雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

仕事は他人に振って定時に帰ろう『社長は定時で帰る』の感想


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 ラジエルさんのゲームマーケット2018大阪の新作『社長は定時で帰る』を遊びました。
 これは、激烈に面白かったです。


 遊び方はシンプル、4枚の手札から1枚を選び「いっせーのーせ」で出すだけです。
 このとき、役職が飛び抜けて高いひとがひとりだけの場合は、そのひとりが責任を持って仕事することになり、他のひとは出世することになります。
 しかし、直属の部下、つまり、数字がぴったりひとつ下の役職がいる場合は、部下に仕事を押し付けて、先に帰って出世することができるのです。


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 ホワイトなんだか、ブラックなんだか、よく分かりませんが、プレイ感は面白いです。
 特に直属の部下に仕事を押し付けるのは連鎖して、たとえば新人がバイトリーダーに仕事を押し付け、その仕事をリーダーがバイトに押し付けたりするのは、なんとなく社会の縮図みたいな感じで面白いです。


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 読み合い的にも、けっこう深くて、他プレイヤの動向を見つつ、ある程度、考えて出していかないとすぐに上がられてしまうのでハンドマネジメント的な要素もあります。


 アートワークも可愛らしく、数字が上がることで役職が上がると同時に、じょじょに年齢が上がったり、風格を帯びるようになってくるイラストが、良い味を出してします。
 シンプルでありながら奥深い。
 というキャッチフレーズを持つゲームは、数多いのですが、このゲームは、その中でも頭一つ抜けているように感じました。ひとつ持っておくと絶対に重宝する、マストバイなゲームです。