雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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FGOプレイ日記『悪性隔絶魔境新宿』(ネタバレあり)


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 ぜんかいまでのあらすじー!
 西暦2015年、魔術が成立していた最後の時代。2016年を最後に人類は絶滅することが証明されてしまった。原因は歴史上に突如として存在しはじめた特異点。特異点が特異点としてある限り、人類史は終焉を迎えてしまう。この結末を回避するには、その身を霊子転移し、過去に時間遡行し、狂った歴史を修正すること。
 と言うわけで、無事に修正完了したのもつかの間、やっぱりなんか変ということで始まった第1.5部の亜種特異点1『悪性隔絶魔境新宿』をクリアしたので、その感想です。

犯罪界のナポレオンによる悪が探偵に勝利する世界

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 いやあ、今回は最初から最高でした。
 もう秋山の好きな要素しかありませんでした。アラフィフ紳士、名探偵ホームズ、悪VS正義。新宿という土地もホームグラウンドですしね。好きなものと好きなものの掛け算なので、そりゃあ、もう楽しくないわけがないです。

名探偵ホームズの挨拶

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 よっ、ホームズ!
 最初は巌窟王の格好をしていましたが、彼にそれほどの思い入れはないので(「待て、しかして希望せよ」という決め台詞は超絶かっこいいと思いますけれど)、なんで巌窟王なんだろうなあと思っているうちに、そう言えばホームズは変装の達人であったことを思い出し、あ、そういうことか、と。
 彼が、まだ巌窟王の格好をしていた頃に「本来は全貌が分かってから言いたいのだけれど、仕方がないから言うよ」みたいなくだりは伏線だったわけですね。

アルトリア・オルタとジャンヌ・オルタ

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 この、ふたりの掛け合いも最高でしたね。
 お互いにオルタなので、表面的には邪悪だし、悪を是とするけれど、根底においてマスターを気にかけているところが、とにかく最高でした。
 後、今回はジャンヌ・オルタが特に良かったですね。考えてみればジャンヌ本人は、若干、人間味が薄い気がしますが、オルタはめちゃくちゃ人間が出ていると言うか、欲望の塊と言うか、それゆえに復讐者(アヴェンジャー)と言うか、彼女の生きることに対し真剣な感じ、大好きです。

Dr.ロマンのいないカルデア

ダ・ヴィンチ「いやー、すまないすまない。ちょっと興が乗りすぎたようだ」
ダ・ヴィンチ「以前なら──。あ、いや何でもない」
マシュ「……はい! ともかく、座標によればもうすぐ最上階です」
マシュ「サーヴァントの反応もあります。どうかマスター、気をつけて下さい……!」

 これは、ダ・ヴィンチちゃん失言ですよねえ。
 でも、作中の時間軸を考えると、ゲーティア戦においてDr.ロマンが消滅したのは、つい先日のことであるわけで、ついうっかりと言うか、致し方ないと言うか。でも、それでも、こういうちょっとしたシーンで、悲しさを刺激してくるのはずるいです。

アルトリア・オルタとエミヤ・オルタ

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 このふたりの共闘も、また激しくテンションが上がりますよね。
 セイバーとアーチャーならまだしも、このふたりもまたオルタ化しているわけですからね。素直じゃありません。

ただ推理する幻霊探偵たち

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 これは、まったくの想像の埒外でした。
 まさかブラウン神父たちの海外古典ミステリから名探偵たちが駆け付けてくれるとは! そして、しれっとディスられるエルキュール・ポワロにくすりと笑いがこぼれます。探偵たちって、作品にひとりなら良いですけれど、集まったら集まったでうるさそうですね。

おまえが犯人だ!!

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 選択肢にほとんど意味がないFGOにおいて、最もタップする瞬間に指先が震える選択肢ではなかったでしょうか。
 そして、物語に支配された新宿において、犯人であることを証明することで弱体化するという流れも、実に好みです。モリアーティの妄念を思うと、さぞ悔しかろうと思いますが、その敗因は彼の正義の心と思うと、なんだか微笑ましく、救いもあるように思います。

終わりに

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 ラストは証明完了(Quod Erat Demonstrandum)で、ミステリ感あります。
 いやあ……良かったですね。
 後、なんだかんだ言って、やっぱりアルトリア・ペンドラゴンは『Fate』の看板役者ですよね。オルタとは言え、彼女がいるだけで、俄然『Fate』感があります。
 さて、次はアガルタです。でも、その前に、そろそろ書いていないイベントの感想かしら。