申し込んだ方のみが遊ぶことができる、貴重な公演でした。
 秋山は残念ながら応募したものの当選しませんでしたが、ぺこらさんが当選し、同行させてもらい遊ぶことができました。


 形態としては5人1組のホール型です。
 初期SCRAPのように、複数人で来ても強制的に別々のチームに案内されるスタイルでした。
 確かに、多くの方が2人1組で来場することを考えると、5人1組を作ろうとすると、2人2人1人になってしまい、バランスが悪くなってしまうから、最初からバラバラにすることにしたのでしょう。
 ただ、周囲を見ていたら、親子連れの方は同じチームだったり、バラバラにした結果、5人に満たないチームが出来ていたり……そもそも空席が目立ちました。
 まあ、当選チケットが届いたのが1週間前だったので、すでに予定を入れてしまっていたり、遠方の方は当選したものの来場しにくかったでしょうし、仕方のないことなのかもしれません。


 さて、公演の外側は、これくらいにしておきまして、謎解きの中身につきまして。


 めっちゃ面白かったです!


 いや、これが4日間限定。
 しかも、当選者のみというのは、いかにももったいないですね。


 調べてみたら、秋山が『ちはやふる』を読んでいたのは2009年から2010年に掛けて。
 ざっと8~9年前です。
 だいぶ記憶が曖昧でしたが、謎解きを進めていくうちに、ちはやの、マジでかるたが好きなところを筆頭に、各キャラのかるたに対する想いや、お互いに対する淡い恋心とか、様々な青春模様が、脳内に去来して、同卓した方が、


「めっちゃいい!」


「たぎる」


「鼻血でる」


 と連呼していたのを横で聞きつつ、脳内で、


「分かる……」


 と深く同意しつつ、賛同の意を示すのが気恥ずかしく、そっと謎解きに集中していたのでありました。
 謎それ自体は、歯ごたえのあるレベルでした。
 メンバーに恵まれたこともあり瞬殺してしまったのですが、隠し要素……と言うか、原作リスペクトな小ネタが多めで、余った時間は、それらを発見しては和気あいあいと騒ぎ立てました。
 今まで原作愛に満ちたコラボを得意とする謎制作団体と言えば、あそびファクトリーという印象でしたが、SCRAPもぜんぜん負けてないですね。むしろ良かったです。


 肝心の結果は、脱出成功。
 廃部は免れました。

終わりに

f:id:sinden:20180319174223j:plain
 繰り返しになりますが、これが限定公演で、再演の機会が望めないのは、ほんとうにもったいないです。
 小道具が充実していて、謎解きの完成度も高く、それでいて原作愛にあふれている良公演と呼ぶに相応しい公演でした。
 久々に『ちはやふる』を読み返したくなりました。